【ステーキ&ハンバーグひまわり】常陸牛ステーキと多彩なハンバーグを楽しめて、さらに大学イモの美味さにハートを射抜かれる@茨城県那珂市

ステーキやハンバーグのお店と聞くと、古き良き時代のアメリカをモチーフとしたウエスタンな雰囲気のお店を想像してしまう。

まぁ実際、そんな感じのちょっとワイルドなお店が多いように思うし、自分自身もどこかでそんなお店を期待していたりもする。

 

ステーキ&ハンバーグひまわり

さて、今回ご紹介するお店は『ステーキ&ハンバーグひまわり

「ひまわり」という言葉から連想するのはたぶん「真夏の太陽」とか「真夏の日差し」とか、きっとそんな言葉たちで、おそらく「ステーキ」や「ハンバーグ」を連想する人は少ないだろう。

アーリーアメリカンとは縁もゆかりも無さそうで、ワイルドなステーキやハンバーグとは真逆のイメージ。

しかしそのギャップが良い。

 

やぁ諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

お店の外観

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

お店の場所は那珂市。

国道349号線沿いにでっかい看板が出ている。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

外観はコジャレタ雰囲気。

通りや駐車場からの視線を遮るように窓際にグリーンが配置されている。

ひとつの建屋にペットトリミング

囲いの中で寝そべっている犬たちに釣られ、トリミングショップの方に入りかける

店内の様子

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 店内

さっそく店に入ると感じのいい女性スタッフさんに「いらっしゃいませー」と出迎えられる。

ファミリーやグループの客をメインの客層としているようで、店内にカウンター席は無くすべてテーブル席。

1人であることを伝えると、窓辺の4人掛けテーブルへと案内された。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 店内

内装は打ちっぱなしのコンクリと木の組み合わせている。窓が大きくてとても明るい。

店内の構造がわりと複雑。

木製のパーテーションで細かく区切られているため、一目で「お店の中はこうなっているんですよ」と店内を見渡せるような写真が上手く撮れない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 店内

店内は四角形ではなく、多角形。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり カトラリー

カトラリーにはひまわりを模した重石がのせてある。

と思ったら、これ重石ではなくって箸置き、またはナイフレストとして使用するようだ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

まずはメニューを拝見。

豊富な種類のハンバーグがラインナップ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

ステーキは「常陸牛カットステーキ」と「常陸牛霜降りステーキ」の2種類。

多彩なハンバーグとは異なり、ステーキは提供するメニューを厳選されている感じ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

注文したのは「和風ハンバーグ・常陸牛カットステーキ(ライス付き)

ハンバーグとステーキを一度に食べられるってのが食いしん坊さんにはウレシイ欲張りなセット。

ハンバーグはサイズを3種類から選べる(カットステーキはどのサイズを選択しても60g)。

 ハンバーグのサイズ 
  • S  90g(税込 1,815円)
  • M 120g(税込 2,035円)
  • W 180g(税込 2,475円)

合わせるソースは4種類から選択。

 ソース 

  • オニオン
  • わさび
  • 大根おろし
  • 醤油にんにく

ということで、ハンバーグW(180g)オニオンソースで。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

ついでにお得なセットメニューから「サラダバー・ドリンクセット」を選択。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

デザートには「プレーンのパンケーキ

もちろんD(ダブル)を注文。

間もなく厨房からはペチペチペチと、ハンバーグを成形する音が聞こえてきた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり サラダバー

注文をすませたら、さっそくウッキウキでサラダバーへ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり サラダバー

備え付けられているビニール手袋を着用する。

もちろんマスクも。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり サラダバー

なかなか種類が豊富だ。

おやおや、大学イモがあるじゃないか。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり サラダバー

サラダに使用している野菜類はその産地が明示されている。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ドレッシングは3種類。

  • ひまわり黒酢オニオンドレッシング
  • ひまわりイタリアンドレッシング
  • 自家製カレードレッシング

とりあえずカレードレッシングにしてみる。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

感性と食欲の赴くままに盛り付けたサラダ。

我ながらセンスも華もない。

緑が少なくて、それになんだか全体的に黄色っぽいし。

トマトやレタスのような彩りを添える野菜が無いせいだろうか?

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

大学イモって珍しい。

それにしても大学イモって「サラダ」にカテゴライズされる料理だったのか、知らなかった。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ネタ的に持ってきた大学イモ。

ところがこの大学イモがめちゃくちゃ美味くてビビる。

表面が砂糖醤油でコーティングされていて歯ごたえカリッカリ。

白ゴマと醤油の2つのこうばしい香りと、そしてイモと砂糖の2つの甘さのグラデーション。

できたての大学イモって、こんなにも美味いものだったのか!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

夢中で大学イモを突いていると「和風ハンバーグ・常陸牛カットステーキ」が運ばれてきた。

食欲をそそるイイ匂い。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

こちらが常陸牛カットステーキ。

規定量の60gよりもちょっと多めな感じ。うれしい。

焼き加減はミディアムレアってところだろうか。

肉から溢れた脂がツヤツヤと輝いて、えらく美味そうだ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ハンバーグは小判型というか俵型でコロっとしている。

いなり寿司を一回りか二回り大きくしたようなサイズ感。

1つあたり90gだそうで、おなじみマルシンハンバーグが85gだから、だいたいそれくらいの大きさ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

付け合わせの野菜はインゲン、ジャガイモ、ニンジンと非常にオーソドックスなメンバー。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

オニオンソース。

器の底にすりおろしたタマネギ溜まっているので、良くかき混ぜてから使うべし。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ライスはお替り自由とのこと。

自由。ああ、なんて素晴らしい言葉だろう。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

さっそくカットステーキをいただく。

こんがりと焼き色のついた肉にフォークを押し当てると、何の抵抗もなく スッ と入る。

おおお、ものすごく柔らかいぞ。

そのまま口へと運び、ぎゅっと噛みしめる。

・・・

なにコレ?

チョー美味ぇ!!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ジャガイモの上に乗っていたバターを鉄板の上に落として牛肉とからめる。

鉄板の上でバターが焼け、その香りがもぅたまらない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

焼き加減は完璧で、ペレットなんて使う必要もなかったんだけれども、なんとなく気まぐれでお肉をのせてみた。

肉はアツアツのペレットの上でジュージューと音を立て、肉の焼ける香りで鼻をくすぐる。

いや、もうどうやって食べても美味いね。

さすがは常陸牛ってとこか。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ハンバーグも食べてみる。

ソースは醤油ベースで、タマネギの甘みと柔らかな酸味。

なんとなく某ステーキチェーンのタレを思わせる。

つまりこれってば王道の和風ソース。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

きめの細かい挽き肉が使われている。

ふっくらとしていて舌触りも滑らか。

タマネギの甘みが一段とコクに深みを与えているようだ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

残っているソースをすべてぶっかける。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

ガツガツかっこんで、あっという間に最後のひと口。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

食べ終えてからミルに入った岩塩の存在に気が付いた。

まぁ別に使わなくてもよい。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 和風ハンバーグ常陸牛カットステーキ

あとナプキンも。

まぁこれも別に使わない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり パンケーキ

デザートのパンケーキ・ダブル。

この日、生まれて初めてパンケーキなるものを食べた。

いや意外とデカイもんなんだな。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり パンケーキ

びっくりしたのはこの厚み。

ホットケーキ的な薄い円盤型を想像していたから驚いた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり パンケーキ

生地はもっちり。

ほんのりと甘い香りが漂ってくる。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり パンケーキ

肝心のお味の方は、これはもう見たまんまの味。

すなわちパンケーキにクリームとナッツ。

甘すぎない、ってか甘さがちょっとばかりモノ足りない。

バターとかメイプルシロップの味がするもんだと思い込んでいた。

パンケーキってこんな感じなの?

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり コーヒー

甘くなった口をコーヒーで引き締める。

ひまわり粗びきハンバーグ1ポンド(450g)

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

数週間後、ふたたび「ひまわり」へ

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

注文したのは「ひまわり粗びきハンバーグ

店の名を冠した看板メニュー。

ちなみにこちらはビーフ100%

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

この世の中に絶対的な正義というものが有るのかどうかは知らない。

しかし、ことハンバーグに限って言えば話は簡単だ。

「大きいこと」こそが、間違いなくハンバーグにおける絶対の正義

そして私はいつでも正義の人でありたいと願っている。

ということでオーダーするのは最大サイズの1ポンド(450g)の一択だ

焼き加減はミディアムね。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

デザートに「奥久慈卵のプリン」のサイズはM。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

サラダバーに行くと、張り紙が掲示されいていることに気が付いた。

サラダバーご注文のお客様はトマトスープもご利用ください

え、サラダバーにはスープも付いてくるのか。

前回は大学イモのインパクトに目を奪われて気が付かなかった。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ポタージュもあり。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

がちょーん!

大学イモが無い!

おいおいおい、サラダといえば大学イモだろうがっ!!

うろたえながら近くにいたスタッフさんに「だだddd、大学イモは無いんスか?」と尋ねる。いや、問い詰める。

するとスタッフさんはじつに申し訳なさそうに「すみません、もう少しで出来上がります」とのお返事。

さらに「出来上がりましたらお声掛けしましょうか・・・?

ああ、もちろん、もちろんだ。

ぜひ、そうしてくれたまえ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

いったんテーブルに戻ると間もなく「大学イモができあがりました」のお声をいただいた。

もちろん小走りで大学イモを取りに行った。

そしてコチラができたても、できたてのホヤホヤの大学イモ。

たまらなく甘い香り。これはもはやフェロモンが出ているとしか思えない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ああ、待望の大学イモ。

黄金色に輝いていて、そのあまりの美しさに思わずため息が漏れる。

しかし大学イモって、そのネーミングでだいぶ損をしているように思えてしょうがない。

なんだよ大学イモって?

ただでさえイモって言葉がもぅちょっとイケてない感が出ちゃっているのに、そこにさらに追い打ちをかけるように大学という謎の冠が付いている。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

トマトスープ。

具材はオニオンと大根、それとセロリか?

もっとなにか入っているかも。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

こちらがひまわり粗びきハンバーグ

といっても油跳ね防止ようの紙の壁に囲われていて、その姿は見えない。

しかし壁の向こう側からはジュージューと、なんとも景気のいい音が聞こえてくる。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

料理を運んでくれたスタッフさんから「ソースをかけると脂が跳ねますので、しばらくして落ち着いてから紙を取ってください」とのアドバイスをいただく。

囲いの上から覗き込んでソースを回しかけると、ジュワァァァ!!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

オープン・ザ・ハンバーグ。

グツグツと煮えたぎる醤油ベースのソースの匂いが、んー、たまらん!!!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

あらためてよく見てみると、1ポンドのハンバーグってデケェな。

いや、マジででけぇ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

直径は約15cmくらいあって、厚みもモノスゴイ。

なんだかまるで冗談のような大きさ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

トッピングされているのはフライドガーリックではなくヒマワリのタネ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ハンバーグを割ってみると中は超レアレア

ビーフ100%だからこそできるこのレア感。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

お肉は粗びき。

これ挽肉っていうよりも、包丁で細かく叩いた牛肉って感じ。

それゆえに肉の味、濃ゆし。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

よく「肉々しい」なんて表現を見聞きしたりするけれど、このハンバーグは肉々しいっていうよりも、もう肉そのまま、ビーフそのもの。

ハンバーグにつなぎは使われていないようで、口に含むと噛む必要もないかのようにホロっとほどける。

そのせいでフォークを刺すと簡単に崩れてしまって、ちょっとばかり食べ難かったりもするけれど。

にしても、美味いなこのハンバーグ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

もし生肉がダメって人はペレットで焼くといいかも。

しかし肉の量に対してペレットの蓄熱量は全然おっつかない。

なので、あらかじめ注文時に焼き加減を「良く焼き」で指定したほうが無難だろう。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ハンバーグには刻んだタマネギが入っていない。

その代わりにハンバーグの下に炒めたタマネギのスライスが敷かれていて、甘みとコクをフォローしている。

いやー、よく考えられているなコレ。素晴らしいぞ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

食べても食べても、なかなか減らないハンバーグ。

事前に大量摂取した大学イモが、胃の中にズドンと居座っているせいでけっこう苦しくなってきた。

さすがにちょっとペースダウン。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

付け合わせのニンジンのグラッセでお口をリフレッシュ。

甘くて懐かしい味。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

そしてジャガイモ。

ううう・・・またイモか。

腹にたまる。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

「ご飯お代わり自由」

その自由を楽しみたいのだが、もう胃袋には余裕がない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

よし、だいぶ終わりも見えてきた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

ラストのひと口を胃に押し込んでなんとか完食。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

デザートの奥久慈卵プリンとカフェオレ。

プリンはまるでケーキのような見た目。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

Mサイズを注文したからか、2切れ分が出てきた。

なるほど。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

甘さ控えめ。

カラメルの苦みが抑えられていて、卵の風味が濃い。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

カフェオレをズズってフィニッシュです。

常陸牛カットステーキ200g

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

世の中には神から特別な能力を与えられた人間が存在する。

いわゆるギフテッド(=神からの贈り物を受け取った人)と呼ばれる人たちだ。

神から愛され、普通の人々が持ちえないような特殊な能力を授かった人たち。

実を言えば、かくいう私もある特殊な能力を与えられ、この世に生まれた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 粗びきハンバーグ

その特殊能力とは「臨時休業のお店にぶち当たる」というもの。

自分でもこの能力の発動条件がイマイチ分からないし、ついでにどんな時に使えばいいのかも全然わからないのだが、とにかくしょっちゅう臨時休業のお店を引き当ててしまう。

この日も自宅からかなり遠い(クルマで1時間ほどの)場所とある蕎麦屋さんへと出向いたところ、お店に入口には「臨時休業」の張り紙。

またもや特殊能力が発動して、ランチを食べ損ねてしまった。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

途方に暮れ、グーグーと鳴る腹を抱えながら地元へと戻り、ここ『ひまわり』へと飛び込んだ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり メニュー

ここ『ひまわり』はハンバーグ&ステーキの店。

だというのにハンバーグだけを食べて「ステーキはスルー」ってわけにもいかないだろう。

ということで、いっちょ奮発してステーキを食べることにした。

ステーキは「常陸牛カットステーキ」と「常陸牛霜降りステーキ」の2種類。

さて、どちらにしようか?

違いがよくわからないが、とりあえず安い方の常陸牛カットステーキを食べてみよう。

もちろん最大サイズの200gをオーダー。

ついでにサラダバーとアイスウーロン茶を一緒に注文した。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

スープはポタージュをチョイス。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

パスタ、マカロニサラダ、大学イモ。

もはやサラダと言えないくらい炭水化物だらけのサラダ。

残念なことに、この日の大学イモはイマイチだった。

店に行った時間が13時を過ぎていたため、大学イモは時間が経ちすぎていて、ちょっとベチャっとしていた。

美味しい大学イモにありつくためには、開店直後の早い時間を狙うべし。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

ほどなくして運ばれてきた常陸牛カットステーキ200g。

うっはー! こりゃ美味そう!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

付け合わせはいつものメンバー。

レギュラーゆえの安定感。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

ソースはわさびソースを選択。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

ピッカピカに輝くステーキ。

なんという美しい眺め。

ステーキって芸術になるんだな。

生肉のドレスを着てステージに立ったレディーガガの気持ちが、ちょっとだけ理解できた気がしたけど、いや、でもやっぱ、肉は食べるものであって、間違っても着るものではない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

わさびソースをちょっとだけ掛けてみる。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

ソースをなめてみると、鼻に強くツーンとくる。

オニオンっぽさと酸味。

和風ステーキソースにホースラディッシュっを合わせた感じ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

端っこの一切れをすくい上げてみると、フォークの上からはみ出た部分が「てろん」っと垂れ下がる。

固形と液体の境界ギリギリの所で、このステーキはかろうじて固形として形を保っている。

フォークに乗せただけで、この肉がめちゃくちゃ柔らかいことが十分い伝わってきた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

フルフルと揺れるステーキを口へと運んで噛みしめる。

ジュワァ・・・って、ええ?

お肉がいきなり液体になったぞ!

カレーは飲み物なんて言うけれど、ひょっとしてステーキも飲み物なのだろうか?

つか、コレ、美味ぇぇーーー!!

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

常陸牛のカットステーキ。

あらかじめステーキがカットされた状態で提供されるのは、おそらくお肉が柔らかすぎて、カトラリーのナイフではうまく切ることができないから、かもしれない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

なんとなくライスの上に乗せてみたものの、この肉はご飯とはあまり合わない感じ。

パンのほうが相性がいいかもしれない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

柔らかい常陸牛は、まるで素麵のようにスルスルと小気味よく胃の中へと滑り落ちていく。

茨城県ご自慢のブランド牛である常陸牛に対して「素麺のよう」と褒めるのってどうなのよ? と思いいつつ、でもそういう風に思ってしまったのだから仕方がない。

でもやっぱり、失礼な気がしなくもない。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

パクパクと食べ進めてきたのだが、しかしここで突然、問題が発生した。

味に飽きて、持て余す。

脂肪たっぷりの上等なステーキは、食べれてみるとやっぱり美味しいのだけれど、口というか舌といか、とにかく体がこれ以上の脂肪分を受け付けようとしない。

急激に体に設定されている脂の許容値の限界に達してしまった。

200gはさすがに多すぎたか?

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

たとえば、ご飯のお供の代表格である明太子、納豆、海苔の佃煮、それに塩辛など、それがいくら美味いといっても、さすがに1食で200gもの量を食べることはできない。

なんにでも適量ってものがある。

ちょっとだけでいいんだ。

それはこの常陸牛のステーキにも当てはまるんだな、とシミジミ思う。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

そんなことをボンヤリ考えていると、女性スタッフさんがやってきて「●●●の黒烏龍茶です」と熱い烏龍茶を置いて行って。

なにせボンヤリしていたもので、●●●の部分はよく聞き取れなかった。

それにしても、あれ? たしか冷たい烏龍茶を頼んだはずなのだが、これはホットの烏龍茶だぞ?

とりあえず飲んでみると、口から胃の中まで脂肪分が洗い流されたようにスッキリした。

おお、イイ感じ。

黒烏龍茶のおかげで口の中がリセットされた。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

常陸牛カットステーキ、たくさん食べたいのはやまやまだが、おそらく100gがベスト。

少し欲張ったとしても、150gが常陸牛のステーキを食事の最後まで美味しく食べられる最適なサイズだと思う。

200gはちと多過ぎた。

それにぶっちゃけ、A5等級とかの上等なお肉より、脂の少ない赤身肉の方が好きなんだよね。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

今にして思えば、この店で最初に食べた「和風ハンバーグ・常陸牛カットステーキ」で提供されたステーキの60g。

初めこそステーキ60gって「ちょっと少ないかな?」って感じたけれど、しかしその実、脂がのった常陸牛を美味しく楽しむにはちょうど良い分量。

美味しいものは少しだけだからこそ「ごちそう」なんだな、きっと。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

いい勉強になった。

でも結局いっつも食欲に負けて一番大きなサイズを注文しちゃうんだよな。

根がイヤシイせいなのかも。

もう40半ばを過ぎたのだから、その辺をもちっと自重しなければ。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり ナプキン

今回も使わなかった紙ナプキン。

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり 常陸牛カットステーキ

会計をしようとすると「ただいまドリンクのご用意をしておりますので、今しばらくお待ちください」と止められた。

席に戻ると、先ほど黒ウーロン茶を持って来てくれた女性スタッフさんがやってきて、今度は冷たいウーロン茶を置いて行った。

今更だけれども、ウーロン茶って脂っこい料理に良く合うな。

それにしても、さっきの黒ウーロン茶はなんだったのか? サービス?

にこにこステーキ&ハンバーグひまわり

美味しいステーキとハンバーグを頂いた。

これからは「ひまわり」という言葉を聞いたら、まっさきに連想するのはきっと「太陽」や「夏の日差し」ではなく、「ステーキ」や「ハンバーグ」という言葉になるのだろう。

ステーキ&ハンバーグひまわりの情報

ステーキ&ハンバーグひまわりの場所はこちら

駐車場はトリミングショップとの共同駐車場らしい。

楽に14台くらいは停められそう。

 ステーキ&ハンバーグひまわりの基本データ 

 住  所 

 〒311-0105 茨城県那珂市菅谷3872

 電 話 

 029-219-7144

 営業時間 

 月~金 11時00分~15時00分、17時00分~21時00分

 土、日、11時00分~21時00分

 定 休 日 

 なし

 Web 

  公式HP

  facebook

ステーキ&ハンバーグひまわりのメニュー

※ 価格は2021年のもの。税込み価格を表記

 ステーキ&ハンバーグひまわりのメニュー 

 ひまわり粗挽きハンバーグ 

 S(120g)
  1,056円
 M(180g)
  1,188円
 W(240g)
  1,408円
 L(300g)
  1,848円
 P(450g)
  2,398円

 黒毛和牛ハンバーグ 

 S(120g)
   1,320円
 M(180g)
   1,980円
 W(240g)
   2,640円

 和風ハンバーグ・常陸牛カットステーキ 

 S(90g)
  1,815円
 M(120g)
  2,035円
 W(180g)
  2,475円

 常陸牛カットステーキ 

  100g
   2,200円
  150g
   3,300円
  200g
   4,400円

 常陸牛霜降りステーキ 

  100g
   2,860円
  150g
   4,290円
  200g
   5,720円

 黒毛和牛ハンバーグ・常陸牛ステーキ 

   3,300円

 ネギ塩牛タンハンバーグ 

 S(120g)
   1,078円
 M(240g)
   1,419円

 ふっくらハンバーグ 

 S(120g)
   1,078円
 M(180g)
   1,199円
 W(240g)
   1,419円

 その他のメニュー 

 ハンバーグ&エビフライ
   1,518円
 ハンバーグ&カットステーキ
   1,408円
 若鶏鉄板焼きグリル
   1,078円
 お子様カレー
    748円
 お子様ハンバーグ
    748円
 サービスランチ(平日)
    979円
 ひまわりハンバーグとビーフカレー
  1,738円
 ひまわりビーフカレー(60g)
   1,408円
 ひまわりビーフカレー(120g)
   1,738円
 ハンバーグカレー
   1,573円
 チーズハンバーグカレー
   1,628円

 お得なセットメニュー 

 ドリンクセット
    209円
 サラダバーセット
    528円
 サラダバー・ドリンクセット
    693円

 ドリンク 

 哲学珈琲
    550円
 紅茶
    418円
 カフェオレ
    605円
 烏龍茶
    418円
 オレンジジュース
    418円
 パインジュース
    418円
 コーラ
    418円
 メロンソーダ
    418円
 カルピス
    418円

 デザート 

 奥久慈卵のプリン(S)
    198円
 奥久慈卵のプリン(M)
    385円
 奥久慈卵のプリン(L)
    550円
 ガトーショコラ
    495円
 イチゴのレアチーズ(期間限定)
    495円
 アイスクリーム
    418円
 ミニチョコパフェ
    605円
 ミニベリーパフェ
    605円
 スフレパンケーキ(プレーン)S
    748円
 スフレパンケーキ(プレーン)D
    968円
 スフレパンケーキ(チョコ)S
    858円
 スフレパンケーキ(チョコ)D
  1,078円
 デザート盛り合わせ
    968円

 アルコール 

 生ビールグラス
    429円
 生ビール中ジョッキ
    550円
 ウイスキー
    440円
 ハイボール
    418円
 焼酎
    440円
 グラスワイン
    550円
 ハーフデキャンタワイン
  1,650円
 ボトルワイン
  3,300円
 梅酒
    495円
 生酒
    990円
 ライチサワー
    440円
 オールフリー(ノンアルコール)
    418円

 おつまみ 

 フライドポテト
    418円
 オニオンリング
    418円
 若鶏の唐揚げ
    748円
 カマンベールフライ
    528円
 たこ唐揚げ
    528円
 サラダバー
    858円