【麺処 無幻】最後までおいしく食べさせる技@茨城県ひたちなか市

みなさんこんにちは。ぼっちメシ研究所のjamです。

 

夏真っ盛りのなか、ひたちなか市にあるラーメン処 無幻 に行ってきました。

このバカバカしい暑さの中、アツアツのラーメンを食べて汗まみれになりたいであろう、そんな皆様におくるレポートです。

極旨塩に岩海苔とメンマをトッピング で、オーダー

こちらのお店は食券制です。お店に入ると目の前には、イカツくて四角い券売機がお出迎え。

お好みのメニューを選んで食券を買ったら、適当な席(すべてカウンター)に座ります。食券はテーブルの上に置いてくださいね。しばらく待っていると、スタッフの女性があなたのオーダー、つまりテーブル上に置いた食券を確認しにいらっしゃいます。

このとき、この麗しき女性スタッフさんは食券をの半分をもぎって行って・・・くれません。「あ、あれ、食券を持っていかないの?」とうろたえていると、「フフフ・・・坊や、こんなお店に来るのは初めて?」的な例のアノ笑顔でお姉さんは去っていきます。なんだかちょっと不安になりますが、大丈夫。心配はいりません。

この時は客のオーダーを確認して、厨房に注文を通すだけのようです。テーブルの食券は、料理が運ばれたタイミングで回収してくれるようです。なので、慌てず騒がず待ちましょう。

今回、私が購入した食券は極旨塩(150g)。それとトッピングに岩のりメンマ。ホントはチャーシューと味玉をトッピングしたかったけど、この時は惜しくもすでに売り切れ。ならば、餃子でも、と思いましたが、こちらも売り切れ。じゃ、チャーシュー丼。も売り切れ。なんせ、遅い時間に伺ったもんで。残念。

それにつけても、塩ラーメンに極旨の二文字が看板についちゃってますから、今から食べるのが楽しみです。

お箸、楊枝、紙ナプキン。

カウンターに備え付けです。

カウンター。

座席はすべてカウンターです。

カウンター席は、厨房を囲むようにL型に配置されたカウンターと、道路側の窓に面したI型のカウンター

どちらに座るかはお好みで。この日は道路に面したI字型のカウンターの方に座りました。なんせ目の前が通りに面しているから、常になにが目の前を通っていて退屈しない。

お店の中をチラチラと観察してみる。全体的に清潔にされてます。

ところでココのお店って、たしか昔は料亭でしたよね。どじょう鍋を食べた記憶があります。

 

極旨塩。

注文から10分もせずにやってきました。極旨塩。丼いっぱいに、ぎっちりと乗っている具材がすてき。

 

チャーシュー。

しっかり「の」の字を描いてます。えらい。

肉と脂の境界がしっかりと形に残してるちゃんとしたチャーシュー。厚切りのお肉を前にして、唾液分泌腺が活発に活動開始。チャーシューに回しかけられているラー油が味に変化を与えてくれます。グズグズに煮込んだ豚肉を「チャーシュー」と謳って出してくる某店も見習ってほしい。

券売機のチャーシュートッピング券が売り切れるのも納得。

 

メンマ。

長いメンマ。歯ごたえが良い。

メンマの乗っているエリアのスープは酸味が協調された味付けです。これって、米酢かな?そんなにトゲトゲしい酸味ではなくまろやか。メンマにしみ込んだごま油と、酢の酸味。味にグラデーションがあって、一口ごとに新鮮。味に変化があって飽きない。

 

岩のり。

なぜか勝手に”丼のフチにそって海苔が立っている”という例のビジュアルを想像してました。こう来たか。

 

麺はストレート。

ラーメンの麺らしい香りがします。噛むと、けっこう強い弾力を感じます。いわゆるプリっとした麺。どこの製麺所で作っている麺なんでしょうか。これは、好きなタイプの麺です。

 

スープ。

塩ベースですね。だって極旨塩だもん。そりゃそうだわな。ラー油、ごま油、あと細かいかき玉。たしかにこのスープ、極旨。いろいろな味が重なってます。けっこう細かいことしてるなぁ。仕事が丁寧。

こちらのラーメンは、スープに複数のオイルや調味料をつかって、単調な味にならないように工夫されていますね。いろいろな味や、風味や、歯ごたえのアクセントがレイヤーを作って、味に変化を与え続けてくれてます。

 

麺によく絡む岩海苔。

岩海苔は、丼にトッピングされている状態ではそれほど強く香りを感じることはなかったんですが、スープに溶けて、麺といっしょに口に入ればちゃんと磯の香りがします。板海苔より、断然こっちの方が良い。お家でもマネしたいけど、岩海苔ってどこで売ってんだろ?

麺を食べ進めると、スープからラー油や、ごま油の風味は段々と無くなってきて、最終的には卵スープのような、あっさりとした味に変化します。実にあっさり。だからついスープを全部飲んじゃった。うまいなこれ。また尿酸値が上がっちゃうよ。

これは癖になっちゃう味。

また食べに行きたいラーメン屋さん。絶対にまた行きます。

 

ごちそうさまでした。

夢幻 お品書き

白と黒がベースの男前な券売機。

反射で見にくいですが、右下のボタンはは「ギョウザ」。これも売り切れてました。次はぜひギョウザも食べてみたい。

 

ワインがひときわ異彩を放つ券売機。チャーシューと味玉は売り切れ。

食券の販売機の脇にタブレットでイメージが表示されています。ちょっと小さい。

 

夢幻 場所

JR常磐線勝田駅からは1km。歩きで12分。

昭和通り(33メーター通り)からNTTの交差点を曲がって20メートルほど。

夢幻の情報

営業時間

11:30~14:00
18:00~21:00

 

定休日

火曜日

 

駐車場

かなり広めで8台~10台くらい停められそう。

 

こちらの看板が目印ですよ。

お店の名前は無限じゃなくて、