【焼肉風林】美味しい鹿児島黒牛の焼肉ランチ@茨城県ひたちなか市

さっそくだが、今日のランチは焼肉だ。ぼっちで焼肉だ。

「焼き肉風林」でランチを頂いて来たのでさっそくレポートしよう。

焼肉風林へ

やぁ諸君、ごきげんよう。

私がぼっちメシ研究所のjamだ。

 

「一人では行きにくい場所」の代名詞のように言われる焼肉。

だが、そんなものは、エリート・ぼっちの私にとっては、まったく無縁な話だ。

お一人様で焼肉なんて、まったく問題ない。お茶の子さいさいだ。

むしろ「一人で行きにくい場所」というんだったら「深夜の廃病院」とか「青木ヶ原樹海」とかの方が、よっぽど一人で行きにくい。

とくに「仮病で休んだ次の日の職場」なんかは、最高に行きにくい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 (20)

今日もいつものように自転車で移動する。

自転車をキコキコこいで、風林を目指す。自転車という乗り物は「自分の力をつかって移動する」という感覚を与えてくれるから、とても好きだ。

なにしろカロリーを消費している実感がある。だから自転車で移動した日は、多少ご飯を食べ過ぎても、何だか許されるような気がする。

自転車とはまさに焼肉に行くためにあるような乗り物だ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 看板

そして焼肉風林に到着。

遠くからでも、この大きな焼肉風林の看板はよく見える。

最近、塗装しなおしたそうで発色がとても鮮やかだ。

「風林」の読み方はもちろん「ふうりん」。

武田信玄のあれ「疾きことの如く、しずかなることの如く、侵掠することの如く、動かざることの如し」っていう例のやつ。

しかしお店の開店時間よりだいぶ早い時間に到着してしまった。お店のオープンまで、まだ1時間もある。

私は開店時刻をすっかり間違えていて、開店時間よりもだいぶ早く来てしまった。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 リカーショップの看板

この写真は、焼肉レストラン風林の隣にあるリカーショップの看板。

水戸黄門さまが、両脇の助さん格さんから酒を飲まされている。

助さん格さんのいっきコールにのって酒を飲み過ぎのだろうか?

この水戸黄門さまの顔色は、まるで無理やり酒を飲まされた新米ホストのように青白い。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 第二駐車場

お店が開くまでの時間は、田んぼに囲まれたこの辺りをブラブラして、写真なんかを撮りながら時間をつぶす。

時間がありあまっていたので、店の裏手に回ってみたら、第二駐車場を発見。

店の前の駐車場も10台以上がゆったりと停められるスペースがあるのに、さらにその裏手にも駐車場があるのに驚いた。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 外観 (1)

お店のオープン時刻、正午ちょうどに戻ってみると、お店の前の駐車場はすでにほとんど埋まっている。

このお店には夜に何度かお邪魔したことがあるのだが、ランチタイムは今回が初めてだ。

焼肉ランチって意外と需要があることが、ちょっと意外だった。

だって、焼肉を食べるならビールが欲しくなってしまうじゃないか。

焼肉レストラン風林の風林火山ランチ

お店に入ると親切な男性スタッフさんが席に案内してくれた。

すでにたくさんのお客さんが入っている。

この店の開店時間は正午ではないのだろうか?

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 店内の様子 (1)

お子様用の椅子は完備されている。ファミリーやカップル向けだろうか。

たくさんのテーブル席と座敷席があるが、ぼっち向けのカウンターは無い。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 中庭

中央はカラス張りの小さな中庭になっていて、自然光が差し込んでくるのが素晴らしい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 張り紙 (2)

ここ風林では鹿児島黒牛が一押しのようだ。

なんでも和牛日本一らしい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (7)

ランチメニューは「土日祝祭日限定」のものと「平日限定」のものがある。

この写真の彩ランチと、風林火山ランチは「土日祝祭日限定」のメニューのようだ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 張り紙 (1)

この店では鹿児島黒牛を使ったメニューに力をいれている。

茨城県で、鹿児島黒牛を正規に扱っている店はここ「焼肉風林」だけだという。

オーダーは風林火山ランチ+α

その鹿児島黒牛が使われている「風林火山ランチ」にしよう。

ドリンクはウーロン茶でお願いした。

それと単品でハラミと花咲タン塩を追加。

オーダーをすると、すぐにドリンクとサラダが運ばれてきた。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ ドリンクとサラダ

サラダ。

ドレッシングの容器は別に持ってきてくれた。お好みの量に調整できるのでありがたい。

ホールスタッフの皆様が、とても感じよかった。

ビールを頼みたくなるが、あいにくと自転車だ。今日のところはこらえて、次の機会をまとう。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ サラダ

サラダはシーザー風でチーズがかかっている。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 花咲タン塩 (1)

この後、単品で注文した花咲タン塩が運ばれてきた。

この皿がとてもほそ長い。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 花咲タン塩 付け合わせ

タン塩がのった長い皿の一端にはレモンとネギ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 花咲タン塩 (2)

タンは厚切り。

包丁の細工が走っていて、タンの花が咲いている。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (13)

さっそくタン塩を焼く。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ ピリ辛タンスープ

お肉を焼いている間にピリ辛タンスープが届いた。

このスープがめちゃ美味しい。

牛タンの旨味がたっぷりとスープに出ているまれている。

これ、ご飯にぶっかけて頂きたい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ ごはん

それとご飯も届いた。

素晴らしい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (14)

タンが焼きあがったタイミングで、目の前にはちょうど白飯、スープ、サラダが勢ぞろいしている。

この上ない至福って、こういうことを言うのだろう。

すこし辛味があって、ごま油の香りがあって、ご飯の最良の友。

単純な感想で申し訳ないが「焼肉って、美味しい」

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (9)

風林火山ランチが配膳された。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ 腹見

ハラミ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ 豚トロ (1)

トントロ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (11)

上タン塩。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ カルビ (1)

上カルビ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ キムチ

キムチ。

キムチはちょっと熟成が足りていない感じ。

辛いには辛いのだが、なんというか、コクと酸味があまり感じられなかった。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (17)

こちらは単品で追加したハラミ。

横隔膜の背中側のお肉。

個人的にはカルビとロースの良いとこ取りの部位だと感じている。

カルビやロースに比べて安価なのもありがたい。

安くて美味い。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ ハラミ

ガスロースターで焼肉。

煙はほとんど出ない。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (15)

うひゃー、ハラミ、美味しい。

ここ風林では、タレとコチュジャンはテーブルに備え付けられている。

だから、好きなだけ使えばよい。

ちょっと甘めのコチュジャンを存分に使わせて頂いた。

おにくがうまい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ 豚トロ (2)

トントロも焼く。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ (4)

甘辛いタレがたまらない。

反則レベルで白飯をどんどん持っていく。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ カルビ (5)

鹿児島黒牛のカルビも焼く。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ カルビ (4)

うめぇぇぇぇ!

焼肉を食べると、なんだか野生的な気分になる。

それにしても、お肉って美味しいね。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 風林火山ランチ コーヒーゼリー

がっつり焼肉を楽しんだ後、頃合いを見計らってスタッフさんが100円デザートのコーヒーゼリーを持ってきてくれた。

100円とは思えないほど、たっぷりのコーヒーゼリー。

よく冷えたコーヒーゼリー。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 店内の様子 (2)

先客が引いたので、店内の写真を撮ってみた。

このテーブル席の他にも座敷などがある。

店の中はそうとうに広い。

焼肉風林のメニュー

価格は2019年11月のもの。

税抜き価格表示なので、会計時には+10%の消費税がかかる。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (6)

 土日祝祭日限定 
 彩ランチ  

和牛カルビ、ハラミ、豚タン塩、、トントロ。
 1,100円


風林火山ランチ
和牛上カルビ、ハラミ、上タン塩、トントロ。
 1,600円

2つのランチの違いはお肉の構成。どちらのランチも基本は以下の通り。
ライス
タンスープ(ピリ辛) または、わかめスープ
サラダ
キムチ
ソフトドリンク(ウーロン茶、コーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース、メロンソーダ、コーヒー)
プラス100円でデザートが付く(一口バニラアイスか、またはコーヒーゼリー)

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (2)

こちらの「風林定食」のメニューは平日限定。

 平日限定 
カルビ定食    1,380円
ロース定食    1,450円
上カルビ定食   1,980円
上ロース定食   2,150円
特上カルビ定食  2,500円
特上ロース定食  2,600円

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (5)

コーヒーゼリーを食べながら、メニューの写真を撮った。

ランチメニューって、色々あるみたい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (4)

メニューの最後に「よりどりプラス」を見つけた。

ランチ向けに、お肉を少量で安価に出しているようだ。こちらも土日祝祭日限定。

こんなお得メニューがあるとはつゆ知らず、単品でハラミを頼んでしまった。

まぁ美味しかったので良しとしよう。

 よりどりプラス(土日祝祭日限定 )
和牛カルビ   300円
ハラミ     150円
豚タン塩    100円
トントロ    100円
和牛上カルビ  500円
上タン塩    350円
ライス     150円
大盛り      50円
デザート    100円
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー (3)
 その他のメニュー 
カルビ定食      1,380円
花咲タン塩        560円
カルビ          890円
ロース        1,250円
ハラミ          850円
和牛レバー        750円
和牛テッチャン      780円
限定歯ごたえカルビ    480円
上タン塩       1,280円
なかおちカルビ    1,380円
上カルビ       1,600円
上ロース       1,680円
イベリコ豚ハラミ     780円
豚ミミ焼         480円
トントロ焼        460円
豚タン塩         540円
豚カルビ         460円
豚子袋焼         540円
鳥軟骨焼         390円
イカ           780円
ホタテ        1,100円
海老         1,250円
海賊焼(3種盛合せ) 1,750円
ネギ焼          280円
ニンニク焼        380円
野菜焼          360円
メニューが多すぎて、とてもじゃないが、書ききれない。
あとは画像で。
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー2 (6)
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー2 (1)
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー2 (3)
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー2 (4)
茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 メニュー2 (5) 

焼肉風林の場所はここ

焼肉風林の基本情報

 基本情報 
 営業時間 
 
 平日 17時00分~23時00分
 土日 12時00分~23時00分

 電  話 

 029-227-7606

 住  所 

 〒312-0035 茨城県ひたちなか市大字枝川2194

ものスゴクどうでもいい話

焼肉風林の帰り道、天気も良いので寄り道して帰ることにした。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 帰りの寄り道 (1)

この写真は茨城県における一般的な住宅を写したものだ。

いや、一般よりもやや高級住宅の部類に入るかもしれない。

甲斐武田氏のふるさと勝田

武田信玄。

言わずと知れた、甲斐の国の戦国武将。名君だ。

「織田信長がもっとも煩わされ、常に恐れていた敵の1人」とも言われる。

また、日本初の水洗トイレの考案者としても有名(かもしれない)。

 

さて、ご存じだろうか?

その武田信玄の武田家は、ここ茨城県の勝田(現ひたちなか市)で生まれた。  茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 武田氏館 (1) 平安時代の末期、源氏の義清(ヨシキヨ)というおじさんが、ここひたちなか市(常陸国那珂郡武田郷=旧勝田市)にやってきた。

彼のパパから「勝田へに行くよう」に言われたからだ。

パパはこう言った「ヨシキヨや、勝田に行って、ぞんぶんに威張ってきなさい」と。

そして「威張りまくって、勝田の地に強い勢力を作るんだョ」と。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 武田氏館 (4)

さっそくこの武田郷の地にやってきたヨシキヨは、那珂川にほど近い武田台地に館を構えた。

そして、武田郷という地名が彼のアンテナ的な何かにビビっときたのか、はたまた、何かがインスパイヤされたのか。ヨシキヨは武田氏を名のるようになった。

武田のヨシキヨは、パパの言いつけ通り、地元住民あいてに威張りたおした。

たいそうなヤンチャをしてまわったそうだ。

ひょっとすると、これが茨城ヤンキー文化の始りなのかもしれない。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 武田氏館 (2)

ヨシキヨ「ここにはサツマイモと納豆しか無ぇのかYo! こんなん 草生えるわwwwwww」

と言ったとか、言わなかったとか。

 

地元住民にしてみたら、いきなり他所からやってきたヨシキヨに、好き勝手に威張られたんではたまらない。

たいそう腹もたったのだろう。

地元住民「ヨシキヨのやろう・・・ごちゃっぺばかり言いやがって・・・ッ!」

 

その結果、地元勝田住民たちはある行動を起こした。

そうだ。

「いじやけた」のだ。

つまり地元住民は激おこ。

 

いやまぁ、いじやけるくらいは勝手だ。好きなだけいじやけてくれて構わない。

だから、地元住民は存分に、いじやけた。

しかしそれでも怒りは収まらない。

地元住民は、ヨシキヨの横暴な振舞いを朝廷に直訴した。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 武田氏館 (3)

朝廷は、勝田住民の訴えを聞き入れた。

その結果、武田ヨシキヨは「いき過ぎたおこないがあった」ことにより、甲斐国(現在の山梨県)へと配流となった。

これが甲斐武田氏の誕生だ。

なんと、やんちゃなヨシキヨは武田氏の始祖となった。

 

ヨシキヨの子孫は甲斐国の甲府盆地一帯で勢力を広げ続け、ヨシキヨを初代として数えると、18代目の武田家当主が、かの有名な武田信玄。風林火山で有名なあのお方。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 武田氏館 (5)

ヨシキヨの「いき過ぎたおこない」ってのは、実際のトコロ、どんなことしていたのか、その詳細は分かっていない。

だた、それにしても「いき過ぎたおこない」って表現が非常に良い。

大事なトコロをボンヤリとぼやかした感じがとても素敵だ。

かつてのアメリカ大統領ビル・クリントンと、ホワイトハウス実習生モニカ・ルインスキーさんの「不適切な関係」という、やっぱり大事なところをボンヤリとさせていた見事な表現を思い出させてくれる。

なんともいい感じの大人の表現だ。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 帰りの寄り道 (2)

ヨシキヨも眺めたであろう、勝田武田台地から見た関東平野。

なにもない。

青柳駅

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 (15)

この写真は、常陸青柳駅。

暇に任せて撮った無意味な写真を載せただけなので、今すぐに忘れて欲しい。

茨城県 ひたちなか市 焼肉レストラン風林 (13)

茨城県水戸市と福島県郡山市を結ぶ水郡線。

今はまだ単線だが、じきに水郡新幹線とか、水郡リニアになるのだろう。

それまでは今しばし、ディーゼルと無人駅で我慢することにしよう。