【ひげのCafe】人気のオシャレなカフェでがっつりお肉ランチ!お腹もおヒゲも大満足@茨城県笠間市

見上げた笠間の空に雲はなく、見渡す限りどこまでも青く澄んだ空が続いていく。

ひげのカフェ

本日は快晴なり。

まさに絶好のヒゲ日和

 

やぁ諸君、ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

ひげのカフェ

なんだか今日は、おヒゲな気分・・・」そんな気持ちで目覚める休日の朝。

おヒゲ気分。それは人間であれば誰しもが持つ普遍的な感情の表れであり、とても自然な欲求

だから、きっとあなたにも、そんな日があるはずだ。

 

まぁ、わたしはそんな気分になったことは1度も無いが。

外観

そんなおヒゲ気分になってしまったあなたに、是非ともおススメしたいとっておきのお店が笠間市にある。

それが『ひげのcafe』だ。

ひげのカフェ

店の外観は一見すると、まるでオシャレなカフェのような佇まい。

しかし、これは世を欺くためのカモフラージュ。

さりげなくあちこちにヒゲマークが描かれて、ここがディープなヒゲマニアたちの社交場であることは、もうバレバレだ。

ひげのカフェ 看板

なんとなく『すごいよ!!マサルさん』のヒゲ部を連想させるプレートを横目に、いざ店内へ。

店内の様子

ひげのカフェ 店内

店の戸をくぐると「いらっしゃませー」と可愛らしい若い女性スタッフが2人に出迎えられる。

しかし2人とも、その口元にはヒゲをたくわえてはいない

ちょっと残念だ。

それはさておき、店内を見渡してみると、カウンター席は無くすべてがテーブル席。

早い時間帯に訪れたせいか、まだ店内に他の客の姿はない。

きっともう少し待てば、ヒゲを口元にたっぷりとたくわえた紳士淑女たちで、店内が埋め尽くされることだろう。

ひげのカフェ 店内

店内は洒落た雰囲気。

ふんだんに木が使われていて、ふんわりと柔らで温かな印象を受ける。

写真を撮る都合上、窓に近い明るい席に座りたいのだが、あいにく窓際にあるのは6人掛けのテーブル。

さすがにぼっち1人で6人掛けのテーブルを占領するような図太い神経は持ち合わせていない。

ひげのカフェ 店内

2人掛けのテーブル席もあるにはあるのだが、そのテーブルは店のど真ん中。

ぼっちで、その席に座る度胸はない。

とりあえず壁際の4人掛けのテーブルに座ることにする。

ひげのカフェ メニュー

女性スタッフさんがメニューを持ってきてくれた。

「本日の日替わりカレーは、バターチキンカレーです」と、カレーランチのページを開いて見せてくれる。

しかし残念ながら、今日はなんかカレーってな気分ではない。

ひげのカフェ メニュー

ほかのおススメの料理を聞いてみたところ「そうですねぇ、ローストビーフ丼なんて、よく出ていますねぇ」とのこと。

なるほどローストビーフか。

悪くない。

ひげのカフェ メニュー

それにしても、メニューのあちらこちらに配されたヒゲに目と意識を奪われて、料理の情報がびっくりするほど頭に入ってこない。

ひげのカフェ メニュー

あれこれ悩んだ末、お野菜たっぷりみすじステーキプレートを注文することにした。

たぶん、これはローストビーフ丼のアップグレード版のはず。

ひげのカフェ メニュー

笠間市は栗の名産地。

なのでドリンクは栗ミルクタピオカを注文することにした。

その下のチーズティー烏龍茶の存在がものすごーく気になる。

チーズとティーと烏龍茶? なんだそれ?

ひげのカフェ ボトル

タピオカミルクティーを入れるボトルが選べるとのことで、ボトルのサンプルを持ってきてくれた。

スタッフさんは、両手に持った2種類のボトルを、肩のあたりでヒラヒラとさながら「ボトルはどちらになさいますか?」と笑顔で尋ねてくる。

その姿がとても可愛らしかったので、思わず「写真を撮ってもいいですか?」と聞いてみた。

すると彼女は「あハイ! どうぞどうぞ!」と、手に持っていた2つのボトルをテーブルにサっと並べ、カメラの正面から素早く身をかわした。

え・・・あ、あれ・・・?

ひげのカフェ お冷

やがて何組かのお客さんが入り始める。なかには予約している客も数組。

驚いたことに、やって来る客のほとんどが、およそヒゲには縁がなさそうな若い女性ばかり

さらに驚いたのは、私を含め、店内にいる誰一人としてヒゲなど生やしていないという事実だ。

ひげのカフェ

ふと右手の壁を見上げると、上部に小さな窓が付いているのを発見した。

なんとなく興味を覚えて、立ち上がって小窓をのぞき込んでみる。

すると窓の向こうにあるのは厨房。

そこには料理をする男性の後ろ姿が見える。

あの男性が、おそらくここ『ひげのカフェ』のオーナー・シェフなのだろう。

あいにく、こちらに背を向けているので、そのお顔を拝見することができない。

いったいどんなヒゲ将軍なのだろうか?

きっとその口元には、ヒゲがモッフモフ生い茂っているとみて、まず間違いはないはずだ。

ひげのカフェ

栗のタピオカミルクティーが運ばれてきた。

当然のように、ボトルにもヒゲマーク。

沈殿したタピオカが、なんだかあごヒゲのようにも見える。

お野菜たっぷり みすじステーキプレート

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

さていよいよお野菜たっぷりみすじステーキプレートのご登場。

たしかにお野菜たっぷり。そして、思っていたよりもお肉もたっぷり

ひげのカフェ スープ

このスープってジャガイモかな?

具にシメジが入っていてどこか和風な感じもある。

これ、すんごく美味しかった。

ひげのカフェ ごはん

ご飯は五穀米。

それにしてもお茶椀が小っさい!

女性客向けなのか、ご飯はものすごく少量。

しまった。

大盛りにしておけばよかった。

いや、そもそも大盛りなんてできるのか?

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

ご飯に比べて、お肉のほうは大盤振る舞い。

プレートの上には、厚切りのお肉はずらずらーーーっと、じつに景気よく並ぶ。

思わずテンションが上がっちゃう♂♂♂

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

超厚切りのローストビーフ。

火の通り加減は最小限でレア。

表面に焼き目の付いた肉はキュッと締まっていて、それなのにしっとりとしてえらく柔らかい

赤身のみっちりとした旨味があふれ出だす生々しい肉の塊りを噛みしめるたびに、肉を喰らうという原始的でシンプルな喜びに包まれる。

食べるほどに食欲がムクムクと沸き上がる。

それに、ヒゲもワサワサと伸びるような気がする。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

回しかけられているソースは、オニオン醤油ビネガー

いわゆるステーキ何とかのタレっぽい風味。

醤油をベースに酸味を効かせたソースは、お肉との相性はバツグン。

おそらくこの味が嫌いって人は、あまりいないハズ。

さすがの安定感と完成度の高さ。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

お皿に添えられた緑色のペースト。

なんとなく「柚子胡椒かな?」と思ったら、どうやらワサビ

何かひと手間かけてあるっぽいが、それが何かが分からない。

とにかく、まずは「お肉そのものの味」を楽しんで、しかる後に、このペーストにご登場願うとしよう。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

山と盛られたお野菜。

しかも色々な野菜が使われていて、とても華やか。胸が躍る。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

サラダの中に1つだけフライがまぎれている。

これが何かと思えばニンジンのフライ。

サクっとか~るいコロモ、ホクホクとしたニンジンには塩で下味がついている。

セリ科の野菜が持つ独特のさわやかな香りがする。

まさかニンジンにこんなに美味しい食べ方があっただなんて。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

ここにもニンジンが。

こちらはシャキシャキの食感を活かすつくり。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

キュウリ、これがまさかの浅漬け

そして写真手前の赤っぽい大根とカブも浅漬け。

てっきりサラダ的な味付けなのかと思っていたので意表を突かれた。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

ヤマイモを輪切りしたものは、醤油漬け。

かなり漬物感がある。

というかまんま漬物。

シャクシャクしたヤマイモの歯触りが心地よい。

ご飯を美味しくいただける。

ま、そのご飯が少ないってのがちょっと悲しいところ。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

しっかり塩が効いていて、どこか土の香りがしてくるような、わりと田舎っぽい素朴な味。

食べ慣れたこの味に、心が安らぐ。

このヒゲの孤島で見つけた、心の小さなオアシス。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

よく希少部位いわれるミスジ

なんでも肩甲骨の裏側の肉で、牛1頭からわずか5Kgほどしか取れないんだとか。

希少部位なんて言うと、なんとなくお高いイメージがあるが、けど、実際はけっこうお手頃価格でいただけちゃう。

それでいて旨いんだから、ミスジってえらいよな。

ひげのカフェ ミスジステーキプレート

さてワサビペーストを投入してラストスパート。

それにしてもこのお野菜たっぷりみすじステーキプレート』は、お野菜だけじゃなくお肉もたっぷり。

しかも使われているお肉は脂肪分が少ない赤身なので、がっつり食べてもたぶんヘルシー。

いやー、なんか久びさにお肉、たらふく喰ったわ。

ひげのカフェ デザート

食事を終えて、帰り支度をしていると「お客様、ただいまデザートをお持ちしますので、もう少々お待ちください」と声をかけられた。

すっかりお肉に満足してしまい、ついデザートのことを忘れていた。

そしてすぐに運ばれてきたデザートがこちら。

ひげのカフェ デザート

コイツの正体はソフトクリーム。

なんとなく魔人ブウっぽい出で立ち。

もしくはタコ八郎。

ひげのカフェ デザート

このソフトクリームが信じられないほど美味い

バニラの風味ってよりも、圧倒的にミルクの風味が勝っている。

なんなら、しぼりたての牛乳よりも、このソフトクリームのほうがミルクの風味が濃いんじゃないかってほど、ミルク感濃厚。

めちゃくちゃ美味い。

やるじゃん。ヒゲ将軍。

ひげのカフェ

タピオカミルクティーの存在を忘れていた。

お持ち帰り用のジップロックをいただける。

ひげのカフェ

この日、タピオカミルクティーってものを初めて飲んだ。

なるほど、タピオカとミルクとティーだ。

少々甘めだが、この味は悪くない。

かと言って、別に特別な味でも無い。

なんで、こんなのが流行ったんだ?」それが初めて飲んだタピオカミルクティーに対する正直な感想だった。

さてさて、なんで流行ったのだろう?

きっと、その理由がわからないのは、私の感性が老化したせいなのだろう。

ひげのカフェ 看板

そういえば、ポスト・タピオカミルクティーとして、バナナジュースが注目されているそうだ。

すでに都内では20店以上のバナナジュース屋が新たに開業したのだという。

なんでも、タピオカミルクティー屋が撤退した後の、いわゆる居抜き物件に、ミキサー1つを持ち込むだけですぐに商売を始めることができるという手軽さが、バナナジュース店の開業ラッシュの理由らしい。

だったら、べつに梅昆布茶屋でもいいんじゃないか、とも思うのだが。

でもきっと梅昆布茶ではインスタ映えなんてしないだろうし、なにより乙女たちのハートに響かない

ひげのカフェ

帰りに笠間稲荷の菊祭りを見学。

たくさんのキツネさん。

ひげのカフェ 119

神社の手水舎には、菊の花が浮かべられていた。

なんともオシャレ、なんとも風流。

菊の花を見るたびに、ふっと心に浮かぶのは「菊の天ぷらって、美味いよなぁ」。

そういえば、そろそろ食用菊が市場に出回る季節だ。

ヒゲのカフェの基本情報

ヒゲのカフェの場所はこちら

ヒゲのカフェの基本データ

 ヒゲのカフェの基本データ 

 住  所 

 〒309-1611 茨城県笠間市笠間984−1

 電 話 

 0296-71-8639

 営業時間 

 11時00分~16時00分

 定 休 日 

 月曜日

 Web Site 

  instagram

  facebook

ヒゲのカフェのメニュー

※ 価格は2020年のもの。

税込み価格です。

 ヒゲのカフェのメニュー 

 ランチ 

 お野菜たっぷりみすじステーキプレート(サラダ、スープ、ごはん、デザート)
   2,000円
 お野菜たっぷり極厚切りローストポークプレート(サラダ、スープ、ごはん、デザート)
   1,800円
 お野菜たっぷり厚切りローストポークプレート(サラダ、スープ、ごはん、デザート)
   1,400円
 お野菜たっぷり白身魚のフライプレート(サラダ、スープ、ごはん、デザート)
   1,400円
 お野菜たっぷりローストビーフ丼(スープ、デザート)
   1,300円
 ペペロンチーノパスタランチ(サラダ、スープ、デザート)
   1,300円
 トマトソースのパスタランチ(サラダ、スープ、デザート)
   1,300円
 和風パスタランチ(サラダ、スープ、デザート)
   1,300円
 本日のカレーランチ(サラダ、スープ、デザート)
   1,300円
 ローストビーフサラダランチ(スープ、デザート)
   1,000円
 お子様ランチ
     600円

 ソフトクリームデザート 

 ソフトクリーム
     450円
 黒蜜きな粉ソフトクリーム
     500円
 シリアルソフトクリーム
     500円
 チョコブラウニーソフトクリーム
     650円
 コーヒーゼリーソフトクリーム
     650円
 抹茶のババロアソフトクリーム
     650円
 季節の果物とソフトクリーム
     700円
 黒糖タピオカソフトクリーム
     700円
 マロンクリームソフトクリーム
     700円
 パンケーキ
     600円
 フレンチトースト
     600円
 マロンクリームパンケーキ
     700円
 チーズフォームパンケーキ
     700円

 タピオカドリンク 

 ロイヤルミルクティータピオカ
     600円
 ストレートティータピオカ
     600円
 抹茶ミルクタピオカ
     600円
 イチゴミルクタピオカ
     600円
 キャラメルミルクタピオカ
     600円
 紅イモミルクタピオカ
     600円
 栗ミルクタピオカ
     650円
 チーズティー烏龍茶
     650円
 チーズティーイチゴミルク
     650円
 チーズティー抹茶ミルク
     650円
 追加タピオカ
     100円

 コーヒー・ティー 

 夢豆さんのHOTコーヒー
     450円
 夢豆さんのICEコーヒー
     450円
 カフェラテHOT/ICE
     500円
 加賀棒茶HOT/ICE
     450円
 ほうじ茶ラテHOT/ICE
     500円
 紅茶HOT/ICE
     450円

 九州福田農場フルーツソーダ 

 熊本デコポンソーダ
     500円
 大分カボスソーダ
     500円
 鹿児島短観ソーダ
     500円
 熊本甘夏ソーダ
     500円
 佐賀温州ミカンソーダ
     500円
 熊本天草晩柑ソーダ
     500円
 長崎びわソーダ
     500円
 宮崎ヘベスソーダ
     500円
 宮崎日向夏ソーダ
     500円
 瀬戸内レモネード
     500円
 沖縄パインソーダ
     500円

 ソフトドリンク 

 オレンジソース
     400円
 グレープフルーツジュース
     400円
 コーラ
     350円
 ジンジャーエール
     350円
 烏龍茶
     350円

ひげのカフェ メニュー

パスタも美味しそう。

ひげのカフェ メニュー

※ タピオカ等を200円引きのドリンクセットでご注文の場合、グラスでのご提供になります。