【記念の森レストハウス】ひたち海浜公園の森の中のカフェ @茨城県ひたちなか市

みなさんこんにちは、ぼっちメシ研究所のjamです。

 

今日は茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園にいってきました。

我が研究所からひたち海浜公園までは5kmほどの距離。自転車で15分程度です。

本日の目的は3つ。

まず1つ目の目的はサイクリングロードをマイ・チャリで走ること。

ひたち海浜公園には11kmのサイクリングロードが設置されています。ここを我がチャリンコで走りたい。

本格的な食欲の秋を前に、少しでもカロリーを消費しておきたいところです。

 

そして2つ目の目的はコキア。秋に赤く染まるコキアは、春のネモフィラとならんでひたち海浜公園の大きな目玉になっています。

真っ赤に染まったコキアを写真に収めたい。

 

そして3つ目の目的。

これが本日のメインの目的です。

ひたち海浜公園の園内にはいくつかの飲食施設があります。その中の1つが記念の森レストハウス。

美しく色付いた紅葉の中、颯爽と自転車に乗って森のカフェでくつろぐ。そんな大人の休日。

さっそくお邪魔して来ましたのでレポートです。

西口ゲートから入園

ひたち海浜公園の西口ゲートからエントリー。入り口前の券売機で入園券を買って入口のお姉さんに渡します。

入園料は大人が¥450。

中学生以下は無料

シルバー(65歳以上)は¥210です。

ひたち海浜公園 サイクリングロード西口からの入り口

サイクリングロードの入り口。

サイクリングロードまでは自転車は押して歩くことになります。だいたい5分くらい歩くとサイクリングロードの入り口に到着。

この入り口にすぐそばに自転車のレンタルをしている建屋があります。

自転車のレンタル料金は、3時間あたり大人が¥400。子供は¥250。

詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

ひたち海浜公園のレンタル自転車の料金

お子様2人のご夫婦なら¥1800の出費。ちょっとお値段高めの設定のように思いますが、ひたち海浜公園の広さは東京ディズニーランドの約7倍

徒歩で園内を見て回るのはさすがにホネが折れます。子供の足ならなおさら。

ですのでお子様が自転車に乗れるお歳でしたら案外と自転車をレンタルするってのも悪くない選択肢なんじゃないかな、と独身貴族のjamは思います。

サイクリングロード利用者の9割はファミリー。残り1割はカップル。

お一人だけ本格的なロードバイクの方がいらっしゃいましたが、ここはロードバイクには向かないと思いますよ。なんせキッズたちが無軌道に走り回ってますんで。

ひたち海浜公園 サイクリングロード 秋の曇りの日

間もなく10月になろうというのに今日は30度にせまる気温、そしてどんよりと陰を落とす雲。

さらに紅葉にはまだほど遠く、かと言って新緑の眩しい季節でもない。

そして目の前を走るカップルは対面通行を完全無視して並んで走っている。

いきなりこんな状況に直面してさっそく帰りたくなりましたが、大人はそんな些細なことで動揺したりしません。

なぜなら大人というものは世の中に不条理なことが溢れていることを熟知していますからね。

ここはまず心を落ち着けて、そして次に乱れた呼吸を整えます。

ひーひーふー。

 

さて気を取り直して記念の森レストハウスを目指して自転車をこぎ出します。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 正面入り口

記念の森レストハウス入り口。

自転車をこいで5分ほどで最寄りの駐輪場に到着しました。駐輪場からレストハウスまでは50mあるかないかの距離。

こちら、森の中のカフェというよりも、すでに森の一部になりそう。すごい勢いでツタがはっています。

もはや森。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内

店内の様子。

森の中は快適でした。大きな窓から差し込む自然の光。窓の向こうに広がる緑。落ち着けるステキ空間。

イイじゃないイイじゃない。大人の休日はこうじゃないとね。

お店に入っても特に案内されることもないので、とりあえずお店のスタッフさんがいるレジの方へと向かってみます。

ちなみに、園内には結構な数の自動販売機とベンチ&テーブルが設置されています。なのでカフェを利用せずとも休憩は十分可能。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス メニュー01 

レジ前のメニュー。

メニューはこの写真以外にもあります。が写真は無し。

レジのお姉さんに注文をしてみました「あ、あの、ネモフィラ・ブルー・ティーひたちなか干し芋タルトをお願いします」

「はい、かしこまりました」。

この注文システム。こういうのって今は普通なんでしょうかね。

こういうシステムのお店にはちょっととまどいます。私がいつも行くようなお店では以下のようなやり取りがテンプレ化してるので。

jam「ガラガラー、こ、こんにちわー」

主人「あーい、らっしゃいませーッ!何名様で?」

jam「あ、ぼ、ぼっちです」

主人「あーい、ぼっち様カウンターにごあんなーい!」

こんなのが普通かとおもってたました。

オーダーを受けたお姉さんは静かにレジを打ち、「55番でお呼びしますので、少々お待ちください」とステキな笑顔でレシートを渡してくれました。じゃ、呼ばれるのを待ちましょうか。55番。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内 カウンター

カウンター。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 海浜応援ブレンドの説明

分からなそうで分からない。でも、やっぱりちっとも分からない説明の海浜公園ブレンド。

雰囲気だけでグイグイ押してきます。これでいいのか?

ひたち海浜公園 サイクリングロード 干し芋タルトとネモフィラブルーティー

干し芋のタルトとネモフィラ・ブルー・ティー。

そとの喫煙スペースでタバコを吸って戻ると、カウンターの上にすでに並んでました。

ひたち海浜公園 記念の森 ネモフィラブルーティー

ネモフィラ・ブルー・ティー。

これはホット。ティーカップの後ろには氷が入ったグラス。スタッフさん曰く「お茶は氷のグラスに移し替えてお召し上がりください」とのこと。セブンイレブンのコーヒーと同じ方式ですね。

あれ?じゃ、最初からグラスに入れて持ってきてくれればイイのに。なんてことは露ほども思いません。私は大人ですから。

ひたち海浜公園 記念の森 ネモフィラブルーティー アイス

氷のグラスにホット・ネモフィラ・ブルーティーを移し替えるとアイス ・ネモフィラ・ブルーティーに。

涼し気な佇まい。駄菓子屋に置いていあるジュースのような色合いにも見える。

肝心のお味は所謂ハーブティーですね。私、ハーブティーはあまり飲みませんが、カモミールは好きです。

これはローズヒップのような感じ。ちょっとクセがあるから、もしかしたら人によっては好き嫌いがあるかと思います。まぁ、記念だと思って。

ひたち海浜公園 記念の森 干し芋のタルト

ひたちなか干し芋のタルト。

これは温かいタルトでした。添えられた生クリームは、本来であればふんだんな乳脂肪を空気の泡が包み込み、私たちの味覚を楽しませるはずだったんでしょう。

ですが、残念なことに、目の前にある生クリームは温められたタルトの熱によって溶け出し、空気が抜けたただの液体へと戻ってしまっていました。

ちょっと残念。

これでいいのか?この生クリームっているのか?

ひたち海浜公園 記念の森 干し芋のタルト02

干し芋タルトの断面。

一般的なスイートポテトのタルトと、このひたちなか干し芋タルトの違いは何だろう?どこで差別化を図るんだろう?

このタルトはその名の通り干し芋が入っていました。それもけっこうな量が。これがスイートポテトとの差別化なのか。

なかなか美味しいです。バターが香ばしい。

しかし、この干し芋はこのタルトの美味しさにどれほど貢献しているのだろう?

あいにく、私の貧しい味覚ではその貢献度を計ることはできません。

茨城の名産品の干し芋を使った新しい商品は何かできないか、という発想は分からなくもないですが、ちょっと安易な気もします。

我が地元の人気スポットひたち海浜公園。応援したいので、ここはぜひ記事のタイトルを「このタルトが絶品!ひたち海浜公園に行くべきたった一つの理由」とか「ひたち海浜公園で干し芋タルトが絶対ススメな5つのポイント」とかにしたかったんですけどね。

そして最後に「いかがでしたか?」とか書きたかったんです。でもそれもちょっと。

なので結論は「よくわかりませんでした」ですかね。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内 サザ強し

店内にはサザコーヒーのラベルが張られてコーヒー豆がディスプレイされてました。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内 サザ強し02

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内 サザ強し03

海浜公園ブレンドカップオン160円。

ひたち海浜公園 記念の森レストハウス 店内 ブルーティーのTB

こちらはネモフィラ・ブルーティー。

ティーバッグ3つで500円。高いのか安いのか。

なにより気になるのは青いお花バタフライピーを使用したハーブティですの一文。えぇ、これってネモフィラじゃないの・・・?

このティーバックの正しい使い方を考えてみると、たとえば、自宅に招いたお茶友達に出したりすると喜ばれるかもしれません。ちょっとエバれるかも。少なくとも話のネタにはなりそうです。

私のようなぼっちが一人カフェで飲むようなシロモノではなかった気がします。

コキアを求めて見はらしの丘へ

さて、美味しいお茶と、ひたちなか市の名産品である干し芋をふんだんに使ったタルトと、青いお花バタフライピーを使用したハーブティー ネモフィラ・ブルー・ティーを頂きましたので、そろそろ真っ赤に染まるコキアを求め、見はらしの丘を目指します。

ひたち海浜公園 蕎麦の畑01

その途中には常陸秋そばの畑。

そしていよいよコキアとご対面。

ひたち海浜公園 青々としたコキア

青いコキアと、あいかわらず厚い雲に覆われてどんよりとした灰色の空。

そこには何かに取り付かれたようにみはらしの丘の頂上を目指す人たち。

まるで、宗教的な熱のほだされて聖地を目指す巡礼者の列のようにも見えます。

肝心のコキアはいまだ青々としていて、紅葉にはほど遠いありさま。

家でブロッコリーを眺めていればよかったような気がしなくもない。そんな気がした休日でした。

でもよく見てみると、コキアは少しづつ色付きはじめてますね。また何週間かあとに来てみようと思います。たぶん。

ひたち海浜公園の記念の森レストハウスについてのまとめ、と言うにはあんまりな駄文。

20年ほど昔、海浜公園のこのあたりは、いつでも車の通りは少なくて、でも田舎に見合わない立派な片側2車線の道路が通っていて、土曜日の夜には決まってゼロヨン(0-400m)のレース会場になってました。

カリッカリにチューニングしたGT-Rと、たまたま通りかかったクロカン4DWが400m先のゴールを目指して疾走するというシュールな田舎のサタデーナイト。

その会場の直ぐそこには海浜公園の観覧車。寂れた町の、寂れたモニュメント。

時は流れて今は昔。

今ではあの寂れて見えたモニュメントの前にはファミリーやカップルたちが長蛇の列を作ります。

あの頃からずいぶんと時が過ぎたもんだ。

 

私は食べ歩きの参考にするため、よくGoogle mapの口コミを見ています。

そこで、何気なく見てみた海浜公園の口コミの数はなんと10,000件を軽く超えていてたまげました。

茨城県の水戸を代表する日本三名園のひとつ偕楽園の口コミが4,000件。そして日本三大瀑布の袋田の滝は6,000件。

人気のバロメーターともいえる口コミの数で、ひたち海浜公園は両者にダブルスコアの圧倒的な勝利。

私「お? ひたち海浜公園ちゅーのが、えっらい人気やんけ! これ、ワシんとこのブログにでも載せたったら、PV数はうなぎ昇り間違いナシや!こりゃウハウハやんけぇ!」

なんていやらしいことは1ミリも思いませんでしたが、愛する地元の観光産業のために少しでも役立てればと心から思い、この記事を書きました。

いや、ホンマやで?

そんなわけでして、これから海浜公園の飲食施設の記事を書いて、ある程度の記事がたまったら雑にまとめて様子をみたいと思っています。

ひたち海浜公園はこちら

駐車場は広いし、混雑する連休などには付近の広大な空き地が臨時駐車場になります。

ですが、なんせ大渋滞なので車を停めるまでに時間がかかります。そしてやっと停めた駐車場から公園の入り口まで短くない距離を歩くハメに。広い園内に入る前にくたくたになる事請け合い。

できれば交通手段を電車に変えて、JR常磐線の勝田駅からシャトルバスの利用が楽かもしれない。片道¥300也。

ただし、車社会の田舎町。車が無いと不便なのも確か。うーん。