【ラックスストア】ホットドッグと茨城野菜のコラボに無限の可能性を見た@鉾田市

細長いパンに切れ込みを入れて、そこにソーセージを挟み込む。

角切りにしたオニオンをまぶし、その上にトマトケチャップとマスタードをぶっかける。

いたって単純だが、これが美味い。

アツアツにボイルしたソーセージのプリッとした歯ごたえ、そこから無限にあふれ出てくる肉汁を受け止める甘いパン。

シャクシャクのオニオン、鼻を抜けるマスタードの刺激。

鼻の先っちょに付く真っ赤なケチャップ。

 

しごく単純な料理だが、それゆえに完全に、そして完璧に完成された料理。

それがホットドック

LAX STORE(ラックスストア)

そんなホットドッグを売りにしているのが今回ご紹介する『LAX STORE(ラックスストア)

 

やぁ諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

お店の外観

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お店の場所は茨城県鉾田市。

茨城県の水戸と千葉県の千葉市を結ぶ国道51号線沿いに店を構えている。

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国道51号は、茨城県の太平洋沿岸部を通るため、大洗や鹿島などではときおり海を望みながらのドライブを楽しむことができる。

また信号が少なく流れはいつでもスムーズなので走っていてとても心地がよい。

けっこうお気に入りのドライブコース。

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お店の入り口では、マスコット「チバッチョライオン」がお出迎え。

こんな感じの「店の看板キャラ」って、たいていは店主とかオーナーをモチーフにしていることが多かったりするけれど、この店もそうなのだろうか?

店内の様子

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さっそくお店の中へ入る。

いらっしゃいませー」と笑顔出迎えてくれたのは、とてもお綺麗な女性スタッフさん。

その雰囲気からすると、どうやらこの女性が店主のようだ。表のマスコットキャラクターとは似ても似つかない。

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店内を見回す。

大きくとられた窓のおかげで、店内には自然光がたっぷりと差し込みとても明るく、それに外から見たイメージよりもかなり広い。

窓の上部に取り付けられている庇(ひさし)によって直射日光は遮られ、間接的な優しい光が店内を明るく照らす。

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椅子とかソファーとかの質感が非常に高く、居心地が良さそうだ。

恋人や友達といっしょに来たらついつい長居してしまいそうだな、なんて思ったが、しかし我が身を振り返ってみれば恋人はおろか友達すらいないぼっちだった。

つまり無用な心配だった。

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店内の一角には物販コーナーが設置されている。

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この日お店を訪れたのは午前11時。すでの先客のファミリー客がソファーでくつろいでいた。

カウンターに座ろうかと考えたが、カウンターに並べられている椅子がこれまた「お高そう」な感じで、思わずカウンターに座ることに躊躇する。

とりあえず4人掛けのテーブル席へと腰を下ろした。

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さっそくメニューを拝見。

もっともプレーンでもっともベーシックな『ホットドッグ』は500円とお手頃価格。

このホットドッグをベースとして様々なバラエティーに富んだメニューを展開している。

なかでもこのお店の売りのひとつにもなっているのが『茨城ドッグ

茨城県鉾田市の水菜をふんだん使ったホットドッグだ。

ということで『茨城ドッグ』とノーマルの『ホットドッグ』を一緒に注文した。

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ホットドッグのソースは定番のケチャップやマスタードに加え、サルサ、ピクスル、オニオンなどの数種類の中から選べる。

ちなみに『茨城ドッグ』にはソース全かけがオススメだそう。

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この店のメインはホットドッグだが、しかしホットドッグに特化した専門店というわけではない。

生姜焼きハンバーグ唐揚げなどの定食類も充実している。

お店のロケーションがトラックが多く走る国道沿いということもあってか、長距離を走るトラックドライバーたちの「塩気の効いたオカズでがっつりと白メシを食べたい」というニーズにもばっちりと応えるパーフェクトなラインナップだ。

茨城ドッグとホットドッグとフィッシュフライ

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ホットドッグには、炭酸飲料が良く似合う。

ということでドリンクはコカ・コーラ。

瓶ってあたりが実に気がきいている。

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まもなく運ばれてきた『茨城ドッグ

ソースはサルサソースをチョイス。

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ベーシックな『ホットドッグ

こちらのソースはもちろん全部かけ

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ホットドッグの本場と言えば、そりゃもちろんアメリカ。

いわゆるひとつのUSAだ。

そして、そんなアメリカの料理の特徴と言えば、そう「雑でおおざっぱ(偏見)」

ということでホットドッグを食べるなら、なるたけアメリカンに、おもくそワイルドに齧りつきたい。

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さっそくガブリとやると、思っていた以上に水菜がぎっしり。

まるで水菜の洪水だ。

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水菜ってクセがないので食べやすい。

そのせいか、意外なほどごく自然にホットドッグの具材として馴染んでいる。

それでいてシャキシャキの食感がちゃんとその存在をアピール。

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ホットドッグという料理には、非常に大きな制限がかけられている。

この制限というのがなかなに厄介だ。

たとえば他店との差別化を図るためにお店ならではの独自性や工夫を施そうとすれば、とたんにその制限が邪魔をする。

そのせいで、ホットドッグはハンバーガーのようなメジャーな存在にはイマイチなりきれない。

しかし同時にその制限によってホットドッグはホットドッグとして成立している。

言わばアイデンティティーだ。

その厄介な制限とは「ホットドッグの具材はパンの切れ込み収まるものに限られる」というものだ。

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具材を挟み込めるのは「パンの切れ込み」というごくごく僅かな隙間のみ。

しかもその貴重なスペースの大部分はメインの具材であるソーセージが占拠しているから、追加で挟み込める具は限られる。

それゆえ工夫を施す余地は非常に少なく、店ならではの個性というものを出すのがとても難しい。

もしこれがハンバーガーであれば、バンズは上下2つに完全に分離しているから、その間に様々具材を挟み込むこともできる。

なんなら「挟み込む」というよりも「重ねる」ようにして具材を無限に搭載することも可能だ。

つまりハンバーガーはホットドッグと違って使用する食材にはほぼ一切の制限が無い。

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その制限の中でこのお店『LAX STORE』が出した答えが水菜

ホットドッグ + 水菜 = 茨城ドッグ

これがホットドッグの最適解だ。

先にも書いた通りこの『茨城ドッグ』は水菜がホットドッグ本来の味を邪魔することなく、むしろ驚くほどにマッチしている。

しかもたっぷりと使われている水菜は地元の鉾田市産のもので地産地消にも大きく貢献。

つまりこれはホットドッグの正常進化系。

いや、最終形態。

ついにだ。

ついにわれわれ人類は、究極のホットドッグに巡り合えたのだ。

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ホットドッグを食べると、口の周りがスプラッター調に真っ赤に染まるってのは、老若男女問わず人類共通。

そこでこれ、ボックスティッシュの出番。

紙ナプキンなんてじれったいコトは言わない。それに、とてもじゃないが紙ナプキンなんかじゃ追っつかない。

ティッシュケースなんてコジャレタもの無し。裸のままのティッシュってところにアメリカンなテイストを感じずにはいられない。

ちなみに足元にはゴミ箱が完備されている。

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こちらは『フィッシュフライ

いわゆるチキン・ナゲットっぽいルックスだが、使われているのは白身魚。

なんていう名前の魚なのかは知らない。

モリモリとたっぷり盛られたタルタルソースの存在感がものすごい。

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フィッシュフライは見事にカラっと揚がっていてサックサク。

それにタルタルソース。こいつがまた相当なヤリ手だ。淡白な白身魚にコクを与える。

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これまたたっぷりと盛られた水菜。

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揚げ物&タルタルソースという超こってりなコンビネーションの中にあって、水菜がとっても爽やか。

このフィッシュフライをパンに挟んで食べたい。

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テーブルに備え付けられた調味料類。

タバスコ、七味、ポン酢、醤油、粉チーズ。

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なかでも気になったのが、コレ『是好醤(コレイージャン)

これは茨城県水戸市にある『好的酒飯 好(ハオテキシュハン ハオ)』のオリジナル万能中華調味料。

それにしても「万能中華調味料」とはずいぶんと強気だ。この調味料に対する自信のほどが伺える。

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好的醤美味作法」と書かれた説明書き。

字面から何となくその意味は分かったけれども、念のためgoogleの翻訳にかけたところ「良いザワークラウト」と変換された。そうなの?

  一.シンプルに豆腐や茹で野菜にかけて醤を味わう
  二.TKGやNTGにトッピングし醤の衝撃を受ける
  三.しゃぶしゃぶやうんどん蕎麦のタレに薬味として加える
  四.炒飯やオーブン焼きなどアレンジして調理に使い始める
  五.餃子やお肉の下味に使い料理の味に深みと風味を加える
  六.SNSで#コレイージャンで検索してみんなの食べ方を知る

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フタを外すと、いわゆる食べるラー油的なルックスが顔を出す。

白ゴマやニンニク、ショウガなどの具がぎっしりと漬け込まれていて食欲を誘ういい香り。

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フィッシュフライに『是好醤』をかけて味見してみる。

お、なるほど、これはイケるな。

ラー油のトウガラシな辛さとはまた違っていて、ニンニクとショウガのスパイシーさが際立っていて、それに白ゴマの風味もこうばしい。

しかしフライドフィッシュにはちょっと合わなかった。揚げ物に追加でオイルをかけているようなものだからオイリーになり過ぎてしまった。

これはきっと、もっと油分の少ない料理、たとえば冷や奴などに合う調味料だろう。

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ちなみにこの『是好醤』後日テレビ番組で紹介されて爆発的にヒット。

それからというもの、どこの通販サイトもどこの実店舗も売り切れとなってしまい、2022年3月現在も入手が非常に困難な状況。

この時は『LAX STORE』店内の物販コーナーにも並んでいたのだが、現在はやはりすべて売り切れ。

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お次はノーマルな『ホットドッグ

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やっぱりプレーンでジャンクなホットドッグも美味い。

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店内ではドーナッツやケーキなども売られている。

ということでデザートとにドーナッツを追加。

スタッフさんのお話によると、なんでもこのドーナッツはわざわざアメリカから冷凍輸入して取り寄せているものなのだとか。

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それにしても「アメリカから輸入」って、まさか空輸じゃないよな? 船だよな?

いずれにしても手作りするよりもずっとコストがかかるだろう。

それとドーナッツは揚げる前の状態で輸入するのだろうか?

それとも揚げた状態で輸入するのだろうか?

いろいろと気になる。

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一番気になるお味のほうは・・・あ、普通だ。

いやいや、普通と言ってもちゃんと美味しい。

アメリカンなコテコテの甘さを想像していたけれど、甘さは控えめ。

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お会計のときに、レジの近くに飾られていた食品サンプル。

フィッシュフライを使った『フィッシュサンド(タルタル入り)』があることに気が付いた。

こんどはコイツを食べてみよう。

ツナドッグと塩ドッグとスパイシーチキンナゲット&ポテト

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数週間後に再訪。

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なにやら気になる『塩ドッグ

これともう一つ気になる『ツナドッグ』を食べてみよう。

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おつまみ欄には新メニューが登場。

キンナゲット&ポテト』と『スパイシーチキンナゲット&ポテト

どちらも500円なり。

どちらにしようかと悩むところだが、なんとなくスパイシーなほうが良いだろうと思って『スパイシーチキンナゲット&ポテト』を注文。

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まずはドリンクが運ばれてきた。

だれが見てもコカ・コーラ。

どこをどう見てもコカ・コーラ。

しかしこれ、中身はアイスコーヒー。だからガムシロップとミルクが添えられている。

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さてお待ちかね『ツナドッグ』と『塩ドッグ』の登場。

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さらに『スパイシーチキンナゲット&ポテト

&ポテトってんだから、当然ポテトが付いてくるわけだが、思っていたよりも大量のフライドポテトが付いてきて思わず怯む。

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チキンナゲットは、お酒のつまみにぴったりなスパイシーな味付け。

でも、前回いただいたフィッシュフライのほうが好みかも。

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お次はホットドッグ。

まずは『塩ドッグ』のほうから頂いてみよう。

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ケチャップの赤とマスタードの黄色が無いだけで、見慣れたはずのホットドッグがまったく未知の食べ物に見える。

なんだろうこの感覚? 不思議な気分だ。

例えるならば「最愛の娘の花嫁姿見たときの父親の気分」・・・だろうか?

うん。

いや、やっぱりぜんぜん違う。

ま、それはさておき、さっそくガブリ

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うんまッ!

シンプルに塩とコショウだけで味付けしたホットドッグがこんなにも美味くなるのか!?

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ホットドッグの味付けといえば、そりゃもちろんケチャップ&マスタードと決まっている。

これは絶対のルール。

何人たりとも犯すことできない鉄の掟・・・などというツマラナイ固定観念がブっ飛ぶほど、塩味のホットドッグが美味い。

ホットドッグに塩コショウ。これってものすごくイイぞ。

あっという間にペロリと平らげてしまった。

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塩ドッグ』の余韻にひたりつつ、お次に控える『ツナドッグ』へと手を伸ばす。

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ガブチョ。

なるほどこの『ツナドッグ』も悪くない。

いや悪くないどころかちゃんと美味い。

しかし、直前にいただいた『塩ドッグ』の強烈なインパクトのせいもあり、この『ツナドッグ』は意外と普通。

とはいえ普通に美味い。

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それとアレだよね。

たぶんソーセージ(=)とツナ(=)の組み合わせに、ちょっと味覚が混乱してしまうのだ。

さらにソーセージ(=ケチャップ)とツナ(=マヨネーズ)ってところがさらに混乱に拍車をかける。

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スパイシーチキンナゲット&ポテト』の大量のフライドポテトに苦戦しつつも、なんとか完食。

これは何人かでシェアして食べるべきものだったな。

ぼっちでは持て余すほどのボリューム感。

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なにかデザート的なものを、とも考えたがフライドポテトでお腹がいっぱいだ。

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帰る前に物販コーナーを見学。

味噌豚カツと小倉ホイップとバナナみるく

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この日のお目当ては『みそ豚カツ定食

ホットドッグのお店で、あえてのトンカツ。

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だいじょ豚を使ったトンカツ。

茨城県は知る人ぞ知る豚肉王国

その筆頭はなんといっても、茨城県の花である薔薇から名前をとった「ローズポーク」。

それに「常陸の輝き」「美明豚」など、ブランドネームを冠した豚肉が数多く展開されている。そりゃもうむやみやたらに。

で、「だいじょ豚」ってどんな豚肉なのだろう?

「だいじょ豚」とは?

茨城県鉾田市に昭和28年に創業した精肉店「ミートセンター菊池畜産」がつくるブランド豚です。

精肉店でありながら地元に「菊池牧場」を持ち、自ら豚を大切に飼育、なかでもとくに優れた肉質のもの厳選した数少ない豚肉です。

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だいじょ豚。

だいじょぶた。

まさかとは思うが、故志村けん氏のテレビ番組『だいじょうぶだぁ』がこのブランドネームの元ネタになっているのか?

いや、まさか・・・だろ?

だって『だいじょぶだぁ』って1980年代後半に放送されていた昭和も昭和な番組だ。

すでに時代は令和だってのに、今さらそこに引っ掛けたネーミングをするだろうか・・・?

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こちらがだいじょ豚を使った『みそ豚カツ定食

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八丁味噌を使った味噌ダレと、すりゴマの香りがたまらない。

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味噌汁の具は、大根、ニンジン、モヤシ、油揚げ。

刻みネギが散らされている。

たっぷりと使われている野菜がうれしい。

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小ぶりな器に盛られたご飯。

大盛りにすればよかったか。

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小鉢に盛られたものはピクルス的なものかと思ったら、お漬物。

醤油でもんだような感じでさっぱりとした漬かり具合。

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ドレッシングはサウザンドレッシングと青じそ。

キャベツにはマヨネーズも添えられている。

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味噌ダレが美味い。

甘い八丁味噌の風味は文句なし、問答無用でご飯にあう。

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この味噌ダレがらたらめっぽうに美味すぎて、付け合わせのキャベツをも立派な「おかず」へと変身させる。

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お米の炊き具合も抜かりなし。

ホットドッグをメインにしているお店とは思えないほどご飯が美味い。

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お漬物の彩りもキレイだ。

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豚カツはていねいに揚げられているのが分かり好印象。

ただ味噌ダレの美味さが強烈すぎて、それに比べると豚カツはちょっとばかり影が薄い。

タレの存在感がめっぽう強いせいだ。

下手をすれば豚カツは「味噌ダレをすくい取るためのスプーン」のような存在にもなりかねない危うさ。

ま、味噌カツって料理は、もしかしたら味噌そのものを楽しむための料理なのかもしれない。

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バナナジュース』をオーダーをすると、バナナをジューサーにかける音が聞こえてきた。

ガー、カラカラ、ガー・・・カラカラカラ・・・

そして運ばれてきたバナナジュース。

グラスには氷が入っていないが、しかし飲んでみるとこれがキンキンに冷えている。

どうやら凍らせたバナナを使ってジュースを作っているようだ。

うーん、なるほど。

バナナを冷凍することでジュースに氷を使わずに済むからコスト的にも有利だし、時間が経ってもジュースが薄くならない。

それにバナナを日持ちをさせることもできる。

一石二鳥のすばらしい工夫。

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極太のストローを通ってノドに流し込むジュースはバナナの風味が濃ゆい。

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甘いものが食べたくなったので『小倉ホイップパン』を追加で注文。

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どこか懐かしいルックスの『小倉ホイップパン

餡子とクリームがみっちり。

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あずきの餡とホイップクリームの脂肪分って、いったい何だってこんなにも相性がイイのか。

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個人的には餡子はこしあんの方が好きなのだけれど、ことコッペパンと組み合わせるとなると、こりゃどう考えても粒あんの方がだんぜん相性が良い。

鉄板中の鉄板だ。

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「新しい美味さ」に巡り合うためには時として冒険が必要だと思う。

小倉&ホイップにトウガラシってのはどうだろう。

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ということで、七味唐辛子をパラリ。

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いやー、やっぱり合わないもんだ。

今こうして写真を見返してみると、とても正気の沙汰とは思えないが、しかしこの時は「赤味があったほうがキレイだろうな」と思ってしまった。

今は反省している。

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お会計の時にふとカウンターのほうを見ると蒸かし器が置いてあり、大きく書かれた『大ぶたまん』の張り紙。

大ぶたまんだって? おいおい、めっちゃ気になるじゃないか。

カツカレー+カニクリームコロッケとフィッシュサンド

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4度目の『LAX STORE

この日は『アジフライ定食』を食べようと心に決めて来た。

しかし『ジャンボしゅうまい定食』も気になる。

だってなんつってもジャンボだぜ?

ジャンボなんて形容詞が「尾崎」以外にも使えるものだとは知らなかった。

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アジフライ定食』と『ジャンボしゅうまい定食

二つの定食の間で心が揺れ動く。

さて、どちらにしようかと悩んでいると、女性スタッフさんが「こんどカレーもはじめました」とカレーのメニューを渡してくれた。

メニューを見てみると、なんと『カツカレー』があるじゃないか。

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しかもトッピングでアジフライも選べる。

こりゃ『カツカレー』決まりだ。

お供に『フィッシュサンド』も注文。

注文してから10分ほどで『カツカレー』が運ばれてきた。

揚げ物のこうばしい香りとカレーのスパイシーな香りがたまらない。

それにしてもデカい

比較するものが無いため、おそらくはこの大きさが伝わらないと思うがかなりの特盛

たっぷりと盛られたご飯はツヤツヤ。

カニクリームコロッケをトッピング。

こちらのお店は揚げ物がとても上手くて美味い。

揚げ具合も、油の切れも良いのだ。

カレーと言えば欠かすことができないのは福神漬け。

この福神漬けは、間違いなく大洗町の『ume cafe WAON』のものだろう。

なぜそう言い切れるのか?

だって店内の物販コーナーでこの福神漬けが売っていたからだ。

【ume cafe WAON】宇宙初の梅専門カフェで梅を大々的にフィーチャーしたスイーツとカフェメシを堪能する@茨城県大洗町

「トンカツ」と「カレー」

言わずと知れたオカズ界のトップに君臨する2大スター。

カツカレーとは、その2大スターによる競演を楽しむ料理。

トンカツの肉厚は控えめではある。

しかし、カツカレーで重要なのはトンカツの厚みではない。

カツ&カレーの2大スターがひとつの舞台で競演すること。その事実こそがカツカレーのもっとも重要なことであり、そしてまた醍醐味でもあるのだ。

ルーにはみじん切りにしたタマネギが溶け込み、ほどよいトロみを与える。

コロッケを割ると中からカニクリームがトロリ。

カニクリームコロッケのトッピングは大正解だった。

スパイシーなカレーにコロッケの濃厚でミルキーなクリームが混ざり合って、かつて体験したことがない不思議な美味さ。

カニクリって意外とカレーに合う。

にしても、やっぱりカレーにはトンカツが一番。

カツカレーの次はいよいよお待ちかね『フィッシュサンド』の登場だ。

具材は揚げたてのフィッシュフライ。

そしてマシマシの水菜。

さらにフィッシュフライの下にはこれまたマシマシのタルタルソース。

どこからどう齧りつけばいいのか、ちょっと戸惑う。

とりあえず手でちぎってからパクリ。

ザクザク食感のフィッシュフライ。相変わらず揚げ物のレベルが高い。

そして思った以上にタルタルが入っている。

タルタルソースもいいけれど、これは塩でも食べてみたい。

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予想外のカツカレーの盛りに腹がぱんぱん。

デザートは断念。

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いやホント、このお店には茨城の「美味しい」が集まってますよ。

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では今回はこの辺で。

LAX STORE(ラックスストア)の情報

LAX STORE(ラックスストア)の場所はこちら

駐車場はお店の隣に10台ほど。

 LAX STORE(ラックスストア)の基本データ 

 住  所 

 〒311-1422 茨城県鉾田市勝下1472

 電 話 

 0291-32-7606

 営業時間 

 10時30分~20時00分

 定 休 日 

 木曜日

 Web 

  facebook

LAX STORE(ラックスストア)のメニュー

※ 価格は2022年のもの。

 LAX STORE(ラックスストア)のメニュー 

 ホットドッグ 

 ホットドッグ
    500円
 茨城ドッグ
    600円
 ツナドッグ
    600円
 塩ドッグ
    650円
 チーズドッグ
    600円
 ツナーズドッグ
    700円
 チリドッグ
    700円
 チリチーズドッグ
    800円
 ベーコンドッグ
    800円

 お食事メニュー 

 まごころ豚のしょうが焼き定食
  1,000円
 だいじょ豚のソース豚カツ定食
  1,200円
 錦爽(きんそう)どりのチキンカツ定食
    980円
 錦爽(きんそう)もものからあげ定食
    980円
 牛ももと野菜のオイスター炒め
  1,000円
 ハンバーグ定食
  1,100円
 ポンドステーキ定食
  3,980円
 ハーフポンドステーキ定食
  2,480円
 ジャンボしゅうまい定食
    800円
 TKG定食
    500円
 甘辛そぼろ丼セット
    780円
 ナポリタン
    650円
 だいじょ豚のしゃぶおろしパスタ
    850円
 アジフライ定食
    880円
 イカフライ定食
    880円
 エビフライ定食
    950円
 ミックスフライ定食
  1,280円
 焼き魚(赤魚)定食
  1,100円
 焼き魚(さば)定食
    880円

 オリジナル・カレー 

 カレーライス
    650円
 チーズカレーライス
    750円
 カツカレー
    850円

 カレートッピング 

 エビフライ
    200円
 カニクリームコロッケ
    200円
 イカフライ
    200円
 ソーセージ
    200円
 アジフライ
    300円
 チーズ
    150円

 ドリンク 

 ホットキーヒー
    300円
 アイスコーヒー
    300円
 アイスブリュードコーヒー
    500円
 ホットティー
    300円
 アイスダージリンティー
    300円
 アイス濃厚リッチココア
    500円
 アイス辻利抹茶ミルク
    500円
 青森県産りんごジュース
    300円
 パイナップルジュース
    300円
 ホット梅ジュース
    400円
 梅ソーダ
    400円
 コカ・コーラ
    200円
 Hi-Cオレンジ
    200円
 ファンタグレープ
    200円
 煌 ウーロン茶
    200円
 ジンジャーエール
    200円
 いちごみるく
    600円
 バナナみるく
    500円
 飲むヨーグルトパフェ
    700円
 ソフトクリーム
    350円

 Sweet 

 Laパン
    400円
 あんみつ
    400円
 クリームあんみつ
    500円
 アイスブリュードこーひフロート
    600円
 ガリシュワクリームソーダ
    550円
 蔵王プレーンヨーグルト
    480円