こんにちは。ぼっちメシ研究所のjamです。
ひたちなか市のお寿司屋さん、柳ばしに行ってまいりましたのでレポート。
茨城県ひたちなか市 柳ばし
柳ばしは、ひたちなか市と東海村の境界に近いところにあります。
お伺いしたのはお盆休み。お昼の混雑のピークを回避するため、13:00をちょっとまわった頃に駐車場に到着。
ちょと高級な佇まいに気圧され、ビビリつつ、入店。
出迎えてくれたお姉さんの案内に従ってカウンターに。
椅子にすわってお行儀よくしていると、間もなくお茶とメニューが運ばれてきました。
あ、よかった。席に案内してくれたやさしいお姉さんです。ではさっそくランチメニューを拝見。
メニューはちょっとお高めの設定。そのなかでも比較的お手頃なにぎり寿司セット(¥1,280)をオーダー。
「デザートにバニラアイスか杏仁豆腐のどちらかを選べますが?」
「あ、すんません、じゃ、とりあえず、杏仁豆腐をお願いします。」
とオーダーすると同時に、カウンターを挟んで大将がネタを握り始めます。
ちゃちゃと仕事をこなす職人さんって、かっこいいですね。
ちょっとあこがれちゃいます。
お料理がでてくるのを待つあいだ、メニューの写真を撮影。
「ずいぶん写真撮るねぇ?」と大将。
「すみません、ブログ用に写真を・・・」
「へぇ」
なんてやり取りがありましたが、変に緊張して覚えてません。
写真を撮っていると、メニューの中に蛸のから揚げを発見。
あーこれこれ!
大好き。タコカラ。
迷うことなく、追加で蛸のから揚げをオーダー。
厚手の湯呑。濃い。
お口をさっぱりとしてくれます。
にぎり寿司セット
数分ほどで目の前にお寿司がならびました。
おっと、これは意外と豪華。
巻物は6つ。かっぱ巻きオンリー。お手頃価格なんだから、鉄火巻きはあきらめましょう。
このかっぱ巻き、きゅうりはシャキシャキ。良いわさび。
カッパ巻きってある意味わさびご飯。
握りの合間にさっぱりとしたかっぱ巻きをつまむのも、口直しに丁度よいかも。
海老がツヤツヤ。
海老とマグロが特に艶っぽい。
私、お寿司で一番好きなネタはイカなんです。
そんなナチュラルボーン★貧乏舌の時分にはマグロがまぶしい。
ポテトサラダ。
きゅうり多め、でも水っぽくなく、きゅうりの歯ごたえを活かした仕上がり。
和食の料理人が作る洋食メニューって、総じてハイレベルだと思いません?
茶碗蒸し。
えび、しいたけ、鶏肉、銀杏。
三つ葉と柚子の香り。
小鉢の煮物。
鶏肉、コンニャク、高野豆腐、昆布、ニンジン。
鶏肉がふっくらと柔らか。どうやって作るんだろ?
いい鶏肉を使っているのか、それとも調理に工夫があるのか。
みそ汁。
わかめ、ねぎ。
わかめ、ちょっとだけ火が通りすぎていたかも。残念。
いやいや、遅い時間にお店に伺った自分が悪いんです。
杏仁豆腐。
ずっと心のスミっこに引っかかっていた杏仁豆腐。湯呑のような器に入って出てきました。
見た目からして涼し気です。
杏仁豆腐って、寒天で固めた こんなの を想像していたんですが、こちらはふんわり、ムースのよう。
ブルーベリーのソースが小粋だねぇ。
これ、ほどよく空気を含んでいて、舌触りが心地よい。あと香りも。
洗面器いっぱいイケますよ。あー、杏仁風呂があれば、どっぷり浸かりたい。誰か作ってくれないかな。杏仁風呂。
柳ばしの蛸のから揚げはサックサク
蛸のから揚げ。
付け合わせはキャベツと大根おろし。
ポン酢が付いてきますが、下味がしっかりついているので、そのまま食べてもよし。
カリっとしたコロモの奥に、蛸のクニュッとした歯ごたえ。この食感。
これ、定食で頂きたい。けっこう量が多めなので、2~3人でシェアするとよいかもしれません。
美味しいランチをごちそうさまでした。
柳ばしのメニュー
なぜかアスパラベーコン推し。
「おとな日和特選会席」を躊躇なく注文できるような大人になりたい。
柳ばしの場所はここ
駅からは距離があるので、おクルマで。
お店の情報(営業時間など)
営業時間
ランチ:11:30~14:00 (L.O.13:30)
夜の部:17:00~22:00 (L.O.21:00)
定休日
水曜日
駐車場
広い駐車場があります。12~14台は停められそうです。
お店の中
店内はとても綺麗です。
テーブルごとに、衝立があるので、プライバシーが確保されています。
座敷には上がってませんので詳しくは見ていませんが、結構広そう。
カウンターが広い。
灰皿がありますが、夜のお客さん用とおもいます。
ランチ時にカウンターでたばこを吸うような不作法者はいません。
普段の食事はもちろん、法事などの際にご家族でお食事に利用される方が多いようです。
その他
店内はとても落ち着いた雰囲気。大人の料理屋ですね。
若向きがワイワイやるようなトコロではないですが、若い方でも「大切な人と美味しいご飯とお酒でも」って、ときに利用できると思います。
こういうお店を知ってていると、もしかしたらイイことあるかもね。
お店の雰囲気、ご主人、お姉さん方がとてもすてきな感じでした。
ときたま、調理場のほうから、ご主人とお姉さんたちが談笑する声が聞こえてきました。
仲がいいんだね、良いことね。
食後のお茶を飲んでいると、近くの洋食屋の方が、お客さんとしていらっしゃいました。
「今夜、うちに親戚が集まるので、お寿司を振舞いたい」
なるほど。で、ご主人を交えて寿司ネタを相談されていました。
その飲食店の方、お帰りになる際のあいさつが「じゃ、お稼ぎなさ~い」
へぇ、商売されてる方どうしって、そんな挨拶をするんですね。
はじめて耳にしました。
また伺います。