【せんな里】ガルパンの聖地大洗でガッツリと食べまくる@茨城県大洗町

聖地、大洗町。

大洗町といえば、言わずと知れた大人気アニメ、ガールズ・アンド・パンツァーの舞台。

聖地巡礼のため、いまでも多くのガルパン・ファンたちがこの大洗を訪れる。

せんな里食堂

やぁ、諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

 

以前、仕事で知り合ったある男が、大のガルパンファンだった。

その男は茨城県つくば市の出身で、仕事のために大洗町のお隣であるひたちなか市の単身者向けのアパートに住んでいた。

そんな彼の趣味が海鮮丼の食べ歩きだった。

ヒマを見つけては、あちらこちらの港町を巡り歩き、そこで海鮮丼を食べる。

なもので当然、茨城県内の港町はもちろんのこと、宮城、千葉それに北陸の港町まで、小さなクルマを走らせて海鮮丼を食べに行く。

とにかく無類の海鮮丼好き。

それに加えて、ガルパン大のファンである彼は、当然のように休日が来るたびに足しげく大洗町へと通っていた。

あるとき、彼に「大洗でオススメの美味しいお店はどこか?」と尋ねてみた。

彼の答えはせんな里食堂

即答だった。

てっきり、海鮮料理の美味しいお店を紹介してくれたのか思っていたのだが、彼の話によるとせんな里食堂とは、海鮮料理の店ではなく、ごく普通の食堂とのことだ。

とくに彼のお気に入りはにんにく焼き定食だという。

ほうぼうの港町で海鮮丼を食べ歩く男がすすめてくれたせんな里食堂のにんにく焼き定食。

それって、いったいどんな味がするのだろう?

強烈に興味をそそられる。

ガルパンの登場キャラクターと思われる少女のパネルに出迎えられる。

団子おさげに、フレームの大きなアラレちゃんメガネ

オーバーサイズの軍服は、袖の丈が余って深く折り返され、なにやら困った表情で、両の手で頭を抱えている。

きっと「はわわわぁー」とか言っているのだろう。たぶん。

暖簾をくぐって店内に入ると「いらっしゃいませー」と、愛想のよい年配の女性が出迎えてくれた。

どうやら今日の1番客のようだ。

さっと店内の見回しすと、ぼっち御用達のカウンター席はなく、すべて4人掛けの席だ。

昼時にぼっち客が4人掛けのテーブルを占領してしまうってのもどうだろう? と、ちょっと戸惑っていると「どちらでもどうぞー」と優しい笑顔でテーブル席を促される。

それじゃと、窓際のすみっこの席にでも座らせてもらおう。

あいにくと、外は小雨がちらつく天気だが、店内は大きな窓に囲まれているためかとても明るい。

年季の入った椅子とテーブル。でも、とても清潔に保たれている。

こんなところ、じつに好印象。

すぐにお冷とオシボリが運ばれてくる。

「ご注文がお決まりでしたら、こちらのベルでお知らせください」とのこと。

さっそくメニューを拝見。

メニューの表紙では、さきほどの少女がまたもや頭を抱えている。

これはきっと「豊富なメニューの中から、たった1つだけを選ぶなんてできないっ!」ってことを表現しているのだろう。

じっさいにメニューを見てみると、選択肢が非常に多い。

ラーメン類もある。

これだけメニューが豊富だと、ついつい目移りしてしまう。

しかし注文は、もちろんにんにく焼き定食

店に入るずっと前から決めていた。

料理の到着を待っていると、いかにも常連客っぽい年配の男性が来店。

店に入るやいなや、座る前にビールを注文。

それから空いたテーブル席へと腰を下ろし、メニューを広げる。

漁師さんだろうか? または市場の関係者かも。

きっと午前中で仕事が終わったのだろう。家に帰る前にちょっと一杯ってなご様子。

かわいらしいアニメキャラのイラストの数々が飾られた壁。

にぎやか。華やか。

しかし残念なことに、私はこの可愛いキャラクターたちのことを、誰一人として知らない。

アラレちゃんメガネの女の子が、大事そうに胸元で抱えていたアヒルの人形。

この少女、名前は福ちゃんと言うらしい。

おさげのメガネっ娘といえば、イメージするのは大人しい優等生。

たぶん読書家で、学校の図書室にいつも居そう。

しかし、軍服姿の優等生ってのもなかなか珍しい。

アニメキャラにまじって仙台四郎のフィギュア、じゃなくて置物。

なんだかホッとさせてくれる。

にんにく焼き+抹茶ソフトクリーム 

スマホのメモに、お店の印象なんかを書きながら料理が出て来るのを待つ。

すると、厨房のほうからニンニクのいい匂いが漂ってくる。

ヤバイくらいにイイ匂い。

食欲のアンテナがビンビンに反応してしまう。

これはヤバイ。

で、こちらがにんにく焼き定食

料理が運ばれてくるはるかに前から、にんにくの匂いをあたり一面にまき散らしていた。

カリっカリに焼き上げた豚肉のカタマリ。その上には、すりおろしたニンニクがのっている。

あらためて目の前にすると、ものスンゴイにんにくの香り。そりゃ、恐ろしいほど。

このニンニクの香り、ヤバイ。

それにしても何んというのか、このニンニクってやつは、実に食欲に対してストレートに訴えかけてくる。

「食べたい」という、誰しもが持っているとてもシンプルな欲望。

ニンニクの香りってのは、その原始的な欲望のど真ん中に、ぶっ刺さる。

いまでは当たり前に食されるニンニクだけれども、古代の日本ではニンニクを食べることが禁じられていた。

とどのつまり、ニンニクを食べることってのはタブーだった。

それぐらい強烈。

見た目はまさにジャンクフードってあんばい。

そしてじっさいに食べてみると、じつにジャンクな味。

理性の壁をドッーカンと突き破り、食欲本能の中枢へ、イノシシのようにまっしぐらに突進していく。

本能に、強烈に訴えかけてくるニンニクの香り、焼き立ての豚肉の味。

これは理屈は抜きだ。

キャキっとしたキャベツの千切り。

これ、サラダでもあるし、箸休めでもある。

しかしなにより、重要なのは、キャベツが消化促進のスペシャリストだというコト。

にんにく焼き定食に欠かすことができない。

なんとも頼もしい存在。

味噌汁の具はネギ、豆腐、ワカメ、あぶら揚げ。

油揚げは細かく刻まれていて、具材が同じ大きさになるように工夫されている。

これがまた、食べやすくて、飲みやすい。

なにより、あぶら揚げの油分が、味噌汁にとびきりのコクを与える。

豆腐は絹ごし。さすが分かってらっしゃる。

うーん、これは手練れの仕事。

米も美味い。コシヒカリだ。

それにしても、大盛りで注文しなかったことを、心の底から後悔した。

このにんにく焼き定食に、普通のごはん一膳ではとてもじゃないが足りやしない。ご飯一膳なんて、まったくもって力不足。

私の見通しはまるで甘かった。浅はかだった。馬鹿だった。愚かだった。

チンとテーブルに備え付けの呼び鈴を鳴らし、ご飯をおかわりをお願いする。

じつにオーソドックスなマカロニサラダ。

にんにく焼きのお隣に、普通のマカロニサラダ。

どこにでもいる普通な存在が、なんだか新鮮。

海の男たちの胃袋を満たすのは、こんな強烈な料理なのかも。

海の男の肉料理。にんにく焼き定食。

なんちゃない小鉢。なんちゃない煮物。

実になんちゃない。なんだけれども、こんな煮物の小鉢が在るのと無いのとでは、食事の満足感に大きな差がでるものだ。

小鉢の煮物は、食感や歯ごたえを重視した食材が使われていて、この小さな小鉢それ自体が食事のリズムに変化を添える。

まるで楽譜の上に踊るスタッカートのごとし。

パリッパリのウリのお漬物。

ショウガのすりおろしが掛かっている。

豚肉といえば、普通ならショウガ焼き。つまり豚肉のベスト・フレンドともいえる存在がショウガ。

だが、今回はその座をニンニクに譲り、自らは脇役に徹しているようだ。

とくにメニューには書かれていないのだが、食後にはアイスコーヒーが振舞われる。

うれしい。

デザートになにか甘いものが欲しいところ。

ならばソフトクリームってのはどうだろう?

この濃厚な食事のシメに、ソフトクリームがあればパーフェクトだ。

抹茶。

冷たくて、甘くて、ほろ苦い抹茶のソフトクリームこそ、この食事のシメにふさわしい。

注文してすぐに運ばれてきた抹茶のソフトクリーム。

気取ったところなんて全くない。

昔ながらの三角コーンに盛られたソフトクリーム。

お女将が手渡しで渡してくれた。

ソフトクリームは、コーンの根本までぎっしりと詰まっている。

この最後までぎっしり具合ときたら、きっとトッポも裸足で逃げだす。

アイスコーヒー。

たっぷりの抹茶ソフトで甘ったるくユルみ切った口の中。

それをこのビターなコーヒーで引き絞めなおす。

ガールズ・アンド・パンツァー。

通称ガルパン。

パンツァーとは、もともとドイツ語で鎧を意味する言葉。

だったのだが、現代においては戦車のことを指す言葉となったそうで。

店内のいたるところに並ぶガルパン・グッズの数々。

しかし残念なことに、私はガルパンのことを全く知らない、いわゆるガルパン弱者。

ガルパンの聖地大洗のお隣、ひたちなか市に長く住んでいるのに、ガルパンについては何ひとつ知らぬまま、四十の半ばまで生きて来た。

メガヒット・コンテンツであるガルパン。

きっとガルパンのことを知っているほうが、よりこのお店の料理や、それに大洗を楽しめるんだろうな、なんて思う。

ガルパンを見れば、この女の子の名前も分かるかもしれない。

さば味噌メンチ定食

数週間後、ふたたびせんな里食堂へ。

前回の来店時は雨天だったが、この日はどピーカン。

こうして太陽の陽の下であらためて見てみると、なんともイイ店構え。

プランターに咲く色とりどりの花たち。赤いベンチ。自販機。

もしも高校生だったなら、部活帰りの夏の夕方なんかにここに来て、たっぷりと身の詰まったソフトクリームをベンチに腰掛けながら食べたい。

だめもとでNetflixでガルパンを検索してみたら、あった。

それならばと、ヒマに任せてガルパン全12話を視聴。

まず驚いたのが、登場キャラクターの多さ。

例えば、この写真に写っている美少女33名。

このキャラクター達がすべて、主人公チームである大洗女子学園のメンバーなのだ。

ちっとばかしキャラが多すぎな気もする。

座敷席にすでにご夫婦と思しき先客が座っている。

目があうのを避けるため、その先客が座る座敷に背中を向けるようにして、テーブル席に座った。

すると間もなく、若い男性3人が来店し、私の真向かいのテーブルに腰かけた。ばっちり目が合う位置に。

注文はサバ味噌メンチ定食

ガルパンの主人公の女の子が、大洗女子校の学食で食べたていたのが鯖煮定食

女子高生が学校のランチで鯖煮定食をチョイスするとは。なかなか渋い趣味だ。

背後の座っているご夫婦へと料理が運ばれてきた。

振り向かなくてもその香りで分かる。にんにく焼き定食だ。

若い男性3人のグループは、料理を運んできた女将を呼び止め、全員が煮込み定食を注文する。

地元の若者が通う食堂って、なんだかいいものだな、なんて思う。

それから間もなくして、さば味噌メンチ定食が配膳された。

納得の品数、それにボリューム。

さば味噌の香りが食欲を刺激する。にんにく焼きとは異なるベクトルの良い香り。

サバの味噌煮、これがまた「いい照り」を出している。

揚げたてザクザクのメンチ。

小鉢に冷奴。

豆腐はもちろん絹ごし。

脂分が多めのメインとは対照的に、さっぱりとした小鉢。

水がしっかりと切ってあるのも好印象。

味噌汁。

内容は前回のにんにく焼き定食と同じもの。

なのだが、この味噌汁、にんにく焼き定食よりも、さば味噌メンチ定食にしっくりくる。

さばの味噌煮は塩気は控えめで、とても上品な味付け。

ふっくらとしたさばの身に、しっかりと味噌の煮汁がからみつく。

ご飯に合うのをもちろんだが、これは酒のアテにも良さそうだ。

ふっくらなさばの味噌煮に、もし足りないないものがあるとすれば、それは歯ごたえ。

とは言え心配ご無用。なぜなら、このメンチカツが、さばの味噌煮に唯一不足している要素である歯ごたえを補間してくれる。

揚げ物ならではの ザクッ としたした歯ごたえが心地よい。

ナイスなアシスト。

まるで翼くんと岬くんのようなゴールデンコンビ。

今回はご飯大盛りで注文した。

お米自体が美味しいことに改めて気づいた。

白菜とキュウリのお漬物。

こんなのだよ。こんなシンプルなお漬物が大事なのよ。定食のシメってやつには。

食後のコーヒー。

ミルクとシロップが入ったカップがカワイイ。

壁にはガルパンの切手。

さて今回、はじめてガルパンを見て知ったことがいくつか。

(1) 戦車道とは

てっきり『戦車道』といは部活なのかと思いきや、どうやら必修選択科目の1つということ。

部活ではないのだ。

だからバレー部のユニフォームのまま、戦車戦に参加するメンバーが居たりする。

ちなみに戦車道とは、作中のセリフを借りれば乙女がたしなむ伝統的な武道とういことだ。

(2) ガールズ・アンド・パンツァー

いかにもパンツを連想させるタイトル。

だが、いっさいパンツは出てこない。

大洗女子の制服のスカートは、たとえそれがどれほど短かろうとも、決してめくれ上がることは無い。

そんなことは、断じてないのだ。

彼女たちのスカートは、まさに鉄のカーテンのごとし。

スカートなんて、たかだか薄い布切れのくせに、軽く物理法則を超越している。

つまりガルパンとは、エロとはいっさい無縁の実に健康的なアニメなのだ。

 

ちくしょう。

(3) 看板娘の福ちゃん

なにより驚いたのが、福ちゃんなるキャラクターが、いっさい出てこなかったことだ。

調べてみると、なんでも福ちゃんは、劇場版の最終章で登場するキャラクターらしい。

私が視聴した12話には登場しないキャラだったのだ。

全12話を視聴しきってから、その事実に気付いた。

ついでに劇場版 最終章は、Netflixで公開されていないことも知った。

よって、私は最終章を見ていない。

だから、この店の看板娘である福ちゃんという美少女の詳細について未だに知らない。

(4) その他

秋山殿が超かわいい。

マジ、天使。

カツカレーとストロベリー・ソフトクリーム

あいにくの雨天。

暖簾をくぐり店内へ。

テーブルの一つに若い男性客が座り食事をしている。

間違いなくにんにく焼き定食だ。見るまでもなく分かる。

メニューを開き、すぐにカツカレーに心を奪われる。

だれもが大好きなカレー。それにトンカツを組み合わせた夢のようなメニュー。

しかし、美味しい料理をただ組み合わせれば何でもイイってもんじゃない。

例えば、お鮨にカレーをぶっかけた料理なんて、たぶん誰も食べたがらないだろう。

ありがちな話だが、料理というものは1+1が、決して2にならない。

それどころかマイナスにすらなり得る。

ところがカツカレーは違う。1+1が5億くらいになっている。まさに奇跡だ。

この奇跡の逸品を無視することなんてできない。

せんな里食堂の看板娘、アラレちゃんメガネの福ちゃん。

その福ちゃんの名を冠したたこ焼き。

これも気になるところだが、未だに福ちゃんのことを知らない。

しっかりと福ちゃんというキャラクターを知ってから食べたい。

なので、今回たこ焼きは涙を飲んで見送ることにする。

断腸の思いだ。

ガルパンの主人公の女の子。

キャプテン翼における翼くん的な存在。

戦車道において、まったくの無名校・弱小校である大洗女子学園を率いて、戦車道全国大会へと参戦する。翼くんが南葛イレブンを導いたように。

そうえいば翼くんも、この子も転校生だった。

しかし、翼くんとは決定的に違う所がある。

それは翼くんが「ボールは友達」と言うほどのサッカー大好き少年なのに対し、この子は「戦車道をやめる」ために大洗へとやってきたこと。

奇跡のメニュー、カツカレーが登場。

スプーンは紙ナプキンに包まれている。

気が利いている。

このビジュアルには、否応なしでハートがアガる。

大盛りで注文した。

写真ではうまく伝わらないが、実際に目の前にするとまさに白飯の山。

ラグビーボールを縦に半分にしたかのようなルックス。

カレーには欠かすことができないのが、この赤い福神漬け。

着色料が入った漬物に、なぜか必要以上に嫌悪感を感じてしまう性分だ。だけれども、やはりなぜか福神漬けはこの色でないとだめだ。

無着色の福神漬けももちろん悪くはない。

が、やはりカレーの傍らには、この真っ赤な福神漬けがいてほしい。

実に絵になる。

小鉢はタマネギとワカメのマヨ和え。

お口直しにピッタリ。

ワカメの香りが、ここ大洗が海沿いの街であることを思い出させてくれる。

カレーに味噌汁。

カレーの専門店なんかでは、なかなかお目にかかれない組み合わせ。

そうそう。お漬物ってやつは、やっぱりこんなナチュラルなのがいい。

福神付けも、カレー皿にちょこんと乗っているからこそ、その存在価値を認めることができる。

もし、福神付けがカレーとは別の小皿で出てきたら、ちょっと嫌かも。

カツの下には千切りのキャベツが敷かれている。トンカツのアイデンティティーを主張しているかのようだ。

それにしても、カツカレーってやつが好きだ。好きでたまらない。

この料理こそは、人類の偉大な発明の1つだと思う。

カツカレーを初めて食べたのは、小学校の友人の誕生会だった。

たぶん、その時の楽しかった思い出が、カツカレーという料理のイメージアップに貢献しているのだろう。

白メシに良く似合う。カツカレー。

揚げたてでサックサクのトンカツの衣を、じわじわと侵食していくカレーのルー。

それにギリギリのところで対抗する、トンカツの食感。

この両者のせめぎ合いがたまらない。

その戦況、その食感は、時間の経過とともに、刻一刻と変化し続ける。

この緊張感こそがカツカレーの魅力。

夢中でかっ込む。

ランチ後のアイスコーヒー。

ミルクとガムシップは、今日はブタさんのカップで出て来た。

スジャータシルクアイス。

今日はさっぱりとしたストロベリーのソフトクリームで〆たい。

その昔。お釈迦さまにミルク粥を振舞った女性の名前がスジャータ。

ミルク粥を食べたお釈迦さまは、元気100倍。

そんでその後ソッコーで悟りを開いたってんだから、スジャータ姉さん、やっぱ、パねーっす。

やっぱり最後までぎっしりと詰まったソフトクリーム。

このサービス精神。こういうところがとても大洗っぽい。

ここまで良くして頂いたのにもかかわらず、いっこうに悟りに至らない煩悩まみれな己が情けない。

軍服をまとったアラレちゃんメガネの女の子。福ちゃん。

てっきり、足元はゲートルがグルグルに巻いてあるのかと思ったら、そんなことは無かった。

冒頭に登場した海鮮丼好きでガルパン好きなあの男。

彼からここせんな里食堂にんにく焼き定食をすすめられたのは、今から1年ほど前のことだ。

その後、彼はひたちなか市の住まいを引き払い、地元のつくば市へと戻っていった。

今でもしょっちゅう連絡を取り合う仲、であれば良かったのだが、あいにくと音信不通。

仕事の忙しさに忙殺されてってワケでもなく。ただなんとなくお互いに連絡をすることもないまま時が過ぎ、今に至る。

しかし今になって、彼に対してちょっとした疑念が湧いて来た。

もしかして、彼はただ単に福ちゃんが好きだから、せんな里食堂に通っていたのではないか? とういう疑念。

そういえば、そういう所があるヤツだった。

まあいいや。

事実、せんな里食堂ではにんにく焼き定食をはじめとして、美味しい料理の数々を頂けた。

それに、ガルパンを知るきっかけを与えてくれた。

せんな里食堂の基本情報

せんな里食堂の場所はこちら

大きな通りに面してはいない。住宅街にあるお店。

アプローチする道はとても狭く見通しが悪いのでお気を付けて。

駐車場は広くて10数台は停められる。

せんな里食堂の基本データ

 せんな里食堂の基本データ 

 住  所 

 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6944−67

 電 話 

 029-267-6165

 営業時間 

 11時00分~14時00分
 16時30分~19時30分

 定 休 日 

 金曜日

せんな里食堂のメニュー

※ 価格は2020年のもの。

 せんな里のメニュー 

 定  食 

 にんにく焼き定食
   1,200円
 生姜定食
   1,200円
 特製焼肉定食
   1,200円
 ボークソテイ定食
   1,200円
 上とんかつ定食
   1,400円
 とんかつ定食
   1,200円
 エビフラ定食
   1,200円
 天ぷら定食
   1,200円
 上ランチ定食
   1,200円
 並みランチ定食
     800円
 カキフライ定食
   1,000円
 エビカツ定食
     900円
 イカフライ定食
   1,000円
 メンチカツ定食
   1,000円
 さば味噌メンチ定食
     950円
 和風おろしハンバーグ定食
     850円
 ジューシーハンバーグ定食
     850円
 メンチコロッケ定食
     850円
 野菜&カレーコロッケ定食
     800円
 カニクリームコロッケ定食
     800円
 オムレツ定食
     800円
 野菜炒め定食
     850円
 もつ定食
     850円
 竜田揚げ定食
     850円
 唐揚げ定食
     850円
 シューマイ定食
     800円
 さくさくアジフライ定食
     900円
 焼魚定食
     800円
 グリルチキン定食
     850円

 ※ 単品  -150円
 ※ 大盛り +100円

 ご飯もの 

 タレーライス
     750円
 カニクリームコロッケカレー
     950円
 メンチカツカレー
     950円
 カツカレー
   1,000円
 イカカレー
     950円
 ハヤシライス
     750円
 オムライス
     850円
 チキンライス
     800円
 炒飯
     800円

 丼もの 

 海老天丼
   1,000円
 並天丼
     800円
 上カツ丼
   1,200円
 カツ丼
     850円
 中華丼
     850円
 肉丼
     850円
 とり丼
     850円
 親子丼
     800円

 麺もの 

 五目らーめん
     800円
 タンメン
     800円
 ちゃーしゅーめん
     800円
 らーめん
     600円
 焼きそば
     600円
 冷やし中華(夏季)
     800円

 そのほか 

 福ちゃんたこ焼き
     550円