【喜多方ラーメンすがい】喜多方独自の文化、朝ラーを昭和なお店で楽しむ@福島県喜多方市

諸君、ごきげんよう。

私がぼっちメシ研究所のjamだ。

今日は福島県喜多方市の朝ラー文化についての研究レポートだ。

相変わらずなのだが、後半はラーメンもランチも関係のない駄文が続くので、適当なところで見切ってほしい。

喜多方ラーメンすがい

会津縦貫道路

会津縦貫道路(国道121号線)

会津若松市と喜多方市を結ぶ自動車専用道路。

見どころの多いこの地方を高速に移動できるため、私のような観光客にとってもとても便利な道だ。

約20kmと区間は短いものの、この道路には信号や交差点は存在せず、要所に設置されているインターチェンジを使って高速道路のように乗り降りする。

実際、この会津縦貫道路は高速道路と同じように高い盛土の上を走っている。

このあたりには田園が広がっていて、秋の頃になると収穫を待つばかりとなった稲穂たちがあたり一面を黄金色に染める。

夕方になると稲穂たちの上に赤い夕日がさして、この黄金の大地は燃え上がるような輝きを見せ、さらにその美しさを増す。

そんな素晴らしい風景の中を会津縦貫道路は走る。

この道を通るたびに私はまるで夢の中にいるような気分になり、思わず「うつしま、ふくしま・・・」と、感嘆のため息を漏らす。

私のなかの喜多方ラーメンすがい

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい 看板

喜多方市の朝ラー文化の調査のために、私が立ち寄ったのは喜多方ラーメンすがい

会津縦貫道路の喜多方インターチェンジのすぐそばに、この喜多方ラーメンすがいは店を構える。

私が長年ずーっと気になっていたラーメン店。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい 老麺会のノボリ

私は裏磐梯にキャンプへと来た際には、決まって会津坂下のドライブインほりで馬刺しと桜にこみを購入している。

ママキャンプ場がある裏磐梯から会津坂下にあるドライブインほりに向かうために、会津縦貫道路の喜多方インターチェンジを利用するのが常だ。

よって、会津坂下に向かう時と、キャンプ場に帰る時と、日に2回この店の前を通ることになる。

ここ何年も前からずっと気になっていたラーメン屋、それが喜多方ラーメンすがい

すがいの喜多方ラーメン

お店の様子

「あぁーい、らっしゃーいぃぃ!」

とても威勢のいい声に迎えられた。

それにしても、ここの大将はずいぶんと良い声をしている。ラーメン屋の大将ならかくあるべし、といった声だ。

その声は私の「喜多方ラーメンの朝ラーを食べに来たんだな」という気分を存分に盛り上げてくれる。

しかしぼっちな私は感情表現に乏しいため、その喜びの感情をうまく表情に表すことができない。真顔のまま軽く会釈する。

時刻はまだ午前10時台だが、すでに3組のお客さんが入っていた。さらに食事中にも3組がご来店。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい 店内の様子

店内は昭和昭和した感じ。

「昭和昭和した」なんて形容詞があるかどうかは知らないが、いや、間違いなく無いだろうが、ともかくそんな感じ。

この感じ、ぜんぜん嫌いではない。むしろ大好物。

みたところ、カウンター席はないようで、女将さんから「どちらでも、どうぞ」とテーブル席をすすめられた。

着席

何も考えずに座ったテーブルだったが、たまたま目の前の窓から磐梯山が見える。

宝の山、磐梯山。

じつのところ、この地方にお住いの方々にとって、磐梯山の何が宝なのか、私は存じ上げない。

が、磐梯山が宝であるという思いは茨城県民である私もいっしょだ。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい メニュー 麺もの

正面の窓から差し込む光で逆光となり、メニューの写真が暗くなった。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい メニュー ご飯もの

このあたりの名物であるソースかつ丼。それとは別に煮込みかつ丼もある。

もつ煮込みが評判らしい。

オーダーはしょうゆチャーシューメン

塩と醤油でかなり迷ったが、ここは醤油で行こう。

ラーメンという料理を考えると、ラーメンとはスープの出汁による「旨味」と、そして「塩分」と「脂」。

そのスープを絡めとる「麺」の4つの要素で構成された料理。

客である私たちはラーメンの「旨味」と「塩分」をどうこうすることはできない。

よって私たちがラーメンという料理の満足度を高めるためにできる事は、残り2つの要素「脂」と「麺」のカスタマイズということになる。

つまり、私たちにできる事は「麺の量を増やす」か、「脂の量を多くする」かの2つ。

私の今日の予定は、この後は大内宿へと向かい、高遠そばを食べるつもりでいる。

その予定をふまえると「麺」の量を盛るのは得策ではない。

したがって、今の私が喜多方ラーメンを最大限に美味しく頂くためには「脂」の役割を担うチャーシューの量を増やすべきだと考えた。

オーダーは決まった。しょうゆチャーシューメンだ。

すぐに出てきた

オーダーしてからすぐに醤油チャーシューメンが出て来た。

早っえー。間違いなく3分ともかかっていない。

しかし目の前に届いたチャーシューメンは、誰がどう見てもこれぞ喜多方のチャーシューメンといった文句ないビジュアル。

実に美味そうなラーメンだ。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい しょうゆチャーシューメン

さっそくしょうゆチャーシューメンを食べてみた

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい スープ

カメラを向けると、あつあつの湯気によってレンズが曇った。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい レンゲ

うどん屋で出てくるようなレンゲ。

これにはレンゲではない別の呼び方とかあるのだろうか。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい スープその2

琥珀色のスープ。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい チャーシュー

喜多方ラーメンらしい平打ち縮れ麺と、これまた喜多方ラーメンらしい「巻いていないチャーシュー」。

喜多方ラーメンと聞いて、だれもが思い描くであろう完璧な喜多方ラーメン。

チャーシューはたっぷりとのっている。幾重にも重なるチャーシューの層を掘らないと、麺には辿り着かない。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい メンマ

メンマもネギも同様にたっぷり。

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい 麺とネギ

最近の喜多方ラーメンも色々で、背脂を散らしたラーメンを出す店もあったりする。

だけど、この昔ながらの喜多方ラーメン。こんなラーメンが好きだ。食べたかった。だから喜多方にきたのだ。

ちょっと塩気が強いようにも感じたが、私はどちらかと言うと薄味が好みなので、実際のところ、これくらいの塩気が普通なのかもしれない。

喜多方ラーメンすがいの場所はここ

会津縦貫道路のすぐそこというロケーション。

会津縦貫道路の喜多方インターチェンジを降りると、店は中央分離帯を挟んで反対側になるのでご注意を。

喜多方ラーメンすがいの情報

google mapを見ると、10:30からの営業になっているが、私はもっと早い時間に入店した。

同様に、google mapの情報では月曜日が定休日となっているが、私が来店したのは10月21日の月曜日だ・・・どういうことだ?

駐車場は10台ほど。

電話:0241-24-5790

福島県喜多方市 喜多方ラーメンすがい 立て看板

喜多方市を観光する

腹もふくれたので、喜多方市内を観光してまわることにした。

福島県喜多方市 観光 駐車場

喜多方に来た時にはいつもこの市役所前駐車場に車をとめて自転車を下ろす。

利用料金は300円。

市役所前駐車場の場所はここ

駐車場の管理人さんはとても話好きだ。

特に、観光の目玉となる甲斐本家蔵座敷(かいほんけくらざしき)に話題になると、話が止まらない。

とにかく、とにかく話が長い。私もそのことは重々に承知しているのだが、いつも私は甲斐本家蔵座敷の話題を彼に振ることにしている。

すると、70代と推測される彼の瞳は少年のように輝きだし、甲斐本家蔵座敷のすばらしさについて、これでもかと、語りはじめる。

彼はとても嬉しそうだ。

そんな彼の話を聞いていると、観光客と思しき車が駐車場に入って来た。

私が「あの、お客さんが来ましたよ」と彼に告げた。すると彼はその客から料金を徴収し、また私の元へと戻ってきて話を続ける。

あぁ、やっぱり今日も話が長い。しかし私はそんな彼が嫌いではない。

いや、むしろ喜多方市の知られざる名物だとさえ思っている。

福島県喜多方市 観光 駐車場近くのカフェ

駐車場近くのお菓子屋。カフェかもしれない。

この店も蔵を改築して店舗にしているようだ。

福島県喜多方市 観光 ばんない食堂の行列

駐車場からすぐそこに喜多方ラーメンの有名店、坂内食堂がある。

安定の行列。

喜多方市民は、睡眠時を除くと、だいたいラーメンを食べているか、ラーメン店に並んでいるかのどちらかだ。

喜多方市民は行列に並んで昼食のラーメンを食べ終わると、次は夕食のために、また行列に並ぶ。

およそ生涯の大半をラーメン屋の前の行列に並んで過ごす。それが喜多方市民。

彼ら喜多方市民にとって、ラーメン屋に並び、そしてラーメンを食べること、それがすなわち生きている証なのだ。

ちなみに、水戸にもある「喜多方 坂内 ラーメン」は、この店がチェーン展開しているものではない。

福島県喜多方市 観光 路地裏

自転車で路地裏を散策。

自転車の観光はとてもよい。

車だと、車窓を流れる景色が早すぎて、十分に楽しめない。

かといって歩きでは、狭い範囲でしか行動できない。

やはり観光は、自転車に限る。

福島県喜多方市 観光 路地裏2

こんな塩梅の通りがあちこちにある。

福島県喜多方市 観光 路地裏3

イライラ棒のような細い道。

この道を車で通るのは間違いなくストレスフル。

ね、自転車が正解でしょ。

福島県喜多方市 観光 あべ食堂の行列

こちらも人気店のあべ食堂。

意外と行列が少ないので、ちょっと並ぼうかとも思ったが、思いとどまった。

福島県喜多方市 観光 楽気の蔵

なんだか味のある蔵を見つけたので写真に撮った。

福島県喜多方市 観光 楽気の正面入り口

正面にまわると「楽気」というお店だったので驚いた。

後に調べたところ、こちらのお店は「たのしげ」という居酒屋さんだった。

若いご主人が、地元喜多方市を盛り上げようと奮闘されているそうだ。

そんな若い世代の頑張りを、心からうらやましく思う。

福島県喜多方市 観光 蔵の街 (1)

喜多方はホントに蔵というか、蔵をもとにしたお店が多い。

福島県喜多方市 観光 蔵の街 (2)

煎餅屋も蔵。

福島県喜多方市 観光 蔵の街 (4)

カフェも蔵。

福島県喜多方市 観光 蔵野町 (1)

八百屋も蔵。

いや、ちょっとまて。

なんだこのベンチに片膝あげて座ってるは?

誰だよ、おまえ。

福島県喜多方市 観光 蔵の街 (3)

もちろんラーメン屋も蔵。

蔵の前には老麺会(らーめんかい)の黒いのぼり。

この黒いのぼりはなんだか男塾っぽい。

雷電「あ、あの黒いのぼりは・・・老麺会・・・!!」

桃太郎「知っているのか・・・雷電・・・!?」

福島県喜多方市 観光 喜多方ラーメンバス

喜多方ラーメンバスなるものが走っていた。

高速バスと書かれているので、東京からこの喜多方までラーメン好きを運んでくるのだろうか。

萌えキャラ全盛のこのご時世で、こ汚いおっさんのイラストにグっとくる。

曇った眼鏡の演出もスバラシイ。

福島県喜多方市 観光 郵便局

蔵が立ち並ぶ風景の中を走っていると、不意にレンガ作りの建物があらわれた。

んー、ここナニ?

と思い、近づいてみたら、郵便局だった。

福島県喜多方市 観光 路地裏のハロウィーン

細い路地にある大丸呉服屋。

立て看板には「きものの病院」とある。

かわいらしいハロウィンがお出迎え。

福島県喜多方市 観光 路地2

レトロだけど、今もちゃんと機能している街並み。

甲斐本家蔵座敷へ

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (1)

さて、自転車でちょこまか走り、蔵界の大ボスに辿り着いた。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (2)

この甲斐本家蔵座敷とは味噌と醤油で儲けた商人が、大枚はたいてたてた豪邸ってことだろう。

実のところ、すんごい豪邸。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (3)

甲斐本家蔵座敷の隣には、受付兼案内所が併設されている。

見学は無料。まずはこの受付へ。

ここには当時のスタッフ・ユニフォームがディスプレイされていた。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (5)

らせん階段。

なんと一本の大木から削り出して作られた階段だという。

今ではこのような巨木を手に入れることも、その巨木から階段を作ってくれる職人もいないらしい。

このこの階段を作るだけで、家一軒分の費用がかかると説明された。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (6)

この豪邸を建てる資金の元となった醤油、味噌などの商品。

味噌って儲かるのか。

作ってみようかな。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (8)-1

斐本家蔵座敷の居住空間だそうだ。

ビッカビカに輝いている。

磨きこみ方が半端ない。

廊下は4枚の板でできているという。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (7)

この案内所の片隅には傘が並べられていた。

不意の雨に対する気遣いなのだろう。

こんな気遣いができたら、我が茨城県も万年魅力度最下位から脱出できるのかもな、と思った。

しかし、この傘がホントに観光客へ貸し出すためのものなのか、分からない。その確認のため、受付の女性スタッフさんに聞いてみた。

「この傘って、なんですか?」

私はこの傘の用途を聞いたつもりだったのだが、どうやら案内の女性は「なぜこの様に交互に並べているのか」を問われたのだと勘違いされたようだ。

女性スタッフ「あ、それは、東京のデパートでそんな風に傘を並べていたので、マネをしてみて・・・」

あー、私が聞きたいのはそこじゃない。

女性スタッフ「あ、でも、この傘の事を聞かれたのは初めてで嬉しいです」

なんだか喜んでもらえたようだ。急に距離感が縮まった気がする。ひょっとしたら、ひょっとして、この美しいスタッフさんと旅先のワンナイトてきなことが起こらないとも限らない。

「えへぇー、そうなんですかー!実にスバラシイです!感動しました!」

わたしは大げさにリアクションをとった。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (8)-2 

急に女性スタッフさんと打ち解けたので、ついでに気になっていた引き戸のガラスについて聞いてみた。

この引き戸のガラスはとても透明度が高いのだが、波打っているのが気になる。

この引き戸には「手延べガラス」と書かれた札が貼られている。手延べガラスってなんだろう?

なんでも手延べガラスは、職人が手作りで作るガラスらしい。現在はローコストでしかも均一なガラスが作れるようになったことで、手延べガラスは失われつつある技術だそうだ。

手延べガラスには、現代のガラスにはない、独特な透明感と表情がある。

googleで「手延べガラス」を調べてみると、熱心なファンが結構いるらしい。

手延べガラスの画像検索の結果

私もこの手延べガラスの美しさに魅かれた。

懇切丁寧なご説明を受けたあとに「写真をお撮りになるのなら」と戸を閉めてくれた。

「透明なガラスを写真に撮るのってチョー難しくね?」

と戸惑いつつも、せっかくのご厚意なので写真を撮らせて頂いた。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (15)

こいつが大ボス、甲斐本家蔵座敷。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (9)

椅子、テーブル、ティーカップが置かれていた。

そのどれもが、いちいち高そう。という、低俗な感想しか出てこない自分がちょっと恥ずかしい。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (10)

中央のハッピを着た小柄な男性スタッフさんが甲斐本家蔵座敷について色々とご説明くださる。

おそらくお歳は80に近いか、それを超えている。

なめらかな言葉の回りと、建材に対する知識、さらにこの歴史的な建造物を見に訪れる観光客への気遣いが溢れている。

私はそのかくしゃくとしたお姿に胸が打たれた。

こんな大人になりたい。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (11) 

あと2、3週もすれば見ごろになりそうな紅葉。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (13)

こちらは51畳の座敷。

見たこともないような畳の並べ方。

ま、所詮は51畳程度の広間だ。

あなたのお家のリビングに比べたら、ウサギ小屋のような窮屈な空間だろうが、どうか我慢して見てやってほしい。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (14)

こちらは座敷の右側。

恐ろしく天井が高い。 

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (17)

この木枠には、紫檀が使われているという。

紫檀はローズウッドとも呼ばれ、扇子の骨子に使われる。なので、扇子を扇ぐといい香りがする。

紫檀はインドが名産地で、かつてインドにとって紫檀は主要な輸出品だった。

案内スタッフの翁から紫檀でつくられた150cmほどの棒を渡された。この棒は、屋敷を建てる際にあまった建材だそうだ。

木の棒を受け取ると、重い。これが木でできているとは信じがたい。

試しにこの木の棒を5cmほど上げて、足元のコンクリートにすっと落とすと、

キィィーーン・・・

と、金属のような音を立てる。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (16)  

縁側の外の窓。

その窓枠には屋久杉がつかわれているとのご説明を受けた。

年輪がえらいことになっている。

窓枠には、我ら人間の寿命をはるかに超える年輪が刻まれていた。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (18)

縁側はヒノキだとか。

ヒノキといえば、ヒノキの棒。Lv.1の装備じゃないか。

ヒノキは時の経過により暴れやすいそうだ。つまりは波打つ建材。

それが現在でもつるっとまるっと平らな姿の縁側になっている。

よくわからないが、すごいことらしい。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (19)

大理石のお風呂。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (20)

個人的には、マーブルよりもこのガラスの細工の方が気になる。

これ、彫刻刀で作ってるんだよね、きっと。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (21)

窓枠の前には残念なことに木の格子がはめられている。

もっとじっくりと見たかった。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (22)

風呂の隣には奥へと続く細い道があった。

福島県喜多方市 観光 甲斐本家蔵座敷 (12)

翁に礼を伝え、甲斐本家蔵座敷を後にする。

甲斐本家蔵座敷の場所はここ

駐車場へと戻る

福島県喜多方市 観光 杉玉

お酒屋の前に杉玉を見つけた。

杉玉は、新酒が出来たことを知らせる。

新酒ができたら店先につるされる杉玉。つるされた直後はまだまだ青い状態の杉玉だが、時がたてばやがて茶色に変わる。

この色の変化が街の人々に酒が飲み頃になったことを知らせてくれる。

福島県喜多方市 観光 路地

酒屋の裏道。

なんかカッケー。

福島県喜多方市 観光 ばんない食堂の行列2

せっかくの喜多方観光なので、また坂内食堂の行列を見てみた。

伸びる一方の行列。伸びる事はあっても、短くなることはない。

しかし、それにしても喜多方市のラーメン屋の前は、人口密度が高すぎる。

福島県喜多方市 観光 ラーメン館

駐車場から道を挟んだ反対側にあるラーメン館。

すでに長い行列。

見学してみようと思っていたが、今日はあきらめよう。

駐車場に戻り、話の長い管理人さんにご挨拶をする。

甲斐本家蔵座敷の感想をふってみると、さっそく食いついてきて、長い長いお話が始まる。

止まらない話のタイミングをみて、この後に大内宿の観光をする予定であることを伝えた。

すると彼は私に「それなら急がないとだめだ、今すぐに大内宿へと行くべきだ」と訴えてきた。

なぜ、今すぐ急いで大内宿へ向かうべきなのか?という私の問いに対し、彼はその理由を丁寧に解説してくれた。約20分の時間をかけて。

やっぱり話しが長い。

どうかお達者で。来年もまたお話を聞かせてください。