【グールマンド】老舗の洋食屋でスペシャルなランチ! さすがの美味さで満足度はけっこう高し@茨城県ひたちなか市

ひたちなか市で洋食のランチといえば、絶対外せないのがグールマンド。

なのかもしれない。たぶん。

実のところ、私はつい最近までこのお店グールマンドの存在を知らなかった。

ぼんやり眺めていたgoogle mapでたまたま見つけたのが、洋食屋の老舗グールマンド。

ネットの口コミでは大変に評判がいい。これは期待せずにはいられない。

グールマンド

やぁ諸君、ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

 

グールマンドって、そんなに人気のお店なの?

そう、そんなに人気のお店らしい。

しかも聞くところによるとこのグールマンドって洋食屋は、この近隣にお住まいのマダムたちに大変人気のあるお店なのだそうで、ランチタイムともなれば麗しきマダムたちがこぞってこの店にやって来るという。

ほほう、マダムが集まるお店か。

有閑マダムに囲まれてのランチってのも悪くない。

いや、すごくイイ。

お店の外観

002_茨城県ひたちなか市 グールマンド 看板

厚いくもり空に覆われた2月のお昼時。自転車でグールマンドへと向かった。

到着したのはお店のオープン10分前。

001_茨城県ひたちなか市 グールマンド 外観

住宅街ど真ん中のロケーション。オレンジ色の屋根が特徴的。

まだ開店前だというのに、もうすでにたくさんの客が来ていて店が開くのを待っている。

えらい人気だ。

店の駐車場はとても広い。

店の外見から想像するに、店のキャパは20人から30人ってところだろうが、しかし駐車場は30台は余裕をもって停めることができそうだ。

しかし、そんな広い駐車場が、店が開く前にも関わらず次々と訪れる客のクルマで埋まっていく。

オープン前にもかかわらず駐車場はほぼ満車となった。

この店の人気のほどが十分にうかがえる光景だった。

003_茨城県ひたちなか市 グールマンド 梅の木

私が伺ったのは2月の中旬。

店の庭に植えられている梅が咲き始めている。

004_茨城県ひたちなか市 グールマンド ウェイティングリスト

開店と同時に、順番待ちの客たちは次々と席へと案内されていく。

その後について店に入ると、目の前に現れたのはウェイティング・リスト。

開店と同時に順番待ちなのか、とほほ。

長い長いリストの最後に名前を記入して待つ。

006_茨城県ひたちなか市 グールマンド メニューボード2

ランチメニューをぼんやり眺めていると、お店のスタッフさんからお声を頂いた。

それは、ウィエイティング・リストの最後に自分の名前を書いてから、わずか20秒後のことだった。

005_茨城県ひたちなか市 グールマンド メニューボード1

店内の中の様子

009_茨城県ひたちなか市 グールマンド お座敷

店に入ってすぐ左手側には座敷席があった。

こちらにはまだお客さんは入っていないようだ。

016_茨城県ひたちなか市 グールマンド お冷

いつも通りのぼっちだが、4人掛けのテーブル席へと案内された。

どうやらぼっち向けのカウンター席はないようだ。

012_茨城県ひたちなか市 グールマンド 店内

振り返ると、背後のスペースは2人用のテーブル席が並ぶ。

壁と一体化したソファーがかもし出すファミレス感。

店内の限られたスペースを最大限に有効活用しようとすれば、自然とこんな感じの壁ソファーの出番となるのかも。

011_茨城県ひたちなか市 グールマンド 店内

こちらのスペースには4人用のテーブル席。テーブルには4脚の椅子が並ぶ。

壁と椅子はセパレート。そして自然の光をたっぷりと採り入れる一面の窓。

テーブルとテーブルの間のスペースはたっぷりと、ゆったりと取られている。

008_茨城県ひたちなか市 グールマンド お隣のテーブル

案内されたテーブルに座り、店内を観察している間にも、次から次へ客が入ってきて、空いていたテーブルがどんどん人で埋まっていく。

094_茨城県ひたちなか市 グールマンド スペシャルランチのメニュー

大変にお美しい女性スタッフが注文を取りに来た。

注文はもちろん「スペシャルランチ」これ一択。

食事のメインを本日の肉料理か、または魚料理のどちらかから選ぶ。

ところがこのメニューには、本日の肉料理も魚料理も書かれていない。

本日の肉料理と魚料理は「店頭をご覧ください」とのこと。

これは困った。

店頭のメニューボードに書かれていたのであろう本日の肉料理と魚料理。

それが何だったのか、まったく憶えていない。

なんという初見殺し。

さて、あなたは憶えているだろうか?

本日の肉料理と魚料理。

それは店の入り口のメニューボードにしっかりと書かれていたのだ。

憶えている?

とりあえず魚なら間違いはないだろう。と、メインは魚でお願いする。

ランチはライスかパンのどちらかを選べる。せっかくの洋食だからパンを注文。

015_茨城県ひたちなか市 グールマンド

右手側を見ると大きな花瓶には花。

驚いた。これ造花ではなくて生花だ。

おもてなしの姿勢に、手抜きは無い。

それと同じように驚いたことはホールスタッフの多さ。ちょっと見たところ5、6人のホールスタッフがいらっしゃる。

そしてそのスタッフは誰もが麗しき女性たち。皆がみな忙しそうにされている。

彼女たちはじつにキビキビとしている。

絶え間なく客席と厨房を往復し、客の注文を厨房へと伝え、そして厨房から出てくる料理を客席へと運ぶ。もちろん笑顔を絶やすことなく。

その仕事には一切の無駄がない。優雅で美しい仕事ぶり。

なんとも素晴らしいスタッフたち。

この店が流行るのも十分に頷ける。

010_茨城県ひたちなか市 グールマンド 店内

見渡してみると、 この店の客の年齢層は結構お高い。

50代~60代のお客さんが中心らしい。

それも8割が女性客。

スペシャルランチ

013_茨城県ひたちなか市 グールマンド サラダ

さっそくサラダの皿が運ばれてきた。

このサラダ、使われているお皿がじつに秀逸。すばらしい。

皿はまるでカマボコのようにアーチ状に盛り上がった形をしていて、その峯がくぼんでいる。そのくぼみにサラダが盛られているのだ。

一見するとトリッキーな形状の皿。なのだが、サラダがとても食べやすい形だ。

見た目のハッタリが効いていて、トリッキー。それでいて意外と実用的なカタチのお皿。

これだけで、グっと心が掴まれる。

014_茨城県ひたちなか市 グールマンド サラダ

赤と黄色のパプリカ、レタス、オニオン、ワカメ、プチトマト、カイワレ、スモークサーモン、ムール貝。

使われている素材の数や、けっこうなボリュームにも驚くが、それよりなにより惜しげもなく使われている魚介類の量にも驚く。

これは美味い。

こんなにたっぷりとお野菜を頂けちゃうなんて、ありがたい。

ドレッシングはチーズ感があるからシーザードレッシングだろうか。

つい夢中になって、ワシャワシャと食べてしまう。

018_茨城県ひたちなか市 グールマンド サラダ

紫色でリング状の食材。

てっきり紫キャベツだと思っていたのだが、それはタコだった。

このサラダって、タコまで入っているのか。

シャキッとした生野菜の中、クニュッとした独特の噛み応えのタコ。いい仕事してるな。

タコの足の吸盤に沿って、丁寧に包丁が入っている。

このサラダって、たとえ単品メニューで出したとしても、400円~500円は取れちゃうんじゃないのか?

タコのサラダってめちゃ美味いんだな。知らなった。

これ、めちゃ美味い。

031_茨城県ひたちなか市 グールマンド パン

特盛の海鮮サラダを平らげて大満足。

その余韻に浸っていると、唐突にパンが運ばれてきた。

しかしちょっと困る。サラダの次の料理はパンだけなの? パンだけ?

バターが付いているとは言え、おかずも無しにパンだけを目の前に出された場合って、いったいどうするのが正解なんだろう。

それにこれ、コース料理ってんだから、もしかしてこのパンを食べきらないと、次の料理が出てこないのか?

019_茨城県ひたちなか市 グールマンド パン

バターロールが2回りほど大きくなったようなパンは人肌よりもちょいと熱め。

割ってみると小麦粉の良い香りが立ち昇ってくる。

皿に添えられている小指の先ほどのバターを塗っていると、バターはパンの上で溶けて、またいい匂いが鼻と腹の虫をくすぐる。

あ、このパン美味いじゃん。

020_茨城県ひたちなか市 グールマンド パスタ

パスタが運ばれてきた。

これはボンゴレ・ロッソってやつか?

個性的な形をした白い皿の上に、情熱的で、そして刺激的な赤い色彩のパスタ。

これは、なんとういか伊太利亜式の枯山水。わびさび。

赤いトマトソースをまとったパスタの上に振りかけられている粉チーズがたまらない香りを放っている。

左手に持ったスプーンの上で、右手持ったフォークに少量のパスタを上手にクルクルと巻き付け、音を立てないようにお上品に口の中へと運ぶ。

うん、我ながら実にお上品な食べ方。食欲よりもマナー的な何かを優先してかっこ付けている自分自身にちょっと満足する。

でも、しかし。

んんん?

022_茨城県ひたちなか市 グールマンド パスタ

このパスタ、刺激的な色のわりには、味に刺激的なところがまったくない。

ニンニクと唐辛子の風味は薄い、というか、まったく無い。

おやおやおや?

これはボンゴレ(あさり)ロッソ(赤)じゃないのか?

そういえば、メニューボードには「ボンゴレのパスタ」と書いてあった。ロッソとは言っていない。

だからこのパスタは決してボンゴレロッソではなくて、ボンゴレのスパゲッティー。

「本場イタリアで修業したシェフが作る本格的なパスタ」っていうよりも、町の洋食屋とか喫茶店で出てくるようなスパゲッティー。

その普段着な姿に親近感を覚える。

021_茨城県ひたちなか市 グールマンド パスタ

パスタって、ラテン語のpasta(練りもの)に由来する。

そのラテン語でいうところのパスタってやつは、英語の発音でいえばペースト。

ペーストか、それならばパスタってやつは意外とタコ焼きや、お好み焼きのような、いわゆる粉ものってジャンルの食べ物といっしょなのかもしれない。

それにしてもこのパスタ、いわゆるアルデンテって茹で上がりではないようて、ちょっとばかりユルい。

023_茨城県ひたちなか市 グールマンド 真鯛のムニエル

本日のメインが登場。

なにこれカッチョイイ

白身魚のムニエルっぽいメイン。

そしてその脇を固めるのはブロッコリー、ニンジン、マッシュポテト。いずれも名わき役たち。

赤いソースと白いソースが交わる中心にドンと鎮座するメイン。その上には輪切りのレモン。

メイン料理と呼ぶにふさわしい完璧なビジュアル。

こりゃ美味そうだ。

026_茨城県ひたちなか市 グールマンド 真鯛のムニエル

黄色いレモンに散らされた緑のパセリが美しい。

025_茨城県ひたちなか市 グールマンド マッシュポテト

マッシュポテト。

ジャガイモってシンプルな美味しさが詰まっていて、好きな食材。

024_茨城県ひたちなか市 グールマンド ニンジンのグラッセ

ニンジンのグラッセ。

美味しい。

なんというか洋食における不滅のアイコン。

洋食ってのは、これがなくっちゃ始まらない。

027_茨城県ひたちなか市 グールマンド 真鯛のムニエル

メインの魚のムニエル。

この魚は何て魚だろうか? 

たぶんスズキかも(正解は真鯛です)。スズキのムニエルなんて、いかにも洋食屋で出てきそうな感じだ。

しかし、このムニエルは白身魚ってこと以外には、コレといった特徴がない。

ひょっとしたら最近ヨーカドーあたりが推しているパンガシウスって可能性もあるな。

でも大手スーパーならともかくとして、個人経営の料理屋が南米からパンガシウスなんて輸入するのだろうか?

うーん、この魚の正体が全く分からない。なので白身魚の正体はひとまず置いておく。

小麦粉が振られた魚の身。このムニエルの表面は、高温でパリッと仕上げられている。その大部分は。

その一方で中途半端に火が通った部分もある。

きちんととメイラード反応を引き出して、ちゃんと美味しい部分があるのだが、ただ加熱によってタンパク質を変性させただけのような部分もある。

はっきり言えば、美味しい部分とそうじゃない部分が混在する。

いわゆる焼きムラってやつか。

028_茨城県ひたちなか市 グールマンド スープ

スープ。

なぜかこのタイミングでスープが登場。

いったいナゼにこのタイミングなんだ? 普通はいの一番で出てくるのがスープってもんじゃないのか?

ワカメ、タマゴ、オニオンと、ワカメスープの王道レギュラーメンバーがそろい踏み。

ワカメスープって、基本的に美味しい。安定の美味しさ。

でも、この店に限らず、ワカメスープの上限を突破するほど美味しいワカメスープってみたことがない。

平均点が高くてそれでいて上限も低いのが、ワカメスープ。

029_茨城県ひたちなか市 グールマンド パン

これまた唐突に運ばれてきた、パンのおかわり。

やっぱりここのパンは美味しい。

032_茨城県ひたちなか市 グールマンド デザート

そしていよいよデザート。

やっつけ感じが無きにしも非ず。

035_茨城県ひたちなか市 グールマンド オレンジシャーベット

オレンジシャーベット。

業務用2リットルのプラスチック製容器から、フレッシュなままテーブルにお届けしましたってな感じ。

採れたての新鮮なシャーベット。

一口食べれば、うん、もぎたての業務用シャーベットの味がする。

033_茨城県ひたちなか市 グールマンド ケーキ

アップルパイ的なもの。

これは素直に、率直に美味しかった。

034_茨城県ひたちなか市 グールマンド バナーナ

バナナ。

未知なるフルーツ、バナナ。

ここでバナナをご存じない方たちのために、説明しよう。

バナナってのは、バナナだ。

その他に説明しようもない。しかし、あえて説明を付け加えるなら、バナナって果物は黄色い。

以上。

030_茨城県ひたちなか市 グールマンド アイスティー

とてもお美しい女性スタッフさんが食後アイスティーを運んでくれた。

真っ白なユニフォーム、清潔なユニフォームには似つかわしくない、とても芳醇な大人の色香。

なんだか今がランチタイムなんかではなく、夜のお店に来たかのような錯覚を覚えてしまう。

耽美って言葉が良く似合う女性だ。とてつもなくお美しい。

何人もいる女性スタッフの中でも、この女性はレジを任されているので、店の信頼も厚いのだろう。

その麗しき女性によって供せられたアイスティー。

もちろん不味くはない。でも美味くもない。

そんなアイスティー。

ただ色のついた水。

ただの水分。

036_茨城県ひたちなか市 グールマンド サザコーヒーのスティックしゅばー

サザコーヒーのシュガースティックが置いてあった。

037_茨城県ひたちなか市 グールマンド メニューボード

私が食べたメインの皿って、真鯛のムニエルだったのか。

マジか? 真鯛って大好きな魚なのだが、まったく分からなかった。

真鯛のムニエルからは、鯛の独特なイイ匂いがしなかった。

ちなみに真鯛なんていうと高級魚のような気がしちゃうが、小型のものならまる1匹でも400円前後で買えちゃう。

とは言え、サンマ1匹100円とかに比べると、真鯛は1匹で400円ってんだからやっぱり高級魚には違いないのかも。

038_茨城県ひたちなか市 グールマンド メニューボード

会計をすませ、店を出ると3組ほどのお客さんが順番待ちをされていた。

なんだかお店に伺うタイミングが悪かった。よりによって一番込み合う時間に店に入ってしまった。

たぶん、ランチよりも夜の時間帯とかのほうが、落ち着いて食事ができたんじゃないだろうか。

039_茨城県ひたちなか市 グールマンド

JR常磐線勝田駅から、ひたち海浜公園へとまっすぐに伸びる昭和通り、通称33m通り。

その33m通りの、ここの交差点がグールマンドへの入り口。

この交差点をauの方へと入って住宅街を突き進むと、グールマンドがありますよ。

040_茨城県ひたちなか市 グールマンド

その交差点の反対側の様子。

 

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グールマンドの基本情報

グールマンドの場所はこちら

JR常磐線勝田駅の東口を出て2.6km。歩きで35分ほど。

駐車場は30台から40台。第二駐車場あり。

ただし駐車場はあっという間に埋まります。

ランチの混雑を避けるならオープン直後よりも昼食のピークを過ぎた遅めの時間に行くのが良いのかも。

いや、いっそディナータイムの方が良いんじゃないだろうか。

グールマンドの基本データ

 グールマンドの基本情報 

 住  所 

 〒312-0011 茨城県ひたちなか市大字中根3327

 電  話 

 029-272-1555

 営業時間 

 11時30分~14時00分

 17時30分~21時00分

 定 休 日 

 無休

グールマンドのメニュー

※ 価格は2020年02月のもの。

 グールマンドのメニュー 

 ランチメニュー 

 ※ ランチタイムは月曜日~土曜日(日曜日と祝日は除く)

 若鶏の唐揚げランチ
   1,000円

 日替わりランチ
     900円

 ハンバーグランチ
   1,000円

 牛サーロイン
   1,800円

 牛ヒレ
   2,100円

 ミニサラダ、スープ、ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶

 

 スペシャルランチ  
 海の幸のマリネサラダ
 本日のパスタ
 メイン料理(下記の中からお選びください)
   本日のお肉料理
   本日のお魚料理
   ハンバーグ +150円
   牛サーロインステーキ +300円
   牛ヒレステーキ +500円

    1,580円

 シェフおすすめセット  

 オードブル
 魚料理
 肉料理
 パンまたはライス
 デザート
 コーヒーまたは紅茶
    2,500円

 レディースセット  

 海の幸のマリネ サラダ仕立て
 パスタ
 クリームシチュー パイ包み焼き
 パン
 デザート
 コーヒーまたは紅茶
    2,100円

 セットメニュー  

 Aセット 若鶏のソテー
   1,500円

 Bセット ハンバーグ
   1,500円

 Cセット 豚ヒレカツ グールマンド風
   1,600円

 Dセット 豚ロース肉のソテー
   1,700円

 Eセット 仔牛のステーキ
   2,000円

 Fセット 牛ヒレカツ グールマンド風
   2,000円

 Gセット オーストのサーロイン素敵ー
   2,000円

 Hセット オーストのヒレステーキ
   2,200円

下記のメニューよりお選びください
 海老グラタン
 海老フライ +150円
 ホタテのウニソース +100円
 海老のクリームコロッケ
 白身魚のムニエル
 カキフライ(11月~2月)

 ミニサラダ、スープ、ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶

 単品メニュー  

 エビフライ
   1,900円

 ジャンボエビフライ
   2,400円

 鮮魚のムニエル
   1,600円

 海老のクリームコロッケ
   1,200円

 ホタテガイのウニソース
   1,350円

 カキフライ(11月~2月)
   1,200円

 ハンバーグステーキ
   920円

 ピザ風ハンバーグステーキ
   1,050円

 ハンバーグステーキ ホワイトソース
   1,050円

 ハンバーグカツ グールマンド風
   1,050円

 豚ロース肉のソテー
   1,100円

 豚ヒレ肉 ベーコン巻きステーキ
   1,160円

 豚ヒレカツ グールマンド風
   1,160円

 若鶏のソテー 和風味
   850円

 若鶏のトマトチーズ焼
   1,000円

 仔牛のステーキ
   1,880円

 お子様ハンバーグ(ジュース付)
     790円

 グールマンド極製煮込み料理 

 牛タンシチュー(煮込み料理の芸術です)
   1,800円

 ビーフシチュー(赤ワインでじっくり煮込みました)
   1,800円

 若鶏の赤ワイン風味
   1,260円

 ステーキ 

 常陸牛サーロインステーキ(200g)
   4,300円

 常陸牛ヒレステーキ(150g)
   4,600円

 オーストラリア産サーロインステーキ(200g)
   2,000円

 オーストラリア産ヒレステーキ(150g)
   2,200円

 ステーキディナー 

 常陸牛サーロインステーキ(200g)
   5,150円

 常陸牛ヒレステーキ(150g)
   5,450円

 オーストラリア産サーロインステーキ(200g)
   2,850円

 オーストラリア産ヒレステーキ(150g)
   3,050円

 スープ、サラダ、デザート
 ライスまたはパン
 コーヒーまたは紅茶

 コース料理 

 オードブル
 スープ
 魚料理
 お口直し
 肉料理
 パンまたはライス
 デザート
 コーヒーまたは紅茶

  Aコース(3,500円)

  Bコース(5,000円)

 オードブル 

 スモークサーモン
    380円

 合鴨スモーク
    380円

 牛刺し(常陸牛)
    600円

 若鶏の唐揚げ
    460円

 ソーセージ
    600円

 エスカルゴブルゴーニュ風
    600円

 ホタテ貝のムニエル
    600円

 スープ 

 クリームコーンスープ
    390円

 オニオングラタンスープ
    500円

 サラダ 

 海の幸サラダ
    790円

 シンプルサラダ
    630円

 ミニサラダ
    300円

 ピラフ・パスタ・ドリアセット 

 スパゲティー ナポリタン
   1,050円

 スパゲティー ホワイトソース
   1,050円

 和風スパゲティー
   1,050円

 スパゲティー ミートソース
   1,050円

 スパゲティー ボンゴレ
   1,050円

 ミックスドリア(ツナ、カニ、海老)
   1,300円

 海老ピラフ
   1,300円

 カニピラフ
   1,680円

 (ミニサラダ、コーヒー又は紅茶)

 デザート 

 シャーベット
    450円

 バニラ
    380円

 デザート盛合せ
    580円

 ケーキセット(ケーキ、コーヒー又は紅茶)
    700円

 何かのセット??? 

 下記のメニューよりお選びください

  ライスまたはパンセット(パンまたはライス、コーヒーまたは紅茶) 450円
  サラダセット(ミニサラダ、パンまたはライス、コーヒーまたは紅茶) 580円
  デザートセット(デザート盛合せ、パンまたはライス、コーヒーまたは紅茶) 900円
  コースセット(スープ、ミニサラダ、デザート盛合せ、パンまたはライス、コーヒーまたは紅茶) 1,200円
  ライスまたはパン 200円

 ※ メニューからは何に付けるセットなのか分からなかった。

114_茨城県ひたちなか市 グールマンド 何かのセット

単品につけるセットメニュー?

どうでもイイ話

人間を一番殺している生物ってなにか知ってる?

1年間で、人間を一番殺している生物ってご存じだろうか?

人間を殺している生物のランキングを、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏が公表している。

私は何となく「どうせ人間ってオチでしょ?」と思っていたのだが、事実は違っていた。

「人間」は残念ながら第2位で、年間440,000人もの人々が、この残虐な生物の犠牲となっているそうだ。

ふーん、じゃ第1位は?

その答えは「か」。

蚊。

寝ようとして部屋の明かりを消すと、決まって耳元にプーンとやってくる、あのやっかいな蚊。

あの蚊がぶっちぎりで1位。あのちっぽけな蚊が、世界中のあちらこちらで我ら人間をぶっ殺しまくっている。

蚊の犠牲となって命を落とす人は、じつに毎年750,000人(75万人)にものぼる。

蚊に血を吸われて、カラッカラに干からびて死ぬ。

ってわけじゃ、もちろんない。

蚊が媒介するマラリア病原虫や、黄熱病、デング熱、脳炎などのウイルスによって引き起こされる病気が原因だ。

じゃ、そのウイルスの方が蚊よりも1番人を殺しているんじゃないの?

ついそんな疑問が頭をよぎる。

ところがウイルスってやつが生物に分類して良いものなのかどうかが分からない。

じつは人類は未だに「生物」の定義を決めることができていない。

それは、このウイルスってやつを生物とするのか、しないのかでモメにもめているからだ。

 

私はウイルスとか病原菌のたぐいが非常に苦手だ。

ウイルスとか病原菌とかって輩たちは、目に見えない。そこがなんだか男らしくない。

じつに卑怯だ。

ウイルスは、まるで暗殺拳の使い手のように、日常の中のあちらこちらに潜んでいて、唐突に現れて我らの命を奪い去る。

銃・鉄・病原菌

さてあなたは『銃・鉄・病原菌』(ジャレド・ダイアモンド著)をお読みになっているだろうか?

この本は「ゼロ年代の50冊」堂々の代1位。

この本の内容は以下の通り。

 

15世紀、旧大陸のヨーロッパ人(スペイン人)が新大陸(アメリカ大陸)を発見した。

そして彼らヨーロッパ人は、新大陸に到着するなり、あっという間に現地のインカ帝国やアステカ文明を滅ぼし、新大陸を征服してしまう。

その征服劇で大きな役割を果たしたものが、この本のタイトルにもなっている3つの要素「銃」「鉄」「病原菌」。

ちなみに、この「病原菌」とは病気に対する免疫・抵抗力のことをいう。

しかし、なぜだろう?

なぜ十五世紀の時点で、ヨーロッパを含むユーラシア大陸が持つテクノロジー「銃」「鉄」「病原菌(の免疫)」を、新大陸アメリカの人々は持っていなかったのだろう?

なぜ新大陸の人々が持っていない「銃」「鉄」「病原菌」を、旧大陸のヨーロッパ人は持っていたのか?

なぜ新大陸の人たちは「銃」も「鉄」も「病原菌」も持っていなかったのだろう?

なぜ新大陸の人々が、ヨーロッパを征服することが出来なかったのだろうか?

なぜ新大陸と旧大陸の持っているテクノロジーの進歩には大きな差が生まれたのだろう?

そんな「なぜ」を検証するのが、この本『銃・鉄・病原菌』。

実際面白い本だ。知的好奇心がビシバシと刺激される。

新世界アメリカ大陸を蹂躙した旧世界ユーラシア大陸の病原菌

中でも、病原菌に関する記述が非常にとても興味をひかれた。

それは「スペイン人たちは、原住民の住む村を征服するために伝染病を使った」というくだり。

その手口とは、天然痘患者が使用していた毛布をバイオテロの道具にするというもの。

天然痘に汚染された毛布を、原住民の住む村に投げ込み、しばし待機。

たったそれだけ。

たったそれだけでスペイン人による村の征服は完了する。

現地の人々は、天然痘にたいする免疫・抵抗力をまったくを持っていなかったため、投げ込まれた毛布によって天然痘に感染し、そして村中に広がる未知の病気によって次々と命を落とす。

そして村人たちが全滅したころに、スペイン人たちは楽に村のまるごといただく。

うーんエグい。

なんともエグい話だ。

さすが「人間を一番殺している生物ランキング第2位」だけのことはある。

しかしここで、スペイン人たちが思いもしなかった事態が巻き起こる。

やっいなことに、ほっておいても勝手に広がるのが病原菌。

さすがの残虐超人のエリートであるスペイン人も、自分たちが蒔いた種(病原体)をコントロールすることまではできない。

その結果、病原菌は新大陸のあちらこちらの集落へと勝手に広がっていき、現地人たちを襲い続け、そして彼らの命を奪い続けていく。

スペイン人が新たな集落に辿り着く頃には、すでの数多の村々が廃墟となっていた。

実はスペイン人たちは、現地人を奴隷として労役に使うつもりでいたのだが、その目論見は外れる。

せっかく新大陸を征服し、さてこれからこの地に眠る豊富な銀や金を掘って大儲けしようとしていたのに、肝心の労働力(奴隷)がいない。

奴隷たちはみんな死んじゃった。天然痘で。

新大陸の人々は、ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘によってみな死んでしまったのだ。

労働力がまったく足りない。

この状況に困ったスペイン人たちは、不足する労働力を確保するため、アフリカ大陸の人々を奴隷としてアメリカ大陸に連れて行くことにする。

一説では、ヨーロッパ人と彼らが連れて来たアフリカの黒人たちが新大陸へと持ち込んだ病原菌によって、アメリカ大陸の原住民の人口は10分の1にまで減少したんだとか。

そりゃまた、ずいぶんと業が深い話だ。

ウイルス

ここまで、ずいぶんととっ散らかった話をしてきた。

ではさてさて、これはいったい何の話なのだろう?

もちろん新型コロナウイルス(COVID-19)の話だ。

新大陸に住んでいた人々を見ると分かるように、未知のウイルスに直面した人間てものは、なんとも脆い。

あっさりと病気になり、悪ければ命を落とす。それもわりと簡単に。

2020年。そんな未知のウイルス、人類の誰もが免疫を持たない新手のウイルスが、私たちの生活エリアのすぐ近くでまん延の兆しを見せている。

恐怖だ。

これはまさにありふれた日常を破壊する恐怖そのものだ。

その特徴

この新型コロナウイルス(COVID-19)の恐ろしく良くできているところは「感染して発症するまでタイムラグがある」ことと「発症する前に他者への感染力を持つ」というところ。

このウイルスに感染しても、すぐにどうにかなるワケではない。なにせ「感染して発症するまでタイムラグがある」からだ。

それゆえに、ウイルスに侵された本人は自覚症状がないままに、人ごみにまぎれて行動する。その結果、自覚のないままに周囲の人々に、家族や友人や恋人に向かってウイルスをばらまいてしまう。

無自覚のまま。本人には悪気はない。自分自身がウイルスの運び屋であり売人であることを自覚することが出来ないまま、周囲の人たちにウイルスをばらまく。

そして、ウイルスを頂戴する方も、まさか健康そのものに見える人から、この危険なウイルスを頂くことになるとは想像できない。

このタチの悪いウイルスは目に見える健康悪化の症状を見せる前に、発症する前に「他者への感染力を持つ」のだ。

ウイルスの感染者は、その外見からは見分けることができない。

これは警戒のしようがない。

しかもなお厄介なことに、この新型コロナウイルスは、物体表面上で「1週間またはそれ以上、生存する可能性がある」という。

おいおい、そりゃなんぼなんでも生存期間が長すぎる。

インフルエンザ・ウイルスの生存聞かなんはせいぜい8時間程度なのに。新型コロナはずいぶんとご長寿だ。

新型コロナウイルス、感染力にパラメーターを全振りしていやがる。

とにかく感染力がハンパない。

文句なく凶暴で、凶悪なウイルスだ。

怖えぇぇ!

感染計画 プランAとプランB

人間の頭部には、体内へと通じる幾つかの穴が開いている。

それは言うまでもなく口、鼻、耳。

しかしまぁ、ここでは耳のことは考えないようにしよう。耳から感染したって話はあまり聞かないからね。

で、残るは口と鼻の2つ。どちらも外部の空気を体内へと運び込む器官。

だから「口と鼻がウイルスたちの体内への侵入経路となる」ってのはとてもイメージしやすい。

なんというか、理にかなっている。

それならば、この2つ穴、体内に向かってぽっかりと頭に空いた穴を塞げばウイルスの侵入を防ぐことができるはずだ。

だからマスクが必要だ。

マスクで顔の2つの入り口を塞ぐのがベスト・ソリューション!

それにマスクは何と言ってもお手軽。

顔に掛けておくだけでウイルスが予防できる優れもの。これを使わないって手はないじゃないか。

別ルートがあります

しかし残念。

ウイルスは、体内へと侵入するための別ルートを持っている。

たとえプランAの飛沫感染のルートがマスクによって潰されたとしても、万が一を想定してバックアップのプランBを持っている。

コロナはちゃんと準備しているのだ。人間の体内へと侵入する秘密のBルートを。

たとえ人間たちが口や鼻の入り口をマスクで覆ってガードしたとしても、ウイルスはその秘密のBルートを通って、しっかりと我々の体内に侵入してくる。侵入するための準備をしている。

それがBルート「接触感染」だ。

接触感染とは、「つり革」や「ドアノブ」を経由してウイルスが感染するルートのこと。

これら公共物であるドアノブなどは、感染者を含む不特定多数の人々によって様々なウイルスに汚染される。

知らず知らずのうちに。いつの間にかに。

しかし、そうとは気付かずに我々がこれらの公共物をうっかり触ってしまうと、とてもとても清潔だったはずの私たちの手指は、ウイルスによってばっちり汚染される。

その汚染された手を使って、体の粘膜(目鼻口の)に触れることでウイルスが体内へと侵入してくる。その時Bルートの扉が全開になるのだ。

今は花粉が飛び交う時期でもある。そのせいで、きっと無意識に目や鼻の粘膜を擦る方も多いことだろう。

花粉の時期であることを別にしても、ある研究によれば「人は1時間のうちに23回も顔を触る」そうだ。もちろん無意識に。

それがヤバイ。奴らはあなたが無意識に無防備に顔の粘膜を触る時をずっとずっとまっている。そしてその瞬間を決して逃さない。

 

マスクをすることは有効な予防かもしれないが、マスクをすることで安心しきっている人たちが多いように思う。

耳に掛けるだけで、お手軽に顔の穴をふさいてくれるマスク。そのお手軽さがウケているのかもしれない。マスクをすることで充分な予防をしている気になれるのかもしれない。

しかし多くの人たちは、マスクに頼り切っていて、手指の防衛をおろそかにし過ぎている。

敵は、ウイルスは、やつらは、我々が思っているよりもはるかに狡猾だ。

マスクだけではウイルスによる猛攻は防ぎきれない。

手を洗おう

プランB「接触感染」を防ぐためには「手を洗う」ことが有効だ。

もちろんアルコール消毒液を思う存分、手にぶっかけることができればもっと良いのだが、なにせこの混乱のご時世、アルコール消毒液なんてめったに手には入らない。

だからせめて手を洗おう。それも、できるだけこまめに。

マスクのように「耳に掛けるだけ」ってお手軽さはないが、ウイルスたちが周到に周到を重ねて準備したプランBをつぶすにはこれしかない。

面倒くさいことこの上なしの手洗いだが、今できる最大の感染予防の手段であることは間違いない。

それに幸いなことにハンドソープや石鹸のたぐいはまだ簡単に入手することができる。トイレットペーパーとやティッシュとは違って。

今われわれが出来る最大の防衛は、手指の清潔を保ち、ウイルスの汚染から手を守って接触感染を防ぐことだ。

なにせ、敵は人類が未だかつて遭遇したことのない未知のウイルスだ。奴らを相手に用心しすぎるってこともないだろう。

 

それとできることなら外出も避けるべきだ。

無自覚な感染者、健康そうなスプレッダーを量産し続けるってのが、新型コロナの恐ろしいところ。

どうかあなたも、人ごみや、人が集まるような閉鎖空間などには近寄らないようにしてほしい。

もしそれを回避するのが難しいのであれば、充分にウイルスによる汚染にたいして警戒してほしい。

 

まずは、ご自身の衛生、健康を大事にしてください。

 

コロナ、こゎぃょぅ~