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【そば切り一兵衛】食レポのレジェンドが愛する蕎麦! そんでもって笠間陶炎祭の会場にもメチャ近い@茨城県笠間市

そば切り一兵衛は、笠間芸術の森公園の真向かいに店を構える。

むかし犬を飼っていたころは、週末になるたびに笠間芸術の森公園へと通っていた。

週末の昼時なんかに一兵衛の前を通ると、必ず長い行列ができている。

その長い行列を見るたびに「ああ、きっと美味しい蕎麦を出す店なんだろうなぁ」と思い、ずっと気になっていたのだが、犬を連れた私が店に入ることはなかった。

そば切り一兵衛

やぁ諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

 

あれから数年が経ち、すっかり毎週末の笠間詣に出掛けることは無くなったのだが、ふとしたことがキッカケでそば切り一兵衛のことを思い出した。

長い間ずっと、ずーっと気になっていた念願のそば切り一兵衛でお蕎麦を食べたい。

お店の外観

こちらがお店の外観。

写真が妙に高い視点となっているのは、向かい側「笠間芸術の森公園」の駐車場から写真を撮ったから。

すでにお昼をだいぶ過ぎた時間だというのに、一兵衛の駐車場は先客のクルマで満車だ。

店内の写真を撮りたいので、先客がはけるのを待つ。公園で時間をつぶしながら。

1時間ほど公園をブラブラしながら、先客たちが食事を終えて店をでるまでの時間をつぶす。

そろそろかなと、店の前に戻ってみると、先客のクルマは無くなっていた。

いい頃合いだ。

打ちたてをアピールする木製のドでかい看板。

蕎麦と言えば、挽きたて打ちたて茹でたて、の3たて。

この3たてこそが、美味いお蕎麦のお約束ってやつ。

それにしたって、ここまで打ちたてをアピールするとは。

気が付けば、駐車場のはじっこに2台のバイクが停まっている。

と言うことは、店内にはまだ客が残っているってことか。

しかし困った。店内に客がいては写真を撮ることができない。

しかし、きっと店内に残っているこのバイクの客たちも、じきに食事を終え店を出ていくことだろう。

そんな、都合の良い身勝手な予想のもとに、とりあえず店に入ってみる。

なんせ、時刻はすでに午後2時を回っている。

腹がへって仕方がない。

暖簾をくぐり、店に入ると「いらっさいませー!」と元気に迎えられる。

てっきり、店主夫婦が営む小さなお蕎麦屋さんだと思い込んでいたのだが、出迎えてくれた花番さん(ホールスタッフ)は、3人の妙齢な女性。

コンパクトな店内の奥には、小上がりの3卓。

その反対側には、6人掛けのテーブルがあり、3人の男性客が座っていた。

いかにもバイク乗りってな風貌。

3人はすでに食事を終えていて、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気でおしゃべりをしている。

しばらくすると、彼らは会計をして店を出て行った。

店の中央にはテーブルがあり、片側に椅子が4つ。

そして反対側にも4つ。椅子は合計で8脚。

ここがカウンター代わりの席になっている。

蕎麦屋ではわりとよく見るスタイルのカウンター。

中央のテーブルに座る。

テーブルは相当に年季が入っていて、表面のニスが所どころが剥げている。

いったい、どれくらい料理の上げ下げを繰り返したら、テーブルのニスって剥がれるのだろう?

奥では、白いタオルを頭に巻いたご主人が蕎麦を打っている。

あの人が一兵衛さんだろうか?

奥の6人掛けのテーブルに座っていた3人連れの客が店を出ていくと、女性スタッフの1人は店の外にまで見送りに出ていく。

しばらくして、客を見送りに出た女性スタッフが店内に戻って来た。

すると、テーブルを片付けていた別の女性スタッフが、彼女に尋ねた。

「バイクが2台だったでしょう? なんで3人連れなのに、バイクが2台なんだろ?」

「あぁ、1台はタンデムよぉ」

なるほどタンデム(二人乗り)

しかしそれにしても、蕎麦屋でタンデムなんて、そんな言葉を耳にするとは思わなかった。

壁には多くのサインが飾られている。

備え付けのメニューを拝見。

その表紙には「常陸秋そば」の文字。

茨城県で美味い蕎麦といえば、常陸秋そば。

この蕎麦を使っている店の前には、たいてい赤紫色の「常陸秋そば」のノボリが出ている。

蕎麦は、せいろ田舎白雪の三種類から選べるようだ。

せいろと田舎は同じ値段だが、1日10食限定の白雪はせいろと田舎よりも、おおむね100円ほど高い。

田舎

そばの実を殻ごと石臼で挽いた昔ながらの黒っぽいおそばです。

ちょっと太めにうっております。

蕎麦の風味、甘みをお楽しみください。

せいろ

そば殻を取りのぞいた実を石臼で挽きました。

細目に打っております。

のど越しと食感をお楽しみください。

白雪

そばの実の芯の部分だけの粉を湯ごねでつないだ真っ白いおそばです。

そばの神様と言われた片倉康夫様が初めて昭和天皇にこの白雪を献上しました。

またの名を『御前そば』ともいわれております。

色味とのどごし、食感をお楽しみください。

蕎麦とご飯もののセットメニューが充実していて、そのどれもが美味そう。

それゆえに大いに迷う。

イベリコ豚のつけそば。

これだ。

なにかビビビっと来た。

今日のランチは、こいつに決まりだ。

蕎麦にとってのアルティメイタム・パートナーとは、誰がなんと言おうと豚肉に決まっている。

蕎麦 × 豚肉。

これこそがまさに最適解ってやつ。

サイコーの組み合わせ。

しかし、蕎麦にあう食材ランキングの1位は大根おろし。こればかりは譲れない。

で2位が豚肉。

あ、いや、もしくはワカメ。

イベリコ豚の特徴ってのは「脂身はさらりとして・・・オレイン酸を多く含んでいます」ってことらしい。

へぇ。

壁にかかるサインの数々をぼんやりと眺めつつ、蕎麦の到着を待つ。

イベリコ豚のつけ蕎麦が到着。

田舎蕎麦は、太打ちの蕎麦。

これは太打ちってよりも、その見た目から受ける印象は平打ち

きし麵っぽい蕎麦の麺に、きれいなホシが散る。

お蕎麦をコッテリといただくには、不可欠なのが豚。

つけ汁の表面には、ブ厚い豚脂の幕が張られている。

つけ汁がアツアツなのはもちろんだが、器までもがアツアツってところ。

この器を素手で持つなんて、とてもじゃないが無理ってなほどに熱い。

器がチンッチンに熱せられている。

つけ汁の熱だけで、器がこんなに熱くなるわけない。

わざわざ器を温めているに違いない。

そのひと手間を惜しまない店の姿勢に感心し、その気使いに、心がググっと揺さぶられる。

常陸秋そばを使った太打ちの麺が、イベリコ豚の脂を絡めとる。

ズズっとすすり上げてみれば、エスパーニャ産の豚は、茨城産の蕎麦とくんずほぐれつ。情熱的なカルメンを踊りだす。

薬味のネギは、ちゃんと水にさらしている。

シャキッとした心地のよい歯ざわり。

この時期の蕎麦としては、えらく香り高い。

新蕎麦の季節が楽しみ。

イベリコ豚。

つけ汁の中のお肉の量はやや控え目。でも、豚脂はたっぷり目。

豚の脂と蕎麦の組み合わせ。

とにかくこの組み合わせが大好き。

その理由を自分なりに客観的に分析してみて、そして出た答えは「美味い」から。

小鉢には切干大根。

ニンジン、ひじき、それにエノキが入っている。

ちょいと薄めで、甘めな味付け。口の中をさっぱりとさせてくれる。

そうだよな、蕎麦といえば大根は外せないよな。

まさかこんなカタチでお目にかかるとは。

蕎麦といえば、そば湯。

イベリコ豚のつけ汁に注いで、食事をシメる。

 

いや、まだまだシメられない。シメるわけにはいかない。

こんな美味しいお蕎麦は久しぶりに食べた。

もっとお蕎麦が食べたい。

厨房にひっこんだ女性スタッフさんに声をかけ、ざる蕎麦を追加で注文。

すると「おかわりそばですか?」と確認されたが、いま欲しいのはおかわりではない。

ざる蕎麦を単品で追加したいのだ。

ぜひプレーンな蕎麦汁でもって、この蕎麦を改めて味わいたいと思ったのだ。

ふと目を上げた先の壁には「冷たいお蕎麦の食べ方」なる張り紙。

その作法を心に刻み込みつつ、ざる蕎麦の到着を静かに待つ。

追加したざる蕎麦は、せいろ。細打ちの麺。

先の田舎蕎麦に比べると、蕎麦に緑色が濃い。

水切りはばっちり。

この、しっとり感、実にいいあんばい。

せいろ。

一目見ただけで、先の田舎蕎麦とは別ものだとはっきり分かる繊細さ。

辛めの汁とのことだが、それほどでもない。

もし辛いと感じるなら、壁の案内の通り「ちょん」と浸けて食べればいい。

イベリコ豚のつけ汁も文句のつけようもない美味さだったけれど、やっぱりこんなシンプルなざる蕎麦ってはとてもいい。

ざる蕎麦、まるで横綱のような風格。

ネギを蕎麦にのせる。

なるほど、せいろ。田舎蕎麦の太打ちとはだいぶ違っている。

しかし結局のところ、このせいろ田舎も、美味い蕎麦という同じ結論にたどり着く。

ワサビ。

これがまた良いのを使っている。

お蕎麦にちょいとのせて、ズズっといただく。

美味い。

この「せいろのざる蕎麦」。

これは「太打ち蕎麦+イベリコ豚」とはまったくの別ベクトル。

切り干し大根の煮物が再び。

お蕎麦を2人前いただいて、すっかり満足。

デザートとして、なにか甘味が欲しい。

ふたたびメニューを開くと、真っ先にかりんとうまんじゅうが目に飛び込んできた。

かりんとうまんじゅう。

小豆の餡を、黒糖を練り込んだ生地で包んで、油で揚げる。

なんとなく福島県とか宮城県とか、東北のお菓子ってイメージ。

またまた厨房に声をかける。

あらわれた女性スタッフさんに「なんどもスミマセン」と伝えてからかりんとうまんじゅうを注文する。

「お持ち帰りで?」

いえいえ、食べていきます。

注文してすぐにかりんとうまんじゅうが到着。

まんじゅうは、2つ出て来た。

これは嬉しい誤算。

これって出来たて? 揚げたて? とにかくアツアツだ。

口に含んでカリっとやれば、黒糖の甘い甘い香りが鼻の奥をくすぐる。

カリッカリの皮に包まれた餡。

ほんの少しだけ中華饅頭の餡ぽい感じ。

いやもう、こりゃ美味い。

いっしょに提供された緑茶を飲みながら、かりんとうまんじゅうを、心ゆくまで堪能する。

かりんとうまんじゅうの甘さと、緑茶の渋み。

甘い → 渋い → 甘い → 渋い・・・。

この流れが繰り返し、繰り返す。

幸せな無限ループ。

甘味が作るメビウスの輪。

甘美な輪廻。

じつに美味なり。

すっかり満腹になり、会計を済ませて店を後にする。

店を出て振り向けば「おそばのおじちゃん」の暖簾。

子供が描いた絵を暖簾にプリントしたような感じ。

おじちゃん、という単語から推測するに、これはご主人の甥っ子か姪っ子が描いた絵なのかもしれない。

なんだかとってもなごむ。

イベリコ豚のつけそば(2回目)

私には2人の妹がいる。

で、その2人ともが笠間市の在住。

一兵衛の絶品のイベリコ豚つけそばを堪能した数日後。私は妹たちその美味さについて熱弁を振るった。

振るいまくった。

その結果、妹たちは「可及的速やかに一兵衛へと案内するように」との要求を突き付けて来た。

いったい彼女たちは何の権利があって、私にそんな要求をするのだろうか?

その翌日、さっそく妹たちを連れて一兵衛へ。

しかし、すっかり時間読みを間違えて、市兵衛に到着したのは開店前。

入り口には準備中の札がぶら下がる。

開店前にもかかわらず、すでにウエイティング・リストが置かれている。

まだ開店前なので、ほかの客の姿はないのだが、一応はリストの先頭に名前を記し、開店を待つ。

開店を待つ間、特に会話をすることもなく、スマホの画面に没頭。

私だけがヒマを持て余し、軒先にぶら下がったワラジなんかを撮ってみる。

すると店先に暖簾がかかり、いよいよ開店。

3人なので、座敷へと案内される。

直前まで清掃をしていたのだろう。

使い込まれたテーブルも、なんだかシャキッとして見える。

一番下の妹はミニ生ゆば天丼セットを注文。

あわせる蕎麦は「つけとろ」を選択。

上の妹はまいたけかき揚を単品で注文。

兄妹3人で食事をする際には、長男である私が食事代を持つことになっている。

いつの間にか、それが兄妹の中で暗黙の了解になっていた。

私は了解したつもりはいっさい無いのだが、とにかくそういうことになってしまっている。

暗黙の了解だったのだが、今では鉄の掟になっている。

その掟を破るということは、すなわち死を意味する。

かりんとうまんじゅうを2皿注文。.

3人なので、3皿注文しようとしたのだが、妹たちは2皿で十分だという。

蕎麦を待つ間に店内を観察。

壁に飾られた多数のサイン色紙。

その中の一つに目が留まる。

その色紙には、ひこまろの文字。

「味のIT革命やー!」。

なんとグルメレポート界のレジェンド、彦摩呂氏のサインが飾られている。

ここ、そば切り一兵衛は、彦摩呂氏のごひいきの蕎麦屋だったのだ。

サインといっしょに、何かの雑誌の切り抜きが飾られている。

一兵衛のオススメは、何んといっても1日10食限定の『白雪』。

そばの実の中心部分だけを使った純白のそばで、パッと見「これ、そうめん?」って思うほど。

ものすごくなめらかでね。

しっかりとしたコシを残しながらも、スーッとのどに入っていくんです。

聞くと『白雪』を作るのには、相当の手間暇がかかるそう。

けれども、「多くの人に、おいしいそばの味を知ってもらいたい」と、毎日打ち続けてらっしゃるんです。

そば職人の気概ってもんなんやろうね。

ちなみに、僕はいつも「白雪」をいただいた後、「せいろ」、そして「田舎そば」でしめるというのがお決まり(笑)

ありがたいレジェンドのお言葉。

それにしたって、よく食べる。

その昔、日本で蕎麦といえば、団子や粥にして食べるのが普通だった。

それまでは、日本人にとって、蕎麦という食材は、団子やお粥で食べるのが普通だった。

やがて大陸からツナギの技術が日本に伝り、蕎麦を麺状に加工することが可能になる。

麺状に加工するための「切る」という技が生まれ、現在のような蕎麦となった。

ツナギを使い、こねて伸ばして細く切って食べたのが「そば切り」の始まり。

まさに蕎麦のIT革命ですな。

夢中で彦摩呂の記事を読んでいると、3人前のお蕎麦が到着。

注文時に『白雪』を頼んだのだが、準備できていないとのことであきらめた。

前回に引き続き、イベリコ豚のつけ蕎麦。

これが食べたかった。

見めも麗しきイベリコ豚のつけ汁。

ブログのネタ的には、前回と全く同じメニューを頼むってのもどうなんだろう? とも思ったのだが、幸いなことに今日は2人の妹たちがそれぞれ「つけとろ」と「まいたけかき揚」を注文している。

ありがたいことに、メニューがばらけた。

「つけとろ」と「まいたけかき揚」の写真を撮れば、バラエティーに富んだ絵になるだろう。

なんて思っていたのだが、「つけとろ」と「まいたけかき揚」が配膳されるやいなや、私が写真を撮るよりも早く、妹たちは蕎麦をズルズルと食べ始めた。

「味見してみる?」なんて言ってしまったのが運の尽き。

「このつけ汁で食べてみる?」って意味で聞いたのだが、貴重なイベリコ豚の切り身を2つも持っていかれるハメになった。

いや、まあいい。

ここはこらえよう。

俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった。

こちらは舞茸の天ぷら。

味見させてもらえず。

ミニ生ゆば天丼。

味見させてもらえず。

厚みがある湯葉。

紀州南高梅。

もっと自然な色合いの梅干しを想像していあのだが、意外とケミカルな発色の紀州南高梅。

この色合いはちょっと・・・なんてと思いつつも、食べてみると、やっぱり美味い。

いつも食べているスーパーで買って来た梅とは明らかに違う。

おもに肉厚が。この梅干しは超肉厚。

最初こそ鮮やかすぎる色味が気になったが、よく考えてみれば、最近は赤い色を付けるのにトマト色素のリコピンを使っていたりするそうで。

わざとらしい発色をしていても、意外なことに人工着色料の色では無かったりする

イベリコ豚のつけ蕎麦、やっぱり美味い。

この美味さ、どこまでがイベリコ豚に由来する物なのだろう? イベリコ豚じゃないと、ここまでの美味さは出せないのか?

残念ながら、私の大雑把な味覚では豚の種類なんて、とてもじゃないが判別できない。

せいぜい私に分かるのは、このイベリコ豚のつけ蕎麦が美味いってことだけ。

味覚が鋭い人だったら利きブタ的なブラインドテストをしても、イベリコ豚って分かっちゃうんだろうか?

おかわり蕎麦で、せいろを追加した。

写真奥にある田舎と比べると、せいろは淡い色合いであることが分かる。

前回よりもずっと繊細な印象を受ける。

個人的な感想として、イベリコ豚のつけ汁には、太打ちの田舎そばの方が合っている気がする。

細打ちの繊細なせいろ蕎麦は、ざるでいただくのが良いかもしれない。

とはいえ、イベリコ豚のつけ汁は、せいろ蕎麦にも良く合う。

七味唐辛子を振りかけて、味に変化をつけてみる。

相変わらずチンチンに熱せられてる器。

しかし、さすがに追加のおかわり蕎麦を食べていると、つけ汁はややぬるくなってくる。

今回はかりんとうまんじゅうを2皿注文した。

1つの皿に2つの饅頭が出て来るので、饅頭は全部で4つ。

3人兄妹に4つの饅頭。

いったい、どう分けるのが公平なのだろう?

この難しい問題に挑んだ我が妹たち。

そして出した答え。

それは私の分の饅頭を 1/2個 にするという、じつに画期的なものだった。

残りの3.5個の饅頭を、2人の妹たちがどのように分けたのか、私には分からない。

平等や、公平ってものについて考えさせられる、いい機会だった。

俺は長男だから我慢できたけど・・・

すっかり満腹。すっかり満足。

今度はぜひ新蕎麦でいただきたい。

笠間芸術の森公園と陶炎祭(ひまつり)

さて、笠間と言えば笠間焼き。

ここ笠間芸術の森公園では、春のG.W(4月29日~5月5日)期間中に陶炎祭(ひまつり)が開催される。

陶炎祭ってのは、つまりは陶芸をフィーチャーしたお祭り。

その来場者数はおよそ53万人。

実はこの人数、1日あたりの平均でいうと、東京ディズニーランドよりも多いってんだから、意外と盛況だ。

また、会場には様々な屋台が出ていて、ちょっと変わった食べ物を売っていたりしているから興味深い。

このお祭りは器の販売がメインではなく、どちらかと言うとアートに軸足を置いたお祭り。まだいったコトが無いのなら、一度は立ち寄ってみる価値は十二分にある。

なお、2020年は、新型コロナウイルスの影響により、陶炎祭は10月に開催が延期されている。

 笠間の陶炎祭(ひまつり)公式サイト

公園内には茨城県陶芸美術館があり、茨城県を代表する陶芸作家の松井康生板谷波山、両氏の作品が常設展示されている。

 松井康生の作品の画像検索結果はこちら

 板谷波山の作品の画像検索結果はこちら

園内のいたるところにオブジェが設置されていて、中にはGANTZっぽいこんな玉も。

「あーたらしーいー朝がきたー」

ギョーン、ギョーン。

そば切り一兵衛の基本情報

そば切り一兵衛の場所はこちら

笠間芸術の森公園の北ゲート側。

公園には2つの駐車場があるのでご注意。一兵衛があるのは北ゲートの方ね。

電車の場合、最寄り駅は水戸線の笠間駅。駅からは1.6kmの距離。徒歩でおよそ20分。

高速なら北関東自動車道の友部ICが最寄り。

ただし、陶炎祭の期間中は道路がメチャ混みまくり。

そば切り一兵衛の基本データ

 そば切り一兵衛の基本データ 

 住  所 

 〒309-1611 茨城県笠間市笠間2490−10

 電 話 

 0296-73-0216

 営業時間 

 11時30分~18時00分

 定 休 日 

 月曜日

そば切り一兵衛のメニュー

※ 価格は2020年のもの。

 そば切り一兵衛のメニュー 

 冷たいお蕎麦 

 盛りそば
     780円(白雪  880円)
 かき揚天
   1,050円(白雪1,150円)
 つけとろ
   1,200円(白雪1,430円)
 まいたけかき揚
   1,200円(白雪1,300円)

 つけけんちん(10月~2月)
   1,100円(白雪1,200円)
 つけ鴨
   1,500円(白雪1,600円)
 天ぷら 竹
   1,300円(白雪1,600円)
 天ぷら 松
   1,620円(白雪1,700円)
 イベリコ豚のつけ蕎麦
   1,220円

 おかわりそば
     500円(白雪 無し)
 大盛り
     300円増し

 温かいお蕎麦 

 かけそば
     780円
 かき揚天
   1,050円
 山かけ
   1,200円
 まいたけかき揚
   1,200円
 つけけんそば(10月~2月)
   1,100円
 つけ鴨
   1,500円
 天ぷら 竹
   1,300円
 天ぷら 松
   1,605円

 ご飯セット 

 鶏ごぼうご飯セット
   1,050円
 ミニ生ゆば天丼セット
   1,180円

 ぷち天丼 

 プチえび天丼
     380円
 プチまいたけ天丼
     380円
 プチかき揚げ天丼
     380円
 ライス
     200円

 一品 

 そばがき
     840円
 合鴨とうばん焼き(2~3人前)
   1、560円
 天ぷら盛り合わせ(2人前)
   1、650円

 おつまみ 

 茶まめ
     240円
 紀州南高梅
     100円

 デザート 

 かりんとうまんじゅう
     230円
 そばかきぜんざい(温)
     600円
 くずきり(冷)
     440円