【勝田そば】すべての蕎麦好きのための蕎麦の楽園@茨城県ひたちなか市

今日はお蕎麦でモーニング

朝からお蕎麦。

それも立って食べる。

 

勝田そば

やあ諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

 

ふと最近の食生活を振り返ってみると、あまりお蕎麦屋さんに行っていない。

この頃はとんとご無沙汰だ。

これは由々しき事態。部類の蕎麦好きを自任する私が、最近ずっと蕎麦を食べていない。

こりゃおそらく血中蕎麦濃度も著しく低下していることだろう。

そのためか、土曜日の朝、衝動的に猛烈にお蕎麦が食べたくなった。

じゃ、今日はお蕎麦でランチ?

いやいやいや、ダメダメダメ!

それじゃ遅すぎる。ランチなんて、そんな悠長なことは言ってられない。そんなのんきは許されない。事態は緊急を要する。

わたしは渇いているのだ。蕎麦に。

この渇きは蕎麦でなければ潤すことができない。

今すぐにでもお蕎麦を胃袋に流し込まなくてはならないのだ。

050_茨城県ひたちなか市 勝田そば 勝田駅

というわけで、向かったのは勝田駅。

電車ではなくて、クルマで移動。

市営駐車場にクルマを停め、歩いて5分ほどで到着。

お店の外観

008_茨城県ひたちなか市 勝田そば

本日の朝食はこちら。

勝田駅の立ち食いそば。勝田そば。

店は駅の構内と外をまたいで立っている。

だから駅に入ることなく立ち食い蕎麦がいただけちゃう。

なんと、鉄道を使うことなく駅の立ち食い蕎麦が食べられちゃうのだ。

し、信じられない。画期的な発明だ。

これこそコロンブスのタマゴ的な発想。

きっとこういうのを神の一手って言うんだろうな。

ああ、なんて幸せなことなんだろう。朝からお蕎麦を食べられるだなんて。それも駅に入ることなくだ。

この幸せを全人類と分かちあいたい。

小さなお店の中には全人類の夢が詰まっている。

アメイジング・プレース・勝田そば。

041_茨城県ひたちなか市 勝田そば 外観

「名物 唐揚げ」

おや、唐揚げだって? そんなの、いつの間に勝田駅の名物になったのだろう?

039_茨城県ひたちなか市 勝田そば 営業時間

朝の7時から営業。

土日も朝からお蕎麦がいただけちゃう蕎麦喰いには夢のような場所。ワンダーランド。

040_茨城県ひたちなか市 勝田そば のれん

のれんをくぐって店内へ。

店内の様子

013_茨城県ひたちなか市 勝田そば 券売機

券売機。

ご飯、カレーライス、稲荷寿司、など、ご飯ものはことごとく×マークが付いている。

これって売り切れじゃなくって、米を炊いてないのでは。

218_茨城県ひたちなか市 勝田そば カウンター

カウンター。

お水はセルフサービス。

4人か5人ほどでいっぱいになるカウンター。

もちろん椅子なんて、そんな甘っちょろい物はどこにも無い。

ここでは立って食べるのだ。それがこの店の唯一絶対の掟。

王様も、奴隷も、貴族も、娼婦も。

誰も彼もが平等に立って食べることになる。これには一切の例外は存在しない。

ここではすべての人々が平等に扱われる。

016_茨城県ひたちなか市 勝田そば カウンター

このカウンターは低くて、おへそのちょっと上くらいの高さ。だから必然的にどんぶりを持って食べることになる。

天板の下は棚になっていて、カバンや荷物なんかを置いておくことができる。

037_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦の看板

オーダーはもちろん唐揚げ450円。

他のメニューも500円以下というお手軽さ。なんとワンコインでおつりが来ちゃう。

ボトムラインはカケそば290円。

うひゃー安い! これはありがたい。

さっそく唐揚げの食券を購入して、カウンター向こうの親父さんに渡す。実に人が良さそうな親父さん。

食券を受け取った親父さんは「蕎麦とウドンのどちらで?」

もちろん蕎麦! 蕎麦でお願いします!

そして注文から1分。いや、一分も経たずに「はーい、唐揚げ、お待ち~!」

唐揚げ蕎麦

023_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

蕎麦にどんと馬鹿デカイ唐揚げが浮かんでいる。

ああーいいね。なんだかいいね。

食欲ってものに対して、実にストレートな回答を突き付けている。

ちょっと乱暴で暴力的なほど、食欲と言う名のミットにド直球が投げ込まれる。

唐揚げ蕎麦といえば、千葉県我孫子市(あびこし)の弥生軒が何と言っても有名。

テレビドラマ「裸の大将」でおなじみの山下清画伯が勤務していたお店としてもよく知られている。

「ぼ、ぼく、お、お蕎麦が食べたいんだな」

そういや若いころ、1年ほど我孫子に住んでいたことがある。しかし1度も弥生軒を訪れることはなかった。今思えば悔やまれる。

025_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

唐揚げはサクッとしてない。それどころかちょっと冷たい。もちろん作り置きだろう。

だがそんなことは当たりまえっちゃ当たりまえ。注文が入るたびに、いちいち鳥肉を挙げていたのは、客の一番のニーズである「早く食べたい」という要求に応えることはできない。

作り置きで当たりまえ。だからこの際、そんな野暮なことは言いっこ無しだ。

どのみちこの馬鹿でかい唐揚げも、汁に潜らせちまえば揚げたてだろうが作り置きだろうがいっしょよ。

にしても、唐揚げデカイ。使用部位はモモ肉。

024_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

立ち食い蕎麦を食べるのは数十年ぶり、いやもっとかも。

昔はちょくちょく水戸駅の立ち食い蕎麦を食べたもんだ。

当時、水戸駅の立ち食い蕎麦屋は、カウンターが建物の中ではなかった。

調理場だけが建屋になっていて、そのまわりを囲うようにカウンターが配置される。だからカウンターとホームとを隔てるものは何もない。

そのせいで、ちょっとした風がホームを吹き抜けると、蕎麦屋の方からカツオと醤油のいい匂い漂ってきて、否が応でも食欲が掻き立てられた。

「次の電車が来るまでに食べちゃおうかな。いや時間的に無理かな、間に合わないか?」

いつもそんな葛藤と戦っていた。

それにあの頃は、カウンターの上に刻んだネギが入った缶が置いてあって、それを備え付けのトングだったか菜箸だったかで自由に取るスタイル。

「こんなにネギを入れたら、もしかして意地汚い客だと思われちゃうかな」と、何かに怯えながらネギを蕎麦の上にのせていた。

今、思い返せばあの緊張感ってのが意外と良かった。

お店の人に嫌がられないラインと、自らの欲望(食欲)を可能な限り満たすギリギリのラインを探りながら、ネギを取る。

その様は、どこか恋の駆け引きにも似ている。

 

いや、やっぱ似ていない。

お店の人に嫌がられてもいい。とにかくネギをドッサリと入れたい。

現在の立ち食い蕎麦、ここ勝田そばでは、あらかじめ蕎麦の上にネギがのって出てきた。

028_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

ちょっと濃い目の汁の中に、唐揚げから溶けだした油が良い具合。

こんなのがまたイイ。

メシなんてものはチャッチャと済ませて、次の仕事に備えるって感じが、とても良い。

これは私のような労働者に向けたメシ。

とにかく腹いっぱいに食べること。

そして血液と、それから細胞のすみずみにまで栄養やエネルギーを行きわたらせることが第一の使命だ。

だから常陸秋そばなんて、そんな洒落らくさいコト、言ってられない。

026_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

とはいえ、この蕎麦、意外と風味がしっかりしている。

蕎麦を食べてるって感じがちゃんとしている。

これ、なかなか侮れませんな。ちゃんとウマイのです。

高級な蕎麦粉では無い。なんだろうけど、しっかり蕎麦の味がする。これが企業努力ってやつか。

ちゃんと美味しいお蕎麦。

019_茨城県ひたちなか市 勝田そば 七味唐辛子

マスタードの容器っぽいコイツの中身は七味唐辛子。

もしここがアメリカで、そしてルート66沿いのダイナーだったならば、この容器の中身は間違いなくマスタードだろう。

しかしここは日本。

それに駅の立ち喰い蕎麦屋。

だったらこの中身は七味唐辛子。そう考えるが妥当だ。

にしても、七味唐辛子を入れるなら、ケチャップ用の赤い容器の方が良いんじゃないか?

とも思わなくもないが、とにかくこのマスタード容器の中は七味唐辛子。

しかし逆さに振っても七味は出てこない。

強く強くふってもなしのつぶて。

オーケー。ベイビー。悪い子猫ちゃんだ。

どうやらお仕置きが必要だ。

それなら、こんなのはどうかな?

と、力いっぱい、ギュッギュッギュッと容器を握りこむ。

そして予想以上に七味が飛び出してきて、蕎麦の表面を赤く染める。

ファッキン。

034_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

ちょっとかけ過ぎた七味唐辛子。

七味と言うだけに、七つの味と香りがするはず。なのだが陳皮とゴマが頑張ってくれてはいるものの、ほぼ唐辛子一色。

まあいい。細かいことは抜きにしよう。

アツアツの蕎麦と、それにかけすぎた唐辛子。このホットな組み合わせによって体は芯から温まる。

うんめー! ごっそさーん!

219_茨城県ひたちなか市 勝田そば 入り口

カラのどんぶりとお冷のコップを返却する。

224_茨城県ひたちなか市 勝田そば お知らせ

「当店はうどんとそばを同じ釜でゆでています」

だそうなので、蕎麦アレルギーの方はうどんもNG。お気を付けて。

「当店のお米は茨城産コシヒカリをしようしております!」の張り紙が。

でも、ご飯もの切れてるじゃん。

136_茨城県ひたちなか市 勝田そば 駐車場の精算

市営駐車場の精算。

30分以内の利用であれば無料になる。

駐車場と店までの往復で10分だから、20分以内に食べて帰れば駐車料金は発生しない。

もちろん、この日の駐車料金は0円。

海老天そば

137_茨城県ひたちなか市 勝田そば 雨の日

別の日。

やっぱり朝に蕎麦が食べたくなった。

この日は雨。

109_茨城県ひたちなか市 勝田そば 近くの駐車場

民間の駐車場の料金はこれくらいの相場。

132_茨城県ひたちなか市 勝田そば 駅前の通り

駅前のロータリー。

この目の前の通りの先にはみんな大好き「ひたち海浜公園」がある。

011_茨城県ひたちなか市 勝田そば 店の外観

036_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦

今日はえび天470円をオーダーした。

待つこと1分。

145_茨城県ひたちなか市 勝田そば エビ天そば

ああ完璧だ。

パーフェクトなビジュアル。

蕎麦といえば天ぷら蕎麦。こんなのをフォトジェニックって言うんだろうな。

どんぶりの中央をドーンと横切るエビ天。

蕎麦って食べ物の美味さ、そして魅力を雄弁に語っている。

蕎麦界のキング・オブ・キングス。

ああ、美しい。

ドンブリと言う名の丸いキャンバスに描かれているのは、蕎麦の楽園のそのもの。

079_茨城県ひたちなか市 勝田そば つまようじと箸

カウンターの上には箸置きが2つ。

カウンターの左側のすみっこに寄せて置いてあったので、他の客が取りやすいように真ん中にずらす。

大人の気遣い。

147_茨城県ひたちなか市 勝田そば エビ天そば

どんぶりを持ってお汁をすする。ズズズ。

あああ! 美味い!

まるで楽園だ。

ここは蕎麦好きのための楽園そのものだ。

旧誓約書に描かれたアダムとイブは、禁断の果実をかじり、神の楽園を追放された。

ロスト・パラダイス(失楽園)。

あの時、人間たちは神の楽園を失ってしまった。

しかし悲観することはない。

なぜなら今、人類はふたたび楽園を取り戻したのだ。新しい楽園を。

ここ、勝田そばこそがすべての蕎麦好きのための新たな楽園なのだ。

そう、人類の新たな楽園は、JR常磐線勝田駅に直結されていたのだ。

152_茨城県ひたちなか市 勝田そば エビ天そば

このエビ天がまたたまらない。

エビの旨味と風味をたっぷりと吸い込んだ衣が、蕎麦汁の上に脂をまき散らしている。

これまたB級グルメ的なジャンク感たっぷり。でもばっちり美味い。

一見すると体に悪そうで、その実ホントに体に悪そうだ。

しかし、そうは言っても美味いんだからしょうがない。

ジャンクな美味さに足を絡み取られ、深くてB級なジャンク沼へと引きづり込まれる。

抗えないB級グルメという快楽の沼。

ジャンキーな美味さの世界に、堕ちていく。

うっめー! ごっそさーん!

かき揚げ蕎麦+わかめ

003_茨城県ひたちなか市 勝田そば 市営駐車場

さらに別の日。

もちろん朝。いつものように市営元町駐車場にクルマを停めて歩く。

目指すのはもちろん勝田そば。

130_茨城県ひたちなか市 勝田そば 券売機

ずっと気になっていたかき揚げ390円。

食券のボタンには小さく赤い字で「人気 No.1」。

一番の売れっ子ってこと。

129_茨城県ひたちなか市 勝田そば 券売機

ついでにトッピングにワカメを追加。

ワカメ80円か。

かき揚げが390円だから、合計470円。

トッピングを追加しても1コインでおつりが来る。

118_茨城県ひたちなか市 勝田そば かき揚げそば ワカメトッピング

待つこと1分。

注文から提供までがべらぼうに早い。

よく考えてみると、カップラーメンの3分よりも駅の立ち食い蕎麦ってのは早く出来上がる。

立ち食い蕎麦はスピードが命。

ファストフード界のなかで立ち食い蕎麦ってのはズバ抜けた速さを誇る。

例えるならば、これはスター・プラチナ。

きっとそのうち、何秒かは時間を止めることが出来るようになると思う。

121_茨城県ひたちなか市 勝田そば かき揚げそば ワカメトッピング

ワカメ大好き。

かき揚げの油をまとった蕎麦に、さらに海の香りがプラスされている。

ズズズーとすすり上げる。

ああ、美味い。

片手でどんぶり持ち上げて口に寄せ、右手に持った箸で蕎麦をかっこむ。

これはボクシングでいえばクロスレンジの打ち合い。

しかし忘れてはいけない。このお蕎麦は、スピードとパワーを兼ね備えたスタープラチナ。

一口すすっただけで近距離パワー型らしい怒涛のラッシュが口の中に叩き込まれる。

オラオラオラオラオラオラオラ!!!

127_茨城県ひたちなか市 勝田そば かき揚げそば ワカメトッピング

相変わらず、出の悪い七味唐辛子。

このマスタード用の容器に入れるって、間違っているんじゃないのか?

そして悲劇は繰り返される。

また大量の七味唐辛子を蕎麦一面にぶちまけた。唐辛子まみれになるお蕎麦とかき揚げとワカメ。

ああ、こんなに短期間のうちに同じ過ちを繰り返すとは。これは学習能力の著しい欠如と言う他ない。

しかし、辛くてジャンクな蕎麦ってのもまたたまらない。

身体がぽっぽと燃えてくる。

うっめー! ごっそさーん!

けんちん蕎麦

 

114_茨城県ひたちなか市 勝田そば 勝田駅

天気の悪い3月の週末。

そんな日の朝食に、勝田そばは良く似合う。

017_茨城県ひたちなか市 勝田そば けんちん蕎麦

けんちん560円。

この店のメニューで唯1つの500円オーバーの逸品。フラッグシップ(旗艦)。

冬季限定ってんだから、コレ行っとかなきゃうそでしょ。

220_茨城県ひたちなか市 勝田そば 券売機

冬季限定のけんちん蕎麦560円。

208_茨城県ひたちなか市 勝田そば けんちん蕎麦

ひょっとして、メニューによってネギの盛り方が違うのか?

どんぶりの真ん中にドーンとネギがのっている。

野菜はニンジン、ダイコン、ゴボウの根菜が中心。

脂とコクのスポンサードは鶏もも肉が一手に担う。

根菜ファンにはたまらない根菜だらけの一杯。

212_茨城県ひたちなか市 勝田そば けんちん蕎麦

鶏肉から脂が滲み出ている。揚げ物がなくても十分なほどだ。

217_茨城県ひたちなか市 勝田そば けんちん蕎麦

マスタード用の容器に入った七味唐辛子も、だいぶコントロールできるようになってきた。

210_茨城県ひたちなか市 勝田そば けんちん蕎麦

茨城のソウルフードと言われるけんちん蕎麦。

これ、ほんとにソウルフードなの? 私はこの日初めて食べた。

それはさておき、根菜からにじみ出た出汁が効いていて美味い。

ちょっと鍋っぽいというか、鍋のシメっぽいというかそんな感じ。

ぜんぜん悪くない。いやいや美味い。

鍋の開始からシメに行くまでの途中経過をすべてとっぱらって、いきなりクライマックスを迎えている感じ。

一番いいところが、最初から出て来た。

映画で例えるなら、劇場の照明がおちた後にいきなりクライマックス。

映画開始の冒頭3分の時点ですでにE.Tが人差し指をさし出している。

自由の女神は砂に埋もれている。

シェーンはカムバックせずに馬に乗って去っていき。

ラピュタはいきなり天空に向かって浮上していく。

黒仮面のラスボスが「i’m your father.」とのたまって。

ボニーとクライドはいきなりハチの巣だ。

けんちん蕎麦、そんないきなりのクライマックス感にあふれた一杯。

エンダァァァァイヤァアアァァァア!

うっめー! ごっそさーん!

唐揚げ蕎麦+納豆

076_茨城県ひたちなか市 勝田そば 駅のそばの通り

またまた勝田そばで朝食を。

098_茨城県ひたちなか市 勝田そば 券売機

今日はコレ。主役は納豆。

茨城県民としてはどうしても納豆は外せない。

でも納豆だけってのもどうかと思い、メインは鳥から揚げ蕎麦にして、そのトッピングとして納豆を選んだ。

080_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦 納豆トッピング

当たり前だが、本当に納豆がのって出て来た。

086_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦 納豆トッピング

相変わらずドデカイ鶏唐揚げ。

この汁を吸ってグズグズになる衣がまたいい。

084_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦 納豆トッピング

 

093_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦 納豆トッピング

七味で納豆ってのは初めてだ。

097_茨城県ひたちなか市 勝田そば 唐揚げ蕎麦 納豆トッピング

納豆ってやつは蕎麦に限らず麺ものの具にするのは難しい。

それを痛感させられる。

なんとなくイメージでは、納豆の粘り気で麺に絡みつき口の中へってのを想像していた。

しかし納豆は麺にまったく絡まない。

納豆の名産地でもあり蕎麦の名産地の茨城県。その2大名産品である納豆蕎麦。

この2つの食べ物は、茨城県民にとっての夢のコラボレーション。

しかし、夢とというその幻想は脆く、いつでも儚い。

茨城県民の夢の集大成であるはずの納豆蕎麦という砂上の楼閣。

その白を成す砂たちが、スルスルと音を立てて指の間をすべり落ちていく。

現実はいつでも過酷で残酷だ。

ああ、納豆ってのは蕎麦には絡まない。

それが現実なのだ。

しかたがない。とりあえずどんぶりに口を付けて、蕎麦と納豆をいっしょにかき込む。

ズルズルズズズー。

あ、こりゃうんめー! こりゃたしかに納豆と蕎麦の夢のコラボ!

美味いよ納豆、それにお蕎麦!

それにしても、この納豆ってやつは蕎麦そのものよりも、むしろ出汁との相性がとても良い。

そういえば、最初は納豆ってご飯のお供ではなく、みそ汁の具にして食べるのがポピュラーだったんじゃなかったけ?

そんなことを何かで読んだ気もするが、間違っているかもしれない。記憶があやふやだ。

うーん、どうだろ、自分の記憶に自信がない。

ま、それはさておいて、納豆汁となった蕎麦の出汁が美味い。

ゴクゴクと飲みほす。完飲。

うんまー!! ごっそさーん!!

勝田そばの基本情報

勝田そばの場所はこちら

市営元町駐車場から400m、徒歩5分。

JR常磐線なら勝田駅。

水戸駅にもまったく同じ立ち食い蕎麦屋があるので、そちらもどうぞ。

駐車場の利用料金は30分以内なら無料。

058_茨城県ひたちなか市 勝田そば 市営元町駐車場のご利用案内

勝田そばの基本データ

 勝田そばの基本データ 

 住  所 

 〒312-0045 茨城県ひたちなか市勝田中央1
 ようするにJR常磐線勝田駅です

 電  話 

 なし

 営業時間 

 平日  7:00~22:00
 土日祝 7:00~21:00

 定 休 日 

 無休

勝田そばのメニュー

※ 価格は2020年03月のもの。

 勝田そばのメニュー 

 そば・うどん 

 とり唐揚げ そば・うどん 
   450円
 納豆 そば・うどん 
   390円
 かき揚げ そば・うどん 
   390円
 山菜 そば・うどん 
   400円
 かけ そば・うどん 
   290円
 月見 そば・うどん 
   350円
 ちくわ天 そば・うどん 
   410円
 わかめ そば・うどん 
   370円
 たぬき そば・うどん 
   360円
 きつね そば・うどん 
   390円
 カレー そば・うどん 
   410円
 えび天 そば・うどん 
   470円
 けんちん そば・うどん 
   560円

 トッピング 

 玉子
    60円
 揚げ玉
    70円
 納豆
   100円
 わかめ
    80円
 えび天
   180円
 かき揚げ
   100円
 きつね
   100円
 ちくわ天
   120円
 とり唐揚げ
   160円

 ご飯もの 

 カレーライス
   460円
 ミニカレーライス
   290円
 いなり寿司
   150円
 ライス
   150円