【焼肉大門】美味くてお得なランチのセットメニュー＠茨城県水戸市

水戸市青柳町にある焼肉レストラン大門でランチを頂いたので、そのレポートをお届けする。

焼肉大門について、ネットで情報を調べてみると、お昼時に提供しているビックランチというランチメニューが大変な人気のようだ。

狙いはビックランチ。それ一択だ。

焼肉大門へ向かう

やぁ、諸君ごきげんよう。

私がぼっちメシ研究所のジャムだ。

日々の気温が下がりすっかり寒くなった。いよいよ本格的な冬の到来。

今日は焼肉大門で、評判の焼肉ランチをたらふく頂き、この冬を乗り越えるために必要なエネルギーをゲットといきたい。

雨の土曜日。

焼肉大門のオープン時刻は午前１１時。私が駐車場に到着したのはその１５分前。オープン時刻のだいぶ前に到着してしまった。

駐車場はじにクルマを停めて、お店が開くのをぼんやり待つ。

「もう少し待てば、ご馳走だ」

まるで春の訪れを穴ぐらの中で待っている、冬ごもり中のクマのような気分だ。

お店は国道３４９号線沿いにある。

３４９号は片側２車線の道路なので中央分離帯がある。そのため、焼肉大門の駐車場へは、水戸市 ➡ 那珂市に向かう方向からしか入れない。

もし、那珂市 ➡ 水戸市へ向かう途中からUターンしようと考えているなら、それはおススメできない。この道の中央分離帯には木が植えられていて、対向車、とくにバイクが見えにくい。そのうえ信号も少ないから皆がみな結構なスピードで飛ばしてくる。

ここは大人しく、水戸方面からアプローチするのが賢明だろう。

店の前の駐車場はかなり広く、１２台は停められる。

入り口の立て看板によると、お店からすこし離れた場所に第２駐車場があるようだ。店からみて那珂市の側。

第２駐車場の写真を撮るのをすっかり忘れていた。

後日、google mapの航空写真で調べてみたところ、第２駐車場にも１０台程度は停められそうだった。

オープン時刻の午前１１時。

開店時刻きっかりにクルマを飛び出して、店の入り口へと向かう。

さあ、胃袋に春がやってきた。

駐車場の前い出ていた「準備中」の看板を、「営業中」に変えるためにやってきた店員さんと挨拶を交わした。

焼肉大門

店内の様子

小上がりは４人掛けの卓が５つ。６人掛けが３つ。

席の間は仕切りがあるので、プライバシーが保たれている。

　日曜、祝日はサービス・ランチがご提供出来ませんのでご了承ください！　大門　

今日はふつうの土曜日だと思っていたら、なんと祝日だった。

この日、２０１９年１１月２３（土）は勤労感謝の日。すっかり失念していた。

つまりは今日の大門は、ランチやってねーってことっす。

自分で言うのもなんだが、私はべつに勤労なタイプではない。

だから、そんな私の勤労に対して感謝されても困るし、なにより感謝されたとて、腹はふくれない。

感謝なんて要らないから、だから、せめてビックランチを頂くことはできないだろうか？

ぜひ評判のビックランチを頂きたかった。

しょぼーん、としていると、店員さんから「お好きな席へどうぞー」と勧められた。とりあえず窓際の４人掛けのテーブルに座った。

テーブル席は４人掛けが４つ。

テーブル間の距離が広くとってあるので、隣のテーブルを気にすることなく食事ができる。

この店にはさらに、１６人分の個室があるそうだ。

しかし、当然と言うべきか、ぼっち向けのカウンターは無い。

大きな窓に囲まれている席は、雨の日でも明るい。

店内の椅子やテーブルに脂ぎった感じはなく、とても清潔だ。

メニューを拝見。

セットメニュー

今日は祝日なのでランチメニューこそ無いが、その代わりセットメニュー、いわゆる定食があるようだ。

このセットメニューの中から今日のお昼ゴハンを選ぶとしよう。

※ 価格は２０１９年１１月のもの。

ホルモン。

いわゆる内臓。

野生の肉食動物は、獲物をしとめると、まず腹に噛みついて、内蔵から食べはじめる。

彼らは良く知っている。内蔵という部位こそが一番栄養があり、内臓こそが一番美味いということを。

よし、今日はホルモンをいっとこう。

ちなみに、肉食動物の群れでは、上位者が食事を終えると、群れの下位の者たちが残された肉を食べ始める。そして彼らの食事が終われば、獲物の残骸をそのまま残してその場を立ち去る。

その後に現れるのがスカベンジャー。つまりハイエナやハゲワシ、カラスなどの掃除屋たち。

初期の人類も、このスカベンジャーのグループに属していたらしい。

精神的な幼さのせいだろうか、私はいつも「お子様ランチ」的なメニューについつい目を奪われてしまう。

焼肉大門の「お子様セット」は６３０円で、なんとお土産付き。

とくに年齢制限などは書かれていないが、私でも注文できるのだろうか？

オーダーはダブルセット、牛ホルモン、桜ユッケ

 コチュジャンはテーブルに備え付けられている。

辛さ控えめ。

テーブルには店員さんを呼ぶためのボタンが設置されている。

このボタンを押すと、ファミリーマートに入店したときのあのチャイムが流れる。

ホールスタッフが３名もいらっしゃるので、ボタンを押してから待たされるなんてことは一切ない。

実にスムーズに注文が通り、スムーズに料理が運ばれてくる。

サラダ、ナムル、キムチ、タレの小皿が届いた。

サラダは、レタス、キュウリ、ニンジン、パプリカ、水菜、カイワレ。

ゴマドレッシングがかけられている。

ちゃっちゃと食べてしまったが、お口直しのために、少し残しておけばよかったと少し後悔。

ナムルは豆付きモヤシ、ホウレンソウ、ゼンマイ、白ゴマ。

ごま油と砂糖醤油のベーシックな味付け。

ごくごく普通のナムル。 

タレは甘めでしょっぱ目。

コクはそんなに、かも。

キムチ。

さっぱりしたタイプ。

ダブルセットが届いた。

上側にロース、下側がカルビ。いろどりに野菜がちょびっとついてくる。

カルビ。

グレードにバラツキがあるように見える。

このセットメニューのカルビは、並みのグレードのはずなので、サシが入った良いお肉はサービスしてくれたのかも。

ご飯はすごくツヤがある。

コシヒカリ。

このところ、色々なタイプのお米を頂く機会に恵まれている。それぞれ美味しいお米だった。

それでも、あらためてコシヒカリを食べてみると、そのバランスの良さに驚く。食味、香り、粘り、粒感。

「この米、よくできてんなー」と感心させられる。

大門のご飯、もちろん美味い。

スープはかなりアツアツ。

寒い雨の日だったので、この熱いスープはうれしい。

スープは、ワカメ、たまご、野菜の３種類の中か選べる。

このスープはワカメ。ワカメはかなり多い。

しかし、磯の香りって表現するほどの強い香りでは無い。それでもいい香りに違いない。

スプーンは平らで、スープを最後まで飲みやすい形をしている。

ちょっと塩気が強い気もしたが、ズビズビーと頂いた。

ガスロースターでお肉を焼く。

火加減は中火よりやや弱いくらい。じっくりと火を通せる、ほど良い火加減。

カルビ焼き上がり。

うん、美味い。

続いてロースも焼き上がった。

やっぱ、美味い。

カルビより脂の少ないロースの方がお好みだ。

こちらは追加で注文した「桜ユッケ」

桜とはもちろん馬肉のこと。

甘めのタレと、卵黄のコクと、レモンの酸味と、馬肉の旨味と、ごま油の香ばしさ。

これはもはや神の食べ物。

こちらも追加注文した「牛ホルモン」

味噌のような甘いタレに漬け込んである。

この席のテーブルは十分に大きいのだが、注文した皿が次々に並ぶと、さすがにちょっと手狭になる。

しかし、４人分の肉を一度に焼ける広い焼網があるのだから、これはしょうがない。

焼き網に載せたとたんに味噌タレの香りが立ち昇る。

食欲をそそる良い香りだ。

ちょと焦げた。

味噌だからしょうがない。

むしろ多少コゲがあったほうが美味しいと思う。

いや、負け惜しみではない。コゲがあったほうが良い。

繰り返すが、負け惜しみではない。

だが、次は焦がさないように気を付けようと思う。

とろけるような食感。

程よく脂が落ちてカリっと焼けた表面。

奥歯で噛みしめると、柔らかい肉からは旨味たっぷりの肉汁が溢れ出て口中に広がる。

ホルモンと味噌の相性はばっちりだ。文句なく美味い。

しかし、ホルモンを焼いている途中で気が付いたのだが、ホルモン用の取り皿がない。

よって、焼きあがったホルモンをタレの皿に載せたところ、とてつもなくしょっぱくなった。

何時ものように、カメラバッグを床に直置きしていたところ、若い男性のスタッフさんがカゴを片手にやってきて

「ことらにどうぞ」と気遣ってくれた。

ありがとうございます。

会計をしようとしたら、店員さんにデザートが残っていることを告げられた。

すっかりデザートの存在を忘れていた。

自分で注文したデザートなら忘れないのだが、セットメニューの一部に含まれていると、ついつい忘れてしまう。

そして運ばれてきたデザートがこちらのチーズケーキ。

イチゴの大きさと比べると一目瞭然の一口サイズ。

なんとも記号的なチーズケーキ。

これなら別にデザートは要らなった。なんならイチゴ２、３粒のほうが良かった気がする。

デザートと一緒に熱いほうじ茶が出て来た。

アツアツのほうじ茶。

脂っぽい食事の後にはとてもうれしい。

ごちそうさまでした。

焼肉大門のメニュー

※ 価格は２０１９年１１月のもの。

価格は税抜き。

他にもいろいろ。

焼肉大門の基本情報

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