【ホルモン焼き 竹のこ】極上ホルモン焼きのサイバーなお店@茨城県東海村

美味しいお肉を格安で提供してくれるのが、東海村にある「ホルモン 竹のこ」。

 

ホルモン焼き 竹のこ

やぁ諸君ごきげんよう。

ぼっちメシ研究所のジャムだ。

 

秋空の空の下、自転車に乗って、東海村のホルモン焼き竹のこへと向かう。

しかし台風が近いためか、向かい風が非常にキツい。

日ごろ溜めこんだ不摂生が、汗となって流れ出す。

東海村 たけのこ お店

風にも負けずにキコキコ走って、オープン2分前の竹のこに到着。

お店のわきの目立たないスペースで、お店が開くのをジッと待機。

道路を挟んだ反対側にあるファミレスの客の視線を感じながら、店が開くのを待つ。

やがて数分後、店先に暖簾が掛かり、準備中だった札は営業中へと替わる。

東海村 たけのこ 看板メニュー

暖簾をくぐる前に、お店の前に出ているメニューボードをチェック。

定食はA、B、Cとあり、それぞれが魅力的。

ホルモン焼きの店だからシロモツは外せない。

できればシロモツを軸において、それに豚ロース、または 牛カルビを組み合わせたい。

しかし、あいにくと、その組み合わせの定食は無い。

シロが絡むのは、B定食の「豚バラとシロ」のみ。

むむむ。いきなり悩ませてくれる。

店内の様子

オーダーを前に思わぬ事態に直面する。

なんとオーダーを取りに来たお店のお姉さんが超美人

なんてこった。

こんな村はずれのホルモン焼きの店で、こんな美人さんに出会うとは。

私の頭脳はサイズ的にも、そして能力的にも非常にコンパクトに作られている。

つまるところはポンコツ。

そのため、このような不測の事態にはめっぽう弱い。

ほどなくポンコツ脳は、司令塔たるその役割を完全に放棄した。

東海村 たけのこ お冷

チューハイ用のグラスで運ばれてきたお冷。

「ご注文はお決まりですか?」

「あ、あ、はい」

機能を停止したと思われていたポンコツが、かろうじて言語野に指令を送り、牛カルビと豚ロースのC定食、それに追加でシロモツ。そして韓国海苔をオーダーする。

ほんとはキムチを頼むつもりだったハズだが、思わぬ美人さんの出現に、すっかりココロと思考能力を奪われてしまい、気が付けば韓国海苔を注文していた。

「タレは辛口と甘口があります。辛口はニンニク入りですが、どちらにします?」

「あ、あ、じゃ、それでお願いします」

いや、どっちだよ。

東海村 たけのこ ダクト02

ふっと見上げるとダクト。

いや「ふっと見上げると」ってのはウソ。そこは言葉のアヤ。

お店に入るとすぐに目に飛び込んでくるダクトの数々。

東海村 たけのこ ダクト01

なんだか大友克洋っぽいというかスチームパンクっぽい。

オーダーを厨房に通した美人さんが戻ってきて、おもむろにロースターのスイッチをON。

「ここのコックで火力を調整してくださいね」

「あ、あ、はい。よろこんで」

東海村 たけのこ カウンターのダクト

ダクトはこんな感じでロースターの上に設置されてます。このダクトが煙を吸ってくれるってワケ。

素晴らしい。

これぞ人類の知恵と技術の結晶。

完璧すぎる排煙システム。

C定食の牛カルビと豚ロース+シロモツ(単品)

東海村 たけのこ C定食

厨房に引き返す美人さんを目の端で見送る。

美女は間もなく韓国海苔を持って戻ってきて、C定食とシロモツを目の前に並べてくれる。

オーダーから提供までがめっちゃ早い。

驚いたのは運ばれてきたお肉の質。

想定外の高グレード。このお値段で、こんなハイグレードなお肉を出しちゃうのか。

牛カルビと豚ロース。その上にネギ。

そしてご飯と漬物とみそ汁。

お漬物は古漬けに紫蘇の実。

唐辛子がピリと効いてる。

東海村 たけのこ ごはん

ご飯は炊き立てでは無いのだけれど、脇役なので舞台の進行に影響はない。

これは必要十分なキャスティング。

そしてこの茶碗、懐が深い。なので、見た目以上にごはん大盛り。

茶碗をもつとズッシリと重い。

東海村 たけのこ みそ汁

味噌汁。

ネギとわかめ。

東海村 たけのこ 豚ロース

こちらは豚ロース。

東海村 たけのこ 牛カルビ

そして、こちらが牛カルビ。

東海村 たけのこ シロ

シロモツには黒ゴマとネギ。

東海村 たけのこ シロ焼き

さっそくお肉を焼く。大人は一度に大量の肉を焼き網の上に並べてたりはしない。食べる分だけ少しづつ、焼き網に載せていく。

それが大人の美学。

しかし、このロースターがけっこうなクセモノ。

熱源となるガスの噴き出し口が、上辺と下辺に偏っている。お肉を焼き網の真ん中に置くと、なかなか火が通らない。

かと言って、ガスの噴き出し口に近いところに寄せると、肉から滴る脂でせっかくの肉が火だるまになる。アチチ。

吹きあがる炎に苦戦しつつも焼きあがったお肉をニンニクたっぷりのタレにつけ、口の中に放り込む。

すると肉はあっという間に口の中でとろけて・・・なんてことを脳みそが認識するより遥か前に、肉は喉をすべり落ちて行く。

そして、味覚から脳に繋がるホットラインには急を告げる警報が鳴り響く。

「ごはん隊の援軍を頼む! 至急ごはん隊の応援をこっちによこせ!」

ごはん!ごはん!

ごはん!ごはん!ごはん!

ここにきて相手の戦力を完全に見誤っていたことに気付かされる。

時ここに至るまで私は「んー、まぁ、ホルモン焼き屋のランチなんて、どうせホルモン焼き屋のランチくらいなモノなんでしょ?」と、タカをくくっていた。

深く考える事もなく、相手の戦力を過小評価していた。

ああ、私は愚かだった。

この肉は美味い。

そして、なによりスタッフのお姉さんは美人だ。誰にも文句のつけようは無い。

食欲の前に、大人の美学は完全敗北。

お皿に残っている残りのお肉を一気呵成に網の上に投入する。戦力の逐次投入など愚の極みだ。

大人の美学? そんなものは戦場では屁の役にも立たんのだ。

東海村 たけのこ シロ焼き上がり

シロモツの焼き上がり。

焼きあがったシロモツ、豚、牛。これをニンニクたっぷりのタレにちょっと付けて頬張る。

あーん、ごはん!ごはん!

東海村 たけのこ ファイヤー

火だるまになるシロモツ。

その身から溶けた出した脂はモツの表面を走るヒダが肉の上に留めてくれる。

しかし、それでもなお溢れ出る脂はロースターのガスに落ち、炎と煙をまき上げる。

まるで戦場だ。

シロモツ、牛カルビ、豚ロース。どれもがウマイ。

みんな違って、みんないい。

まさか戦場で、こんなに美味しいお肉をいただけるとは・・・

気が付けばあっという間に完食。

間違って注文した韓国海苔なんて、いつ食べたのかも思い出せない。

美味かった。

カツカレー

たけのこ 180 018

半年ぶりに竹のこへ。

たけのこ メニュー 180 002

消費税の10%引き上げにともない、ちょっとだけ値上がりしていた。

たけのこ 180 003

三元豚のかつカレーを注文。

たけのこ 180 016

10ほど待って、料理が運ばれてくる。

まずはサラダ。

たけのこ 180 008

そしてお味噌汁。

たけのこ 180 005

で、カツカレー。

相変わらずの盛りのよさ。

たけのこ 180 013

小ぶりなトンカツは5切れ。

小ぶりではあるけれど、しかしそんなことが気にならないくらいの肉の厚み。

たけのこ 180 006

「冷めないうちに、さっさと食べちまいな」

見慣れたソースのブルドッグが、そう言っているような気がする。

たけのこ 180 014

さすが肉自慢の店。

肉自体がとても美味いし、揚げ具合も、そのへんのトンカツの専門店にもまったく引けを取らない。

たけのこ 180 007

カレー・ルーがけっこう具沢山。

カレーといえば、その付け合わせは福神漬け。

この福神漬けって自家製なのだろうか?

レンコンがでかい。

カレーとトンカツで脂っぽくなった口を、見事にリフレッシュしてくれる。

ホルモン焼き竹のこ の基本情報

ホルモン焼き竹のこ の場所はこちら

駐車場は4台くらい?

ホルモン焼き竹のこ の基本データ

 ホルモン焼き竹のこ の基本データ 

 住  所 

 〒319-1117 茨城県那珂郡東海村東海3丁目3−35

 電 話 

 029-282-8818

 営業時間 

 11:30~13:30
 17:30~22:30

 定 休 日 

 火曜日

ホルモン焼き竹のこ のランチメニュー

生姜焼き定食とチキン南蛮定食が人気メニュー。

夜のメニューはまた別にあるみたいだ。

 

※ 価格は2020年のもの。

価格はすべて税込み。

 ランチメニュー 

 A定食(豚ロースと豚バラ)
     900円
 B定食(豚バラとシロ)
     750円
 C定食(牛カルビと豚ロース)
   1,000円
 生姜焼き定食
     900円
 三元豚のロースカツ定食
     950円
 三元豚のかつカレー
   1,100円
 から揚げ定食
     800円
 豚バラ丼(蒲焼風)
     600円
 チキン南蛮定食
     850円
 コロッケ地食
     500円
 カレーライス
     600円
 素ラーメン(醤油)
     400円
 ハンバーグと大海老フライ定食
     750円
 アジフライとコロッケ定食
     550円
 豚バラ
     550円
 シロ
     450円
 豚ロース
     750円
 鶏もも
     550円
 常陸牛特選カルビ
   1,350円