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【daigo cafe(大子カフェ)】わさび丼をおしゃれなカフェで@茨城県大子町

daigo cafe わさび丼

みなさんこんにちは。ぼっちメシ研究所のjamです。

わさび丼をいただけるお店があると知って、茨城県大子町にある素敵な古民家カフェ daigo cafe に行ってきました。

おしゃれカフェでいただくわさび丼。はたしてしてそのお味は?

ちなみに、茨城県の大子町には、日本三大瀑布 のひとつ、袋田の滝 があるんですよ。

大正ロマンにどっぷりと肩まで浸れちゃう素敵な古民家カフェ daigo cafe

事前に駐車場の有無を調べたところ、「大子町文化福祉会館 まいんの駐車場を使ってください」とのことなので、まいんの駐車場に車を止めさせてもらいました。目の前の通りを歩き、昭和の香りが色濃く残る商店街のなか、お店のほうを目指し、ヨチヨチと歩きます。

ちなみに、この通りは一方通行なので、まいんの駐車場を行き過ぎてしまうとUターンできません

お車でお越しの際はお気をつけて。

歩き出してすぐに壁にdaigo cafeの案内を発見。

駐車場から200mほどの距離です。

お店の外観。

左手の建物がdaigo cafeです。大正時代、約100年前に建てられた商家をリノベーション。

この写真、カメラのホワイトバランスの設定を室内に設定したまま撮ってしまったもんで、軽くセピア調になってます。正しいホワイトバランスに調整できないこともないのですが、なんだかこんな色合いも、古民家カフェのレトロな雰囲気にマッチしている気もするので、あえて修正は無しで。

断じてメンドクサイわけではない。断じて。

断じて。

お店の前にはメニューの看板。

拝見するに、メニューのトップは奥久慈しゃもの料理。

わさび丼をお目当てに来たのですが、奥久慈しゃも料理に激しく心が揺さぶられます。

この奥久慈とは、福島県から太平洋に流れれる久慈川の上流地域のコトです。ここ、大子町も奥久慈に属します。その奥久慈しゃも(軍鶏)は、この奥久慈で飼育されているブランド地鶏。日本三大地鶏の一つに数えられています。

ちなみに、日本三大地鶏とは?

(1) 比内地鶏
(2) 名古屋コーチン
(3) 薩摩地鶏
(4) 奥久慈しゃも

え、4つ?

はい。4つです。どうやら明確に3つを決めあぐねているご様子。なら、日本四大地鶏じゃダメなんだろうか?

それはさておき、大子町ははりんごの産地でもあります。なのでりんごを使ったスイーツ夢見るりんごも気になるところ。

オーダー

通りに面してカウンターが配置されてます。モスグリーンのフカフカな椅子。

カウンターとは、ボッチの指定席。言うなれば、ボッチの聖域(サンクチュアリ)。

カウンターの前の通りは、のどかな田舎の通りそのものなので、車や人の行き来はほとんどありません。目にも耳に静か。居心地がよい。雨の日なんかに、この席に座って通りを眺めつつ、コーヒーを啜ながら ぼへぇぇー っと、なにもしない無為な時間を過ごしてみたい。

お店のスタッフの方に2人掛けの席に案内されます。

あれ、カウンターじゃないの?案内されるままに2人掛けの席に着いて、 いつも通り ぼへぇぇー としていると、すぐにメニューとお冷が運ばれてきました。

夏らしい、涼し気なブルーのグラス。

お昼の時間帯を外したので、他のお客さんは少なめ。

お冷を運んでいただいたスタッフの女性に、さっそくわさび丼をドリンクセット(+¥250)で注文。もちろん、夢見るりんごもいっしょにね。

しばし店内をプラプラ

 

お料理がでてくるまでのあいだ、店内をぷらぷら。

店内には雑貨、お土産などがならんでます。

 

これはポストカードかな。

味があります。ちょっとほしいけど、あいにく葉書を出す相手が居ません。

リンゴジュースやお茶なんかも。

先ほどのスタッフさんから「コーヒーを出しておきましたね」とお声がかかりました。ここのスタッフの皆さん、すごく感じがイイですね。

テーブルに戻ると、大子ブレンドのアイス珈琲。

香り、苦み、ともに濃ゆい。好みのコーヒー。

 

奥久慈生わさび丼

わさび丼。

コーヒーを頂いていると、ほどなくしてわさび丼が運ばれてきました。待ってました。このお茶碗は、ご飯が大盛りでも十分に余裕があるくらいの大きさ。ご飯は玄米です。写真右下の黒い器にはお醤油が入ってます。

スプーンとお箸が付いてきます。どちらを使うか、または両方を使うのかはお好みで。私はお箸で頂きましたが、玄米は精製した白米に比べるとパラパラしているので、スプーンの方が正解だった気がする。

わさび、アボカド、鰹節、白ごま、刻み海苔。

わさびがのっている葉は「わさびの葉」だそうです。大葉じゃないですよ。

鰹節はちゃんとした削り節。温かいご飯の上でクネクネと身をよじりながら踊ってます。こういう削り節を見るのって、ずいぶん久しぶり。なつかしい。

みそ汁が無いのはちょっと寂しいが、ここは定食屋ではなくてカフェですから。味噌と鰹だしが香るカフェなんて嫌でしょう?これでいいのです。

わさびの茎の醤油漬け。

茎のコキコキとした食感と、醤油、わさび、白ごまのアクセント。お箸使い、お上品に一つ一つを丁寧に摘まんでいただきました。

が、ホンネを言えば、これを白いご飯にぶっかけてカッコミたい。あ、ここでスプーンを使えばよかった。

 

わさび。

八溝山(やみぞさん)のわさびだそうです。

けっこうツンとくる。

驚いたのは、わさびの葉。こちらの方はガッツンとくる。予想外の強烈なブローを鼻の奥に叩き込んでくれます。

森のバターとも言われるアボカドが、力強い力でこのわさび丼を「ちょっと変わったサイドメニュー」から「名物の逸品料理」へと引き上げてます。アボカド、GJ。

ただ、アボカドはわさびに対して強すぎな感じが無きにしも。ことによると、アボカド丼になりかねない危ういバランス。とはいえ、このわさび丼、たいへん美味しく頂きました。

ごちそうさまです。

 

しかし、育ち盛りど真ん中の私には、ドンブリ飯の1つではちょっとモノ足りません。せっかく大子町まで来たことですし、奥久慈しゃもカレーも追加で頂きましょうか。

「あ、すみませーん」

さらに店内をプラプラ

奥久慈しゃもカレーを追加注文。

「え、コイツまだ食うんだ?」と言いたげな周囲の視線は無視して、ふたたび店内をぷらぷら。

こちらはカウンターのステキ照明。

ステキさを強調したかったので、この写真はちょっと色を強調してます。

おかげで背景のグリーンがだいぶ不自然。

ステキ照明その2。

大子町で採れた新鮮なお野菜も売ってます。

 

こちらはパプリカ。

奥久慈しゃもカレー

奥久慈しゃもカレー。

女性のスタッフさん配膳してくれました。右手にコーヒー、左手にカレー。テーブルの間を速足で縫って歩く手慣れた所作の美しさに感心。

サラダのカップも一緒にのったワンプレート。なんとも大胆。

 

カレーも玄米です。

粒が立ってますね。このご飯、おこげ的な香ばしさがあるんですが、どうしてだろう?ひょっとして土鍋炊き?

サラダ。

水菜、ミニトマト、ニンジン、紫キャベツ、クルトン、シーザードレッシングのサラダ。

水菜ってシーザードレッシングが合うんだね。こんど家でもマネしてみよう。

カレールー。

玉ねぎ、なす、パプリカ、あと、たぶんトマト。

キーマカレーのようなルーがベースにあって、ミルクでマイルドにした感じ。スパイシーさとマイルドさが両立してます。普遍的なカレーを一段アップグレードしたような。辛すぎず、甘すぎず。

これはお子様からお年を召した方まで、どなたでも美味しく頂けるんじゃないでしょうか。キーマカレーよろしく具材は細かく刻んであるので、誤飲とかのの心配もないし。

ルーには奥久慈しゃもがごろっと、ってのを期待してましたが、ツナ状に細かいフレーク状でした。しゃもをもしゃもしゃ食べたかったぜ。

 

夢見るりんご

しゃもカレーにガッツき、早々に追加したカレーを平らげたボッチに対し、嫌な顔ひとつせず、先ほどの女性スタッフさんがお声をかけてくれます。「デザートをお持ちしてもよろしいでしょうか?」

あ、そうだ夢見るりんご!

余白の美しさ。

りんごのつや。

艶やか。

フォークで割ってみると、リンゴがごろっと。

パイ生地かと思ったら、さつまいも。さつまいもの甘さのなかに、りんごとチーズの酸味。

ベリー系のソース。

クランベリー?ラズベリー?

色々あるベリー系の果物の味があんまり判別がつかない私。

キウイ、オレンジ、ブドウ(?)。

ミント。

こういうの、ありがたい。さっぱりします。

 

ごちそうさまでした。

 

daigo cafe店内についてのあれこれ

 

すりガラスの白さと、窓枠の黒が互いに引き立てあってステキ。

さらに白と黒に、木のやさしい色合いが、これまたステキ。

つまり、ステキな空間。こんなトコに住みたいわ。

 

引いてみるとこんな感じ。

照明が落とす柔らかい光もいいですね。うん、やっぱこんなトコに住みたい。

なによりエアコンディショニングが完璧。エアコンと扇風機を並行運転してました。

店内に直射日光が一切はいらないので「エアコンの風は寒いけど、日光が当たって暑い」という理不尽な目にあうことがありません。とにかく快適な空間。ここの子になりたい。

アジアンテイスト。

なんだか漢方薬とか調合してくれそう。

右下の額に飾ってある写真は、このお店のベースとなった商家が立ったころの写真。つまり100年前の写真。感慨深い。

 

daigo cafeのメニュー(ランチ)

お店の場所

車の場合は118号線から461号線に入ります。

 

 

お店の情報

営業時間

11:00~18:00 (L.O.17:00)

定休日

水曜日

駐車場

お店に駐車場はありません。

お車でお越しの際は、お近くの大子町文化福祉会館「まいん」、駅前有料駐車場、大子町役場などをと利用くださいませ。

電話

0295-76-8755

その他

ぜひ、また行きたい。

正直に言えば、わさび丼を食べるという観点に立つと、私は東海村の悠久庵の方に行くと思う。あそこのわさびご飯はシンプルで、わさびの魅力一つで勝負をしている潔さにシビレる。だけど単純に「また行きたい」と思わせてくれるのはこちらのdaigo cafe。なんせ居心地が良い。それはボッチにとっても。

お店の入り口に貼ってある「駐車場のご案内」

「この建造物は貴重な国民的財産です」

お店には駐車場がありませんので、お車の場合はこちらに駐車してください。

この通りは一方通行なので、この看板を見逃さないでね。

通りの奥に常陸大子駅が見えます。